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この作品「はじめての白色」は「メダリスト(漫画)」「夜鷹純」等のタグがつけられた作品です。
はじめての白色/つる吉の小説

はじめての白色

7,087文字14分

score52、夜鷹純がスケート靴を置いて行った後、明浦路司の生徒になる、という考察と妄想です。

未完成です。誤字脱字ありまくり。推敲もしてません。
腐の要素はないつもりですが、つかよだ脳なので香ったらすみません。
投稿するタイミングがなかったので供養のためにアップします。

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「うおーーーー!!! 全然眠れなかったけど寝たから寝たことにする!」
 
 明浦路司は叫びながら勢いよく起きあがった。居候させてもらっている加護家の部屋は陽当たりがいい。差し込む光は眩しすぎたが今の司を生き返らせるには必要な陽光だった。
 昨日司は、伝説として語り継がれる演技というものを目の前で観た。伝説と呼ばれたプログラムは数多あれど、それはテレビの中だった。初めて立ち会った、伝説が生まれた瞬間。怖気が起きるほどの圧倒的な演技。そう、狼嵜光はあの氷上を支配した。眩い白い光で。
 教え子にあの演技をさせられる夜鷹純に嫉妬さえ起きなかった。完全な敗北だった。
 女子のFSが終わるとそのまま新幹線に乗り、名古屋に帰ってきた。どちらかというと気落ちている司に対し、隣席のいのりは静かな気迫に満ちていた。太陽よりも熱い蒼い炎。
 
「いのりさんはすごいな。俺も見習わなくちゃ。俺たちは挑戦者なんだ。また今日から大須で頑張ろう!」
 
 リビングに降りると加護耕一も羊も既に出掛けていていなかった。いつも司を起こしてくれる羊も、夜遅くに帰ってきた司を気遣ってくれたのだろう。
 
「羊さん大丈夫かな? いのりさんを応援してくれていたから……」
 
 ダイニングテーブルには、オムライスが置いてあった。大事な試合の朝に耕一が必ず作ってくれるオムライス。その横には、羊の字で《司くんへ 次の大会も絶対観にいくっていのりちゃんに伝えて》と書いてある。隣に小さく《おじさんも行くよ~》と書いてある。これは耕一さんの字だ。
 
「いただきます」
 
 司は手を合わせるとオムライスを掻き込んだ。写真の中の芽衣子がにこやかにほほえむ。ごめん、ごめん、と心の中で謝る。芽衣子に対してか、それともいのりか、司にも分からない。ただ自分の不甲斐なさと無力さに泣きそうになりながらも耕一のオムライスはいつもと変わらずおいしかった。
 

 
 家事を手早く済ませると、司はいつもより早く加護家を出た。
 リュックを背負うと少し屈伸をして走り出した。冬がすぐそこまで来ている名古屋の街を規則正しい呼吸を吐きながら駆けていく。
 少しでも気を弛ませると氷の上で転倒する結束いのりの姿がフラッシュバックし、泣きそうになる。一方で心は狼嵜光の演技によって震え、感情が定まらない。
 
「いのりさんが来る前にコンパルソリー練習をして集中力を取り戻した方がいいな。がんばれ俺!」
 
 自分を鼓舞していないとすぐに『冷たい気持ち』に覆われてしまう。司は顔をパンパンと叩くと大須のスケート場へ急いだ。
 
 トゥルルルル────
 
 スケート場はもうそこまでというところで、スマートフォンが鳴った。司は立ち止まってスマホを取り出した。画面には『鴗鳥慎一郎先生』と表示されている。司は慌てて汗を拭うと画面をタップした。
 
「はい、明浦路です!」
『もしもし、明浦路先生でしょうか? 鴗鳥です。あ、息子ではなく父の方の鴗鳥です。どう言ったらいいんだ、すみません、理凰ではなくて、慎一郎で──』
「声で鴗鳥先生だって分かりました! でもしっかり名乗って頂いてありがとうございます!」
 
 いつも穏やかな鴗鳥慎一郎がいつになく慌てている。司はそれを感じ取ると、意図して平静な声を出した。
 
「鴗鳥先生、理凰さんに何かありました?」
「いえ、息子のことではないんですが……純くんが……」
「夜鷹さん? 夜鷹さんがどうかしたんですか?」
「……すみません、私もまだ、整理できていないものですから、うまくご説明できないんですが」
 
 言いよどむ鴗鳥慎一郎の様子からただ事ではない事が起きたのだと、走って温まった体がみるみるうