日本郵政でビルなど建物の骨組みや耐震性を左右する構造設計の専門家だった男は、数々の大規模な建設プロジェクトで構造設計の責任者を任されていた。その裏で、特定の鉄骨加工会社側から高級クラブでの接待や現金の提供を繰り返し受けていた疑いが浮上している。
警視庁は、日本郵政グループの大規模建設工事をめぐり、この会社を下請けに加えるよう働きかけた見返りに接待や現金の提供を受けたとして、元社員の男を日本郵政株式会社法違反(収賄)の疑いで書類送検した。
捜査関係者によると、会社側との関係は元社員が日本郵政に入る前に始まり、20年以上続いていた。日本郵政への出向後に受けた接待や現金などは、総額約1億円に上ると警視庁はみている。
高級クラブにフレンチ 「接待漬け」の疑い
1997年、元社員は東京都…