長女(18)への暴行容疑で5月25日に現行犯逮捕され、翌26日にプロ野球巨人の監督を辞任した阿部慎之助前監督(47)が、現在の生活と球界復帰への思いを明かしたと、NEWSポストセブンが8月1日に報じた。6月中旬に不起訴処分となった阿部前監督は7月下旬、同誌の取材に応じ、巨人の試合を見て応援していると話し、監督復帰を求めた13万筆を超える署名にも感謝した。橋上秀樹監督代行(60)のもとで巨人が首位争いを続ける中、阿部前監督が再び巨人の監督を務める日は来るのか。
巨人・阿部慎之助前監督の暴行事件 時系列
逮捕・辞任から起訴猶予、復帰を巡る動き(2026年5〜8月)
阿部慎之助氏は2026年5月25日、長女への暴行容疑で現行犯逮捕され、翌26日に巨人監督を辞任した。6月9日に書類送検され、東京地検は6月15日、不起訴処分(起訴猶予)とした。辞任後には監督復帰を求める署名が13万筆を超えた。巨人の山口寿一オーナーは多くの励ましを「ありがたい」と述べる一方、監督人事については署名とは「別物」と説明した。その後、阿部氏はNEWSポストセブンの取材に応じ、署名について「とってもありがたかった」と語った。
現行犯逮捕から起訴猶予まで
現行犯逮捕
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釈放
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監督辞任
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書類送検
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起訴猶予
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監督辞任と復帰を求める署名の動き
監督辞任
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復帰署名開始
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復帰署名13万869筆
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署名・要望書送付
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署名到着
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球団見解
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本人コメント
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現行犯逮捕を巡る見解と国会答弁
| 佐藤誠氏(元警視庁捜査一課刑事) | 自身のXで、逃亡や証拠隠滅のおそれがないとして、現行犯逮捕まで必要だったのか疑問だとの見方を示した。 |
|---|---|
| 浦川祐輔氏(弁護士) | 自身のXで、通報から時間が経過していたとして現行犯性に疑問を呈し、違法逮捕だった可能性があるとの見方を示した。 |
| 桜井ヤスノリ氏(弁護士) | 自身のXで、犯行直後の同一場所で、犯人と犯行の明白性や時間的・場所的な接着性が認められるとして、現行犯逮捕は適法だとの見方を示した。 |
| 高野敦氏(元警視庁捜査一課刑事) | 自身のXで、現行犯逮捕が違法だったとの見方を否定する一方、逮捕の妥当性は別の問題だと指摘した。 |
| 参院法務委員会() |
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阿部慎之助氏のプロフィール
| 名前 | 阿部 慎之助(あべ・しんのすけ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1979年3月20日(47歳) |
| 出身地 | 千葉県 |
| 職業 | 元プロ野球監督、元プロ野球選手 |
| 学歴 | 東京・安田学園高校、中央大学 |
| 身長・体重 | 180cm・97kg |
| 投打 | 右投げ左打ち |
| 背番号 | 10(現役時代)、80(2軍監督・1軍コーチ時代)、83(1軍監督時代) |
| ポジション | 捕手、一塁手 |
| 通算成績 | 2282試合、打率・284、2132安打、406本塁打、1285打点 |
| タイトル・表彰 |
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| 主な経歴 |
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| 指導歴 |
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| 監督成績 |
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阿部慎之助氏、巨人を応援し球界復帰を望む
NEWSポストセブンによると、阿部前監督は辞任後、自宅を中心に生活し、以前より酒も控えている。子供たちは変わらず学校へ通っているという。
同誌は7月下旬、都内のスーパーで買い物をしていた阿部前監督に直撃取材した。巨人の試合を見ているか尋ねると、こう答えた。
「観てる観てる、応援してる。みんな頑張ってくれてるから嬉しいよ」
監督復帰を求めて13万筆を超える署名が集まったことには、感謝を示した。球界への復帰については、こう語った。
