アイヌ民族の遺骨収集で北大の謝罪を受けた北海道アイヌ協会 「不信が解消されるわけではない」
2026年 8月 4日 17:41 掲載
アイヌ民族の遺骨を収集してきた問題について、北大からの謝罪を受けた北海道アイヌ協会は、「積み重ねられてきた不信が解消されるわけではない」とコメントを発表しました。
きのう(3日)、札幌市内で非公開で行われた北海道アイヌ協会の理事会に、北大の寳金(ほうきん)清博総長が出席しました。
寳金総長は、過去に北大が研究目的でアイヌ民族の遺骨を道内の墓などから収集してきたことについて、理事会の場で謝罪しました。
これに対し、北海道アイヌ協会は
「過去の研究と遺骨収集の問題について声明を出す、という決断をされたことに対し深く敬意を表します」
「しかし、この表明をもって過去の行為が許されるわけではありません」
「謝罪の言葉が発せられたからといって、失われた尊厳や奪われた時間、積み重ねられてきた不信が自動的に解消されるわけではありません」とコメントし、北大の今後の責任の果たし方を注視したい、としています。