えびちゃんの日記

えびちゃん(競プロ)の日記です。

いつまでもあると思うなという話

あるいは、終わりがまだ先だろうという油断について。

今回は、競プロも CTF も(少なくとも直接的には)関係ない話で、感情のまま書き散らすレア回です。 というのも、えびちゃんが約 9 年間続けていたゲームが終わりを迎えたことに伴い、いろいろと感じるところがあったためです。

老人語り

えびちゃんがリステップを始めたのは 2017 年の 8 月 22 日で、3240 日ログインしていました。ちょこちょこ忘れている日がありますね。 当時は、ソシャゲあるあるの AP 制でキャンディというアイテムがあったり、譜面のレベルが☆ 5 つで示されていたりしていました。 また、難易度も EXPERT がなくて HARD が一番上で、Stage of Star の HARD が一番難しいものでした。楽曲数も当時はあまり多くなかったので物足りなくなってきて、画面上半分を隠してプレイしたりしていました。 その後、宣誓センセーションの HARD が追加され、明確に「むずかしい」という感覚が芽生えました。それでも何時間かプレイしていると見えるようになってきて、リステップからしか得られない栄養素がないと生きられない身体になっていきました。

あらそいに関しては周回があまりにも大変だったので敬遠することも多かったですが、フルコンチャレンジやハイスコアチャレンジは楽しんでやっていました。 プリズムダービーや tap only などが出てきたりなくなったり、EXPERT が追加されたり、さまざまな変化があったなあと思い出します。メドレーも好きだったなあ。 EXPERT が追加されるまでの間、ある程度慣れてきてまた物足りない期になっていましたが、それでもリステップから離れられなかったので片手プレイに勤しんだりしていました。たしかカナリアの HARD を片手でやっていたと思います。

何度かのオンゲキコラボも印象深いです。当時最大ノーツ数だった宣誓センセーション EXPERT の 948 を 1 超える 949 ノーツの Splash Dance!! も、新しい時代を感じさせるものの一つでした。その後は当然のように 1000 ノーツを超える譜面が出てきて、物足りなさを感じることは少なくなっていきました。 ところで Flavor Youth の EXPERT のラストはなんですか? 結局一度しかフルコンできませんでした。シンプルに音ゲーが弱いだけという気もします。

物足りなさを感じることが少なくなっても身体が縛りプレイを求めていて、グレースケールにしてプレイするのを最近はやっていました。私たち、四季を遊ぶんです!! がわりとやりやすくて、譜面職人の気持ちを信じながらパズルをすることで色が見えないのになぜかコンボが繋がる快感には、驚きを隠せませんでした。クリア後、色を戻したときに「世界に色がある...!」と感じたのも面白かったです。直近は、遡行的インサイドやレーイレーイの EXPERT もグレースケールで all perfect できました。黄色はグレースケールでも比較的見やすいのでずるいです(?)。

そういえば、当時はタイトル画面の楽曲が Do it!!PARTY!! だったのですが、懐かしさからか Do it!!PARTY!! のイントロを聴くだけで泣きそうな気持ちになります。あれ別に泣き曲ではなくないですか?

えびちゃんはこういう懐古話が好きなんだろうということをしばしば思います。老人適性がある(?)。

音ゲー側の話とは別で、陽花ちゃんの声優が変わったり、環ちゃんが加わったり、陽花ちゃんが海外に行かれたり、苑ちゃんやアルシュトーンの皆さま方が加わったりといろいろなことがありました。正直な話をすると、花守ゆみりさんが陽花ちゃんを演じていた時代に心を置き去りにされているえびちゃんもいます。もちろん新しく入ってきてくださる方々のことも応援していて、そこに嘘はないのですが、忘れがたいものもあるということですね。

アルシュトーンの皆さま方は本当にすごくて、遡行的インサイドや WHITE ADDixiON に STAND BY YOU、リメンバーズ! のカバーなど好きなものがたくさんあります。リステの楽曲は名曲しかないのですが、そんな中でもやはり KiRaRe が実家という感じがあり、「やっぱこれなんだよなあ〜〜」という気持ちになります。

キャラとしては(えびちゃんはお姉さんが好きなので)環ちゃんが好きなのですが、環ちゃんのソロ曲やユニット曲などが作られるご予定はありますでしょうか...? 新衣装もお麗しいことですのに 🥺 中学生アイドルコンテンツであるところに高校生が入るのが異端とされているのか、全体集合絵でも環ちゃんがご不在であられることがしばしばあり、かなしい気持ちになることもあります。 すみっコぐらしでも同様にえびふらいのしっぽちゃんがご不在なことがしばしばあり、似たような気持ちになります。

思い出話パートはこのくらいにいたしましょう。

より広くコンテンツの話

えびちゃんのリステップへの総課金額はあまり少なくないと思いますが、リステップからしか得られない栄養素はリステップからしか得られないのであり、リステップが生まれなかった世界線で同じだけのお金を費やしても得られない体験を得ることができたと思っています*1。 こう思えるようなコンテンツに出会えたこと自体が幸福だと感じます。

リステップが終わって唯一無二のゲーム性が失われることは人類にとっての多大な損失だと思うわけですが、リステップのゲームスタイルが唯一無二であったこと自体も寂しいものという気もします。似たタイプの思考型リズムアクションゲームは今後出てくるのでしょうか。