「もちろん、そうしたい気持ちもあるけど……僕だけのアレじゃできないから」
署名については、巨人の山口寿一オーナー(69)も7月16日、「大変多くの方々から励ましをいただいたのは球団としても本当にありがたい」と感謝した。一方で、「ただ、監督の人事をどうするか、それはまた別の話になるということですよね」と話した。
阿部慎之助氏の復帰を願う声、厳しい見方も
8月1日のポストセブン報道後、X(旧Twitter)では次のような反応があった。
「庶民派スーパーで突撃したことは置いておいてこれは泣いてまう残していってくれた大切な財産で絶対日本一なるからな、見てろよ阿部慎之助」
「阿部監督おかえり待ってます 試合見て応援してるの嬉しい 署名した甲斐があった 落ち着いたらまた巨人をよろしく またあの采配が見たい」
「やはり球界復帰は厳しいのか せめて解説者としての機会はあっていいと思う」
橋上監督代行の就任後、巨人は白星を重ねた。前半戦を終えた時点で阪神と並ぶ首位に立ち、監督交代後の貯金は8となった。
巨人の来季監督、松井秀喜氏ら複数候補浮上
異例のシーズン途中辞任となった阿部前監督の後任人事について、すでに球団側は候補者の選定に動き始めているようだ。
監督は生え抜きの球団OBが務めるという不文律がある巨人で、球団史上初めてシーズン途中に生え抜きではない監督代行となった橋上監督代行の指揮は、今シーズン終了までの一時的なものだ。山口オーナーは7月16日、来季の監督人事について「何も決まっていない。またそういったことをすべき時期でもないと思っています」と説明したが、複数のメディアが巨人関係者の話として具体的な名前を挙げている。
昨年電撃退団したばかりの桑田真澄前2軍監督(58)や、2016年から2018年まで巨人の監督を務めた高橋由伸氏(51)、これまで何度も巨人の監督候補として名前が浮上してきた巨人OBの松井秀喜氏(52)、監督としてソフトバンクを5度の日本一に導いた巨人OBの工藤公康氏(63)らだ。
5月27日の「週刊文春」報道によると、チーム関係者の話として、後任候補に川相昌弘ディフェンスチーフコーチ(61)の名前が急浮上しているという。一方、FRIDAYは、高橋氏や巨人のオーナー付特別顧問、原辰徳氏(68)の名前が最も挙がっているとする巨人OBの話を伝えた。
原氏といえば、2度目の巨人監督を務めていた2012年に「ジャイアンツは慎之助のチーム」と語るほど阿部前監督を評価し、3度目の監督を辞任した2023年のシーズンオフには、自ら阿部前監督を後継に指名した。
現在、米大リーグ・ヤンキースのゼネラルマネジャー(GM)付特別アドバイザーを務める松井氏は、野球日本代表「侍ジャパン」の次期監督就任が取りざたされていたが、井口資仁氏(サンケイスポーツ専属評論家)の監督就任が発表された。桑田氏は昨年に巨人を退団した後、プロ野球の2軍戦に参加しているオイシックスのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に1年契約で就任したばかりだ。
シーズン途中で予定外の辞任という混乱の中、松井氏、高橋氏、桑田氏らの準備が整うまで、巨人の〝純血主義〟と過去3度の監督経験を持つ原氏が4度目の監督を務めるのではないかとみる声も少なくない。
坂本勇人内野手を引退させ監督へ?不安の声
そしてファンたちの間では、不穏な見立ても広がっている。高卒2年目からショートのレギュラーに定着したチームの顔で、2023年のシーズン終盤には体への負担を考慮してサードにコンバートされ、近年は出場機会が減っている坂本勇人内野手(37)を今季限りで引退させ、来季からそのまま監督に据えるのではないかという予想だ。
2015年に現役を引退し、直後に監督へ就任したものの、2016年は2位、2017年は4位、2018年は3位と不完全燃焼だった高橋氏の「前例」を引き合いに、Xでは心配する声が相次いでいる。
「お願いだから、坂本勇人を無理矢理に引退させて来季の監督にするような事は止めてくれよな。高橋由伸を見てて本当に可哀想だったから。何なら彼にもう一度チャンスを与えてあげて欲しい。またこんなタイミング、本人がやる気かは分からないけどさ…」
「坂本勇人の引退試合で花束を渡すのは先代主将の阿部監督であってほしかった今は阿部監督のせいで坂本が引退させられるんじゃないかと危惧している」
「坂本を強制引退させて監督にするって...かつての由伸じゃん流石にこれはあんまり良くないような気がする」
坂本は阿部前監督が辞任した5月26日、報道陣に対し、「野球選手である以上、明日も試合がある、チームとしても個人的にも監督に対して思うことはたくさんありますけど、チームとしても前を向いて頑張る」「僕もプレーヤーである以上その気持ちは変わらない、今までと変わらずしっかり試合に備えてやりたい」とコメントした。
岡崎郁氏が坂本勇人内野手の監督適性を評価
坂本の入団1年目に2軍の打撃コーチ、1軍の主力になっていた2012年には1軍のヘッドコーチを務めていた巨人OBの岡崎郁氏(65)は、YouTubeチャンネル「アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】」で5月28日に公開した動画の中で、監督候補として坂本を高く評価した。
「(今の選手の中に)将来的に巨人の監督に間違いなくなって成功するのは坂本勇人しかいないね」
「基本的に野球知ってるってことと、やっぱり精神力がある。うろたえない。優しさと強さと両方ある。優しいだけの人はたくさんいるけど、彼は優しさと、そのある意味、冷酷さも持ってる」
「長く監督やると思うよ、坂本」
ただし岡崎氏も、坂本の監督就任は「もうちょっとキャリアを積んでからだろう」と前置きしている。