中学生だった被害少女は2度の妊娠と出産 妻と3人の子供がいることを隠して少女と性交を繰り返した26歳男【判決詳報・前編】

RKB7/27(月)21:30

中学生だった被害少女は2度の妊娠と出産 妻と3人の子供がいることを隠して少女と性交を繰り返した26歳男【判決詳報・前編】

中学生だった被害少女は2度の妊娠と出産 妻と3人の子供がいることを隠して少女と性交を繰り返した26歳男【判決詳報・前編】

愛知県内に妻と3人の子供がいることを隠して、福岡県内に住む女子中学生と性交を繰り返した自動車工場の作業員・江口優樹被告(26)の裁判が福岡地裁小倉支部で開かれた。

年少者の未熟さにつけ込んだ不同意性交等事件の被害者となった少女は2度の妊娠と出産をしている。

裁判では、検察側が「自らの性欲の赴くままに及んだ犯行、常習的犯行の一環であることは明らか」として懲役8年を求刑。

弁護側は、起訴内容を認めたうえで仮に同意があったとしても相手が13歳以上16歳未満の子供で行為者が5歳以上年長である場合は、「不同意性交等罪」により処罰されることを江口被告が知らなかったとして刑の減軽を求めた。

当時14〜15歳だった被害少女と性交 少女は2度妊娠・出産

裁判が開かれた福岡地検小倉支部

判決によると愛知県知多市の自動車工場作業員・江口優樹被告(26)は被害少女(当時14〜15)が16歳未満であり、かつ、自分が5年以上前に生まれた者であることを知りながら
①2023年8月中旬ごろ、福岡県内で被害少女(当時14)と性交した。
②2024年9月上旬ごろ、福岡県内で被害少女(当時15)と性交した。

裁判所が認定したこれらの性交により、被害少女は2度妊娠・出産をしている。

争点は量刑 検察側「性欲の赴くままに及んだ犯行、常習的犯行の一環」

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裁判では、不同意性交等罪が成立するすることについては争いがなく、江口優樹被告(26)にどのような量刑を科すかが争点となった。

論告求刑で検察側は、江口被告の犯行態様について
「自らの性欲の赴くままに及んだ犯行で、その態様は悪質である。また、常習的犯行の一環であることは明らかである」
と主張。

「被害少女が、代理人弁護士を通じて述べた心情の意見陳述にあるとおり『江口被告の一連の行為は、自己の性的欲求を満たすために判断能力の乏しかった被害少女をだまして性的関係を強い』たもので、『極めて悪質、身勝手、不誠実なもの』であり、『厳しい処罰を求めたい』との心情は、被告人の量刑を決する上で、十分考慮するべき事情といえる」
として被害少女とその両親が厳しい処罰感情を抱いていることを強調した。

懲役8年を求刑「いまだ若年者との性交が犯罪とされている理由は分からず、考えたこともない」

懲役8年を求刑した福岡地検小倉支部

さらに検察側は
「公判に至った現段階においても、いまだ若年者との性交が犯罪とされている理由は分からず、考えたこともない旨平然と申し述べるなど、その内省が不十分であることは明らかである」
と述べ、江口被告の規範意識が相当鈍麻していると主張。

「各犯行を自認していることなど、江口被告に有利に働くとみられる事情を考慮しても、なお江口被告の刑事責任は重く、猛省を促すとともに、健全な成人としての良識をかん養するためには、相当期間、施設内での矯正教育を受けさせることが必要不可欠である」
として江口被告に懲役8年を求刑した。

弁護側”被告が処罰されることを知らなかった”刑の減軽求める

裁判が開かれた福岡地裁小倉支部

一方、弁護側は、江口被告が仮に同意があったとしても相手が13歳以上16歳未満の子供で行為者が5歳以上年長である場合は「不同意性交等罪」により処罰されることを江口被告が知らなかったことや事実を認めていることなどを挙げ刑の減軽を求めた。

妻と3人の子供がいることを隠して、被害少女と性交を繰り返し、2回妊娠・出産させた江口被告への判決は6月9日に言い渡された。

※この裁判は前編・後編で掲載
【続きを読む】中学生の少女と性交繰り返し2度妊娠・出産させた26歳男「妻子がいないかのようにだまして誘惑、発覚後も情につけ込み…」裁判所が認定【判決詳報・後編】

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