京都大で教授陣が猛抗議「総長選考のプロセスがひどすぎる」…”国際卓越研究大学”認定の裏で起きていた「深刻なトラブル」
連載『ルポ:国立大学の崩壊』第4回前編
京都大が国際卓越研究大学の第3号に認定
7月31日、京都大学は「国際卓越研究大学」の第3号に正式に認定された。
国際卓越研究大学は、世界最高水準の研究大学を目指す大学に、政府による10兆円ファンドの運用益から助成する制度だ。第1号に東北大、第2号に東京科学大が認定されている。京都大には’26年度に約200億円が助成される。
また7月3日には、国際卓越研究大学の認定等に関する有識者会議(アドバイザリーボード)によって認可の水準を満たし得ると判断された、京都大の「体制強化計画」も公開された。
最も大きな改革は、研究組織と教育組織を分離した上で、研究組織についてはこれまでの「部局」(文学部や法学部など、教員たちが属する既存の組織単位)や、部局の中にある「小講座」(研究室のようなもの)を廃止すること。
そして、すべての研究者が専門とする学術領域に基づいて集団を作り研究教育を展開する「デパートメント制」に移行することだ。