自白獲得目的の身柄拘束か 警察官と検事を刑事告訴 勾留後死亡の16歳少女遺族/兵庫県
兵庫県警の警察官と神戸地検の検事が自白を獲得する目的で職権を乱用して当時16歳の少女を逮捕、勾留したなどとして、不起訴後に亡くなった少女の母親が警察官と検事を刑事告訴していたことが分かりました。 動画▶警察官と検事を刑事告訴 勾留後死亡の16歳少女遺族
7月31日付で特別公務員職権濫用等致死傷などの疑いで当時の兵庫県警明石署の警察官3人と神戸地検の検事1人に対する告訴状を県警に提出したのは、兵庫県内に住む16歳少女の母親です。 告訴状などによりますと、障害者福祉施設で働いていた当時16歳の少女は、2025年2月、隣にいた人にかみつこうとした利用者を制止しましたが、4カ月後、暴行の疑いで逮捕、勾留され、その後不起訴になりました。 無実を訴えていた少女は、取り調べの中で自白を迫られるなどして、急性ストレス障害やPTSD・心的外傷後ストレス障害などを発症。 摂食障害に陥り、不起訴からおよそ5カ月後、低栄養状態によって16歳で亡くなりました。 告訴状では、警察官3人と検事が共謀し、自白を獲得することを目的に逮捕・勾留の根拠や必要性がないことを認識しながら18日間にわたって少女の身柄を拘束したほか、救急搬送や体調不良の訴えに対し、必要な措置を取らなかったなどと主張しています。 告訴状の提出について、遺族の代理人弁護士は、8月3日午後、東京の日本外国特派員協会で森まさこ元法務大臣と記者会見を開く予定です。