そのコンテンツを好きであり続ける前提で、コンテンツの終了と同時に自決しないのであれば、コンテンツを最後まで見届けられずに自分が死ぬか、コンテンツが終わる悲しみに耐えながら生きるかの二択しかありません。どちらの択であれ後悔は生じるものと思います。 あるいはコンテンツが終わらないうちにそのコンテンツから離れるというのもありますが、そういう離れ方自体が悲しいなぁとも感じます。

えびちゃんと相容れない教えとして「自立とは依存先を増やすこと」というものがありますが、依存先のそれぞれがかけがえのないものなので、ただ単一障害点を増やしているだけということになりがちです*2。 コンテンツを好きになるたびに終わったときの悲しみを想像するような生き方が幸福か?というと、そうではないというのは自覚しています。 自覚していることと実践できるかは別の話です。

他にもえびちゃんを救わないフレーズとして「止まない雨はない」というものがありますが、陰らない日もまたないことであるなぁと思うわけです。 あるいは、雨が止む瞬間の存在性だけを示して満足されても困るという気持ちにもなります。雨が止む前に死んでしまう場合もあり、主観的には止まない雨と同じです。 という話を書いていて “Life is a mosaic of pleasure and pain – grief is an interval between two moments of joy. [...]” のことを思い出しました。えびちゃんが以前よく遊んでいた Getting Over It の中でも引用されているフレーズです。

お見送り

今の会社に入社してから数年経ち、先輩や先輩以外などを見送る機会が多くありました。 会社以外でも、Twitter で見ていて尊敬していた人の更新がもう止まってしまったりして、名前を見る機会があるたびに気持ちが込み上げます。昔の写真を見ていたら、その方とお食事したときのものが出てきて、同様の気持ちになりました。

数年前、狩生かりゅというゲーム実況者がおられました。目隠しでポケモンルビーを攻略する動画が特に好きでした。 消えた動画が戻ってきてまた観られるようになる夢を見たのは、一度や二度ではありません*3。 キャモメやワンリキーの鳴き声、ポケモンルビーの BGM や効果音を聞くたびに記憶が蘇り、どうしていなくなってしまったのかという気持ちに襲われます。 心構えができていないかった別れは、特有の苦しみを伴うものです。 上で言及した Getting Over It についても彼の動画がきっかけで始めたもので、馬の鳴き声が聞こえるたびに切なくなります。

大学に入って最初にお世話になっていた宿では宿側の事情で 1 年経たずに退去することになったり、研究室時代は B3 から M2 まで 1 年ごとに指導教官が変わったり(おめでたい事情のことが多かったので、これはそういうものかなという気がしていますが)、「お見送り」という観点で思い返すといろいろあったかなぁという気持ちになったりします。

他にも惜しまれつつ幕を閉じたコンテンツとして、Google Code Jam もありました。Meta Hacker Cup はいつまで続いてくれるのでしょうか。

ぽかいこちゃんが Twitter から去ってしまったことについては、「どうして...」となっていますが、今でもえびちゃんのことを見守ってくださる(今日も記事が上がっていました。どうして? いつもありがとうございます)ので、これに関しては泣かずに済んでいます。

最近の話

最近は、ちょっとしたきっかけから VTuber の方を何人か応援していますが、これもいわゆる卒業が起こりがちな業界なので、心が弱っているえびちゃんには厳しいものがあるかもしれません*4? 卒業して数ヶ月・数年経った方に対してのロスを抱えたまま生き続けている人をしばしば見かけ、(時期的に、その方のことはえびちゃんはあまり知らないのですが)やはりそうした感情は普遍的に生じうるものだよなぁと思ったりもしました。 えびちゃんは、大空スバルさん、星街すいせいさん、白銀ノエルさん、雪花ラミィさん、儒烏風亭らでんさんを応援しています。

これは V ではないのですが、TL で見かけてたまたま観た動画で memento mori について言及があり、えびちゃんが思っていたのと似たような部分があるかなぁと思いました。 memento mori は remember (that you have) to die のこと(ref) ですが、えびちゃんが抱えているものは you ではなく特定の第三者なので、少し違った側面があるなとも思っています。 他にも、carpe diem, quam minimum credula postero.Gaudeamus igiturDe brevitate vitae などの言葉を知りました。 brevitas は abbreviation の真ん中あたりの部分と同根で、brevis は短いという意味です。しばしば “for the sake of brevity” などの言い回しも見ますが、その brevity も同様です。ラテン語のお勉強を始めてから、こういうところに意識が向くようになりました。

あとがき

えびちゃんだけではなくフォロヮの皆さま方も何かのロスに苦しんでおられることでしょうか? あるいは、えびちゃんがツイートや記事たちを全部消していなくなる可能性も否定はできないわけで、そうした状況への準備はできていますか? あとで読もうと思っている記事があるなら、URL をブックマークするのではなくローカルに保存しておく方が安心だと思います。

そういえば、びーとくんは数年前に実行していましたが、余裕を持って予告をなさっていてえらかったなぁと思いました。

おわり

おわりです。土日だっていつまでもあると思ってはいけません。あっという間に夕方です。

*1:音ゲーの部分が好きで、それ自体は無料で遊べるものではあります。

*2:このような教訓は各々の解釈によるところが大きいだろうので、えびちゃん以外の人にとって救いであるなら特に言うことはありません。

*3:三度か四度だったと思います。

*4:いま応援している人が卒業しそうとかそうでないとか、そういう話には言及していません。