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<産経抄>パンダのしっぽは白か黒か 習近平主席も記憶汚染されている?

記者会見する、武石知華さんの遺族(手前中央、右)と代理人の唐沢英城弁護士(同左)=7月30日、東京・霞が関の司法記者クラブ(相川直輝撮影)

パンダのしっぽの色は白か黒か。これが結構、難問なのである。メディアでつくられた先入観にどっぷり浸(つ)かったわが脳は、しっかり間違えてしまった。東京・渋谷のBEAMギャラリーで開かれている「記憶汚染展」(9月6日まで)は、我々の記憶と現実のあやふやさを教えてくれるちょっと怖い展覧会だ。

▼多くの人が事実とは異なる記憶を共有している現象をマンデラ効果という。現実のネルソン・マンデラは、27年の獄中生活を終え、南アフリカの大統領になるのだが、「マンデラは1980年代に獄中死した」と思い込んでいる人が世界中にかなりいるんだとか。

▼同志社国際高校の生徒らが亡くなった沖縄県辺野古沖の抗議船転覆事故でも、学校側に強烈な思い込みがあった。第三者委員会が公表した報告書によると、安全性に関する議論は学校内で一切、なされなかったという。

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