高木美帆さん、国民栄誉賞記念品は「包丁」10本セット 第1号の王貞治さんは「鷲の剥製」、長嶋茂雄さん&松井秀喜さんは「金色のバット」
スピードスケートで日本女子最多となる通算10個の五輪メダルを獲得した高木美帆さんが4日、首相官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席した。スポーツ界での受賞は14例目。受賞者には慣例として100万円相当の記念品が副賞として贈られ、高木さんには「包丁(10本セット)」が贈られた。 【写真】黒髪&ワンピースで雰囲気ガラリ! 取材に応じた高木さんは、包丁を希望した理由について母・美佐子さんと一緒に料理をすることを思い描いたという。「(包丁の)ブランド名は(頭から)飛びました。理由としては私は今、競技引退して実家で過ごす時間も増えたなかで、親と過ごす時間も増えたので一緒に料理できたらいいなという思いと、母親の料理が好き。一緒に使えたら」と説明。包丁は「思ったより大きかったですね」と感想を語った。 「まずは眺めるところから。どの包丁が何に使えるか知るところから始めたいくらい料理は初心者。料理のバリエーションを増やせたら」と目標も明かした。 包丁の刃の部分にはそれぞれ「国民栄誉賞 高木美帆殿」「内閣総理大臣 高市早苗」の文言が刻印されている。 国民栄誉賞の最初の受賞者で1977年に受賞したプロ野球の王貞治さんには「鷲の剥製(はくせい)」、直近の受賞者である2023年の車いすテニスの国枝慎吾さんは「腕時計」が贈られた。 ▼過去に国民栄誉賞を受賞したスポーツ選手と記念品 ・1977年 王貞治(プロ野球)「鷲の剥製」 ・1984年 山下泰裕(柔道)「置き時計」 ・1987年 衣笠祥雄(プロ野球)「銀製レリーフ」 ・1989年 千代の富士(大相撲)「青磁製壺」 ・2000年 高橋尚子(陸上)「腕時計」 ・2011年 なでしこジャパン(サッカー)「熊野筆」 ・2012年 吉田沙保里(レスリング)「真珠のネックレス」 ・2013年 大鵬(大相撲)「掛け時計」 ・2013年 長嶋茂雄(プロ野球)「金色のバット」 ・2013年 松井秀喜(プロ野球)「金色のバット」 ・2016年 伊調馨(レスリング)「帯」 ・2018年 羽生結弦(フィギュアスケート)辞退 ・2023年 国枝慎吾(車いすテニス)「腕時計」 ・2026年 高木美帆(スピードスケート)「包丁(10本セット)」 ※なでしこジャパンは団体受賞。羽生結弦さんは、記念品を辞退。 ◆国民栄誉賞 1977年に野球で本塁打の世界記録を打ち立てた王貞治選手(当時)の功績をたたえるため、政府が創設。首相が授与式で表彰状や記念品を贈る。当初は広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える顕著な業績を残した個人が対象だったが、2011年にサッカー女子W杯で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」に贈る際、団体でも受賞できるように規定を変更。慣例として100万円相当の物品が副賞として贈られる。過去に27人と1団体が受賞。
報知新聞社