2026-08-02

ChatGPTに2ch洒落怖作らせるの楽しい

212 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:17:44 id:qN3v/8Ho

これも落ちない話。人が怖いってやつ。

二十四のとき、初めて一人暮らしした木造二階建てアパート202号室。

隣の201に、四十代くらいの男の人が住んでた。田所さん(仮名)。

すごく感じのいい人だった。会えば必ず先に挨拶してくれるし、声も柔らかい

引っ越し挨拶に行ったら、逆にタオル貰った。「こちらこそ、よろしくお願いします」って。

213 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:20:03 id:qN3v/8Ho

住み始めて二ヶ月くらい経った頃から、少しずつ引っかかりだした。

回覧板を渡しに行くと、必ず「今日は早いですね」とか「昨日はお帰りが遅かったですね」って言われる。

最初は壁が薄いからだと思ってた。実際薄かったし。

でも、だんだん細かくなる。

「木曜は自炊されないんですね」

洗濯、火曜と金曜でしたっけ」

「先週、二日ほどお留守でしたね。ご実家ですか」

全部合ってた。

言い方は本当に優しいんだよ。世間話の顔で言う。だからこっちも「あー、はい」って笑って返しちゃう

215 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:23:31 ID:wa.Uk52A

それ普通に無理

216 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:29:55 id:qN3v/8Ho

冬にブレーカーが落ちて、廊下の共用灯も消えたことがあった。

真っ暗で、俺が廊下スマホライト点けてたら、201のドアが開いた。

田所さんが「大丈夫ですか」って懐中電灯持って出てきて、そのとき部屋の中が一瞬見えた。

何もなかった。

家具が、本当に何もない。カーテンもない。

六畳の真ん中にパイプ椅子が一脚だけ置いてあって、壁のほうを向いてた。

その壁、俺の部屋との境の壁。

椅子の横の床に、大学ノートが積んであった。十冊以上。背表紙に日付が書いてあるのが見えた。

一番上のやつは、俺が引っ越してきた月から始まってた。

217 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:31:08 ID:6tYh0d6c

ヒエ

218 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:38:20 id:qN3v/8Ho

三ヶ月後に引っ越した。理由は誰にも言ってない。不動産屋にも「実家に戻ります」で通した。

新居の住所は、職場と親にしか教えてない。

引っ越し当日、田所さんが出てきて、ダンボールを二つ、下まで運んでくれた。

断ったんだけど「重いでしょう」って笑って持ってくれて、軽トラのとこまで来て、深々とお辞儀して、

「次のところでも、お元気で」

って言った。

俺、次のところの話、一度もしてない。

220 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:40:12 ID:wa.Uk52A

うわああ

221 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:44:39 id:qN3v/8Ho

で、ここからが本当に嫌なとこなんだけど。

あれから七年、何もない。

一度も。連絡も、郵便も、視線も、何も。

大家に後で聞いたら、田所さんは俺より四年前から住んでて、家賃の滞納も苦情も一度もない、いい店子だって。今も住んでるかは知らない。

から俺、いまだにあれが何だったのか分からない。

あの人が何を書いてたのかも、俺の前の202に誰が住んでたのかも、ノートの日付が十冊分あったのはなんでかも、全部分からない。

たまに、何も起きてないことが一番おかしいんじゃないかって思う。

観察って、終わったのか、続いてるのか、こっちからは分からないんだよ。

224 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 01:51:07 ID:6tYh0d6c

>>221

ノートの一番下の日付は見えなかったの

226 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 02:03:44 ID:wa.Uk52A

>>1まだいる?

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