コードが書けないアイドルが、

AIと一緒に10時間配信のシステムを全部作った話

自分がシステムをしっかり理解するためにも、

どんなことをやったのか残しておく為にも

ClaudeとChatGPTと一緒に

(間違ってるところがあったらいけないのでね!)

どんな風に制作して行ったのか

ブログに書いて行くことにしました。


配信アーカイブはこちら




2026年7月31日、

5thシングル「HANAKIN/シャニカマー」

の発売週に、

朝8時から夜18時まで、

10時間のYouTube生配信をやりました。



企画は

「みんなと協力して家にあるものでMV再現配信」。



視聴者のみなさんがCDを買って

ハッシュタグで呟くたびに、

衣装やグッズが解禁されていく参加型の配信です。



今回はスケジュール的に

発売週の土日にイベントが出来なかったのもあり、

発売週金曜日なにか出来ないか?

ということで考えた企画でした。



ゲージがたまるとメイク出来て、

衣装が着られて、編集アプリが解放されて……

私がどんどん自宅でMVを作れる環境が整っていく——という仕組みを作りました。



この記事では、

その配信を支えたシステムを、

私がどうやって作ったのかを残しておきます。

プログラミングの経験はゼロ。

コードは一行も自分で書いていません。

それでも、AIと一緒ならここまで作れました。







作ったもの

配信のために、大きく4つのシステムを用意しました。

1. 配信画面のリアルタイムゲージ(HUD)

画面の下にずっと表示されている、

SUPPLYとHYPEの2本のゲージです。

SUPPLYはCD購入報告の投稿数、

HYPEは応援投稿の数を表示していて、

一定数を超えると「衣装 解禁!」のような

演出が出ます。

次に何が解禁されるか、

あと何件必要かも表示されます。



2. 管理画面

私の手元(スマホやサブPC)から

操作する画面です。

配信しながら数字を調整したり、

「今やっていること」のテロップを書き換えたり、

AIの採点結果を入力したりできます。

配信画面には直接触らず、

この管理画面を操作すると

配信画面に反映される仕組みです。





次の日までタイマー止めてなかった泣き笑い



3. X(旧Twitter)の投稿数を自動で数える仕組み

2つのハッシュタグの投稿数を、

ボタンひとつで取得できるようにしました。

取得した数字がそのままゲージに反映されます。

ただ、これはやはり取得数なども不安定だったりして今後の課題だなぁと思います。



4. AIによるMV再現度の採点システム

本家のMVと、

私がその場で再現した動画をAIに見せて、

「構図」「衣装」「照明」などの項目ごとに

点数をつけてもらうシステムです。

採点結果は配信画面に表示しました。






どうやって作ったか


使ったのは、

AIに日本語で指示すると

コードを書いてくれるツールです。

今回は主にClaude Codeでした。

「こういう画面が欲しい」「この機能を追加して」と伝えると、AIが実際のプログラムを書いて、

動く状態にしてくれます。



私がやったのは、

ほとんどが「指示」と「確認」でした。



たとえばゲージを作るときは、こう伝えました。

「ハッシュタグの投稿数を表示するゲージを作って。一定数を超えたら解禁演出を出して。数字は管理画面から手動でも変えられるようにして。」



すると設計から実装まで一気に進みます。

思った通りに動かないときは、

その画面を見せて「ここが動かない」と伝えれば

直してくれます。

エラーが出たら、エラーの文章をそのまま渡すだけで原因を特定して修正してくれました。



コードの中身は、最後まで一度も読んでいません。

読めなくても、

何をしたいかを正確に伝えられれば形になるので、

本当にAI凄いです。



仕組みの話(技術編は別記事に書きました)

ざっくり言うと、

このシステムは

「私の手元のパソコンの中で動くもの」と

「インターネット上で動くもの」の2つを組み合わせています。



配信画面のゲージや投稿数のカウントは、

インターネット上(クラウド)に置きました。

本番はなるべくスマホで数字を動かしたかったのと、私はシステムを開発するアカウントと

実際に配信するアカウントを分けているので、

数字を1台のパソコンの中だけに持っていると

共有がとても面倒だったからです。

数字をネット上の一箇所に置いて、

そこをみんなが見に行く形にしたことで、

どの端末・どのアカウントから触っても

必ず同じ数字が表示されるようになりました。



一方で、AIによる動画の採点システムだけは、

手元のパソコンの中で動かしています。

その場で書き出した再現動画を直接読み込ませる必要があって、

動画という重たいデータを扱うには手元のほうが確実だったからです。



つまり「みんなで共有したい数字はクラウドに、重たいデータを扱う処理は手元に」

この役割分担が、

今回の設計でいちばん考えたところでした。



もっと詳しい中身──使ったサービスや、つまずいたエラー、当日までにした判断の話は、技術編として別記事にまとめています。興味のある方はぜひ。

https://ameblo.jp/miyamotokarin-official/entry-12974440752.html



こだわった設計

作っていく中で、

いくつか大事にした考え方があります。



ひとつは

「何かが壊れても配信は止まらないようにする」

こと。

生配信は一発勝負なので、

自動取得がうまくいかなくても手動で数字を動かせるように取得の方法を2、3個用意したり、二重三重の保険をかけました。



もうひとつは

「配信中に何でも変えられるようにする」こと。

当日その場で解禁アイテムを変えたくなったり、

テロップの文言を直したくなったりするので、

コードを触らずに管理画面から全部いじれるように設計しました。



つまずいたところ

順調なことばかりではありませんでした。

いちばん苦労したのは、

AIのシステムを使うための支払いです。

海外のサービスに

クレジットカードで登録しようとすると、

何度やっても決済が失敗しました。

結局、AIの会社を変更して成功しました。



投稿数を数える仕組みも、

最初は「どうやって数えるのか」で悩みました。

X公式の仕組みは個人には高額なので、

正規の中継サービスを使って、

個人でも手が届くプランを見つけて解決しました。

やはり、手が届くプランは同時に取得できるポスト数に限りがあり、

本番運用でも難しさを感じました。



各カメラやアプリをOBSに接続していくのもかなり大変でした……。

そのたびにAIに相談しながらひとつずつ潰していきました。



やってみて思ったこと

コードが書けなくても、

作りたいものが明確なら、

AIと一緒にここまで作れる。

これが今回いちばん伝えたいことです。


大切なことは

「何を作りたいか」「どう動いてほしいか」を

具体的に言葉にできることでした。

企画を自分で考えて、必要な機能を洗い出して、

優先順位をつけて、ひとつずつ形にしていく。

その過程は、プログラミングというより

「ものづくり」そのものでした。



10時間の配信は、

たくさんの人に参加してもらって、

個人的には大成功だったと思っています。

ゲージが伸びるたびに、演出が出るたびに、

コメントも盛り上がる。

自分で作ったシステムが、

目の前でファンのみなさんと繋がっていく感覚は、

何ものにも代えがたいものでした。



これからも、

やりたいことを自分の手で形にしていきたいと思います。

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