僕はしていました。
めちゃくちゃしていました。
AIが世の中で騒がれ始めた頃から、「これは仕事のやり方が根本から変わるぞ」と思って、画像生成AIや文章生成AIを試し、社内業務に応用できそうな方法を検証し、結果を資料にまとめ、周囲に共有していました。
「この作業、今まで2時間かかっていたけど、AIを使えば30分になります!」
「こういう使い方をすれば品質を落とさず工数を削減できます!」
などと、意気揚々と報告していたわけです。
今思えば、だいぶ元気ですね。
当時の僕は、役に立つ情報を共有すれば、当然みんな喜ぶと思っていました。
同僚の負担が減る。
全員が幸せになる。
いわゆる「三方よし」です。
ところが、実際にはそうなりませんでした。
たとえば、8時間かかっていた仕事をAIで4時間に短縮したとします。
僕は心のどこかで、その4時間を別の研究や品質向上に使えると思っていました。
4時間で終わることが分かると、次からその仕事は「4時間で終わる仕事」になります。
給与は変わりません。
つまり、
のではなく、
になるわけです。
なるほど。
効率化とは、仕事を減らすことではなく、同じ時間に詰め込める仕事を増やすことだったのです。
知らなかった。
誰か先に教えてほしかった。
僕はしばらく、「みんなAIに興味がないのかな」と思っていました。
社内のAIタスクフォースで共有されるのは、無難なツール比較や、数分単位の小さな時短事例ばかりです。
もちろん、それ自体は悪くありません。
ただ、僕が期待していたのはもっと大きな話でした。
人員配置を変える。
役割分担を見直す。
そこで僕は思っていました。
「なぜ誰も真剣に取り組まないんだ」
今にして思うと、真剣に取り組んでいなかったのではありません。
さらに、周囲への説明、教育、質問対応、トラブル対応まで担当させられます。
場合によっては、作った本人よりも上司のAI推進実績として報告されます。
そりゃ隠すわ。
Forbes JAPANの記事に、「シャドーAI」という話が出ていました。
要するに、優秀な社員ほど、本当に効くAI活用法を会社に公開せず、個人の中だけで使うという現象です。
これを読んだとき、かなり腑に落ちました。
報酬はない。
通常業務も減らない。
責任だけ重くなる。
その状態で「知識を共有しましょう」と言っても、合理的な人間ほど黙ります。
「これは全社展開できます!」
「資料にまとめました!」
周囲からすると、
と思っていたのかもしれません。
相手からすると、工数削減という名の新しいノルマを持ってくる人だった可能性があります。
管理職は、失敗せずに報告できる成果が欲しい。
全員がそれぞれ合理的に動くと、どうなるでしょうか。
表を増やす。
資料を長くする。
一方で、人員配置や評価制度、管理職の役割には手を付けません。
誰かが悪意を持って偽装しているわけではありません。
各自が自分の立場を守った結果、組織全体として偽装に見える状態が生まれるのです。
悪い意味で。
ここまで考えて、ようやく自分がなぜイライラしていたのか分かりました。
良い技術を見つける。
共有する。
みんなで改善する。
貢献した人が評価される。
技術の正しさより、利益、責任、評価、権限、既存の立場が優先されます。
その情報によって、自分の仕事が増えるか、立場が脅かされるか、誰が責任を負うのか。
人はそちらを見ています。
僕は「正しい提案なら通る」「便利な情報なら喜ばれる」という自分の価値観を、周囲にも適用していました。
そんなことはありません。
不満も多いです。
良い方法を見つけたら、共有しなければならない。
それを周囲は「真面目」と呼んでいたのだと思います。
こちらとしては使命感です。
会社からすると、追加料金なしで改善活動までやってくれる社員です。
便利ですね。
今回のことで、正直かなり仕事のやる気がなくなりました。
自分が信じていたものが、急に子供じみた幻想に見えたからです。
ただ、誠実さや知的好奇心そのものが間違っていたとは思いません。
しかし、会社から還元されない改善活動に、無制限に情熱を投入するのはやめます。
AIで便利な方法を見つけても、まずは自分の仕事を楽にするために使う。
共有する場合は、評価、担当時間、権限、通常業務の削減など、何が返ってくるのかを見る。
全社展開できるレベルのノウハウは、善意ではなく専門労働として扱う。
そして、仕事から引き揚げた知的好奇心は、個人制作に向けます。
プロダクトを作る。
新しい技法を試す。
誰にも説明を求められず、役に立つかどうかも問われず、面白いからやる。
そのくらい分けた方がいいのだと思います。
しかし、効率化した利益が社員に還元されない組織では、その技術は共有されません。
そして会社は、「なぜ社員はAI活用事例を共有しないのか」と首をかしげます。
答えは簡単です。
共有すると損をするからです。
僕はその仕組みに気づくまで、かなり時間がかかりました。
でも、今後は違います。
真面目さを捨てるのではありません。
AIで最初に効率化すべきだったのは、作業工程ではなく、僕の無償の使命感だったのかもしれません。
読んでないけどこんな長文出力してたら、そりゃ仕事も増えますよね
労働密度が上がることなんて最初から分かってる。 だから俺はGithub Copilotを一度も使わず会社に対抗している。
こなせる仕事の量が増えたときに、それに応じて会社の利益がちゃんと増えていますかって話。
興味ない! dorawiiより
AIで嘘の話を書くな
この文章がAIかどうかはさておき、こういう頭のカタイ人は一定数いる。 もっと平易に簡潔に語れることを、小難しい言葉でご立派に整えてるんだけど、考え方のカタイ人間ってほんとに...
増田の場合、AIに文字列生成させる時は「必ず」文字数を指定したほうが良いよ。 こんなAI水増し臭ぷんぷんの長文、もう通用せん。 たぶん増田の書きたいことだと200字くらいで生成させ...
あのさあ、文中にとくに必要もない小タイトルを付けまくるとAI丸出しの文章になるの、いい加減に学習しろよ せめて削除しろ
THE日本企業あるある 損するだけやで
仕事をしていない増田は無反応
会社でAI活用を共有しまくったらどうなるかAIに聞いておけばよかったのにね やっぱり道具は使いよう
「AIで仕事を効率化したら、なぜか僕の仕事だけ増えた話」を読んだ。 8時間かかっていた仕事をAIで4時間にしたら、4時間早く帰れるようになるのではなく、残りの4時間に別の仕事を入...
僕は,人間が書いたものを読みたいから,AIが書いたものはsageだったんだけどね これはage 気色悪いから
Gnuplot使えよ