配慮が必要だと周囲に知らせる「ヘルプマーク」を付けた長男のリュック。母親は「障害への理解があれば、通報されずに済んだかもしれない」と語る

 「自閉症の長男が痴漢と勘違いされ、通報された。ショックです」。広島県内の50代の母親から、悲痛な訴えのメールが編集局に届いた。発達障害のある人が不審者に間違われるケースは少なくないようだ。当事者を理不尽に傷つけないために、対人関係やコミュニケーションが苦手な特性を理解しておきたい。