どうも高市首相は、避難所の体育館本体に入り、そこかしこで休む被災者を一人一人回って話を聞くことはしなかったようだ。私たちは首相さらには天皇陛下がそうして被災者の声を聴く姿を見てきた。もしそれをしなかったとなると、被災地を回ったと大手を振って言えなくなるが、その選択をしたようだ。
- 訪問した中学校は前日にクーラーが優先的に取り付けられたとの投稿もある。ある程度は仕方ないが、せめてそうでないところも訪問するとよかったのではないだろうか。その方が信頼も支持も上がったのではないか。早い段階の訪問だからこそ、そうした二面性を受け止める意義も大きかったであろう。絶好の機会を逃した訪問に見える。実は、国会終盤以降、高市首相はいろいろなチャンスを逃し続けているようにも見えるが、どうなるか。菅直人の被災地訪問の動画が改めて回っているが、まあ結果として高市首相は、菅直人の評価を上げたように思う。大事な場面を避けることが損になって跳ね返ってくる。こうして過去が蘇ることが歴史の第一歩。やはり上空から被災地を眺める機内の写真は、ドラマなどで必ず出てくる菅直人の図柄であり、誰もがあの高市首相の写真を見たとき、菅を思い浮かべただろう。そこから、菅と比べてどうだったかという話になる。もっとも菅はF1に行ったから、そこは論外だが、比べると避難所対応では菅も悪くないとなる。
- やはり避難所で床に膝をついて被災者に語りかけることはしなかった。そんな真似はしたくなかったのだ。歴代の象徴天皇のように被災者に寄り添う場面を撮られたくなかったのだろう。それは自分の矜持として最も見せたくない場面だった。感謝されることはあっても、被災者から仮にも不満をぶつけられたり
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