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患者死亡の再生医療クリニックなどに改善命令 厚労省

厚生労働省

ことし3月、再生医療を受けていた患者が死亡した東京 中央区のクリニックで、韓国の再生医療を手がけるグループが作成した内容に従って処置を行っていたことが、厚生労働省の調査で分かりました。第三者が主導して再生医療を提供するなど、不適正だったとして、厚生労働省は31日、クリニック側に改善命令を出しました。

改善命令を受けたのは、中央区にある※「医療法人ネオポリス診療所 銀座クリニック」の管理者です。

クリニックでは、ことし3月、自由診療の再生医療を受けていた外国籍の60代の女性の容体が急変し、搬送先で死亡しました。

厚生労働省の、その後の調査で、このクリニックでは、細胞加工を委託する事業者を通じて、韓国の再生医療を手がけるグループから、患者に投与する細胞数や方法が指定されたリストの提供を受けていたということです。

クリニックは、そのリストに従って再生医療を提供するなど、第三者が主導した再生医療の提供が常態化していたことが認められたということです。

得た利益の大部分も、韓国のグループなどが受け取っていたほか、国に届け出た計画から逸脱した再生医療が行われるなど、複数の法律違反が認められたということです。

厚生労働省は、再生医療の提供体制が不適正で法律に違反しているとして、31日、クリニック側に改善命令を出し、第三者の影響力を排除することなどを求めました。

一方、患者の死亡原因については、引き続き調べています。

また、大阪府泉佐野市にある「大阪ベテスダクリニック」の管理者に対しても、同様の提供体制だったほか、再生医療の提供後に、体調不良で入院が必要となった患者1人について報告していなかったなどとして、改善命令を出しました。

※東京・中央区の「銀座クリニック」について運営する医療法人の名称を追記しました。

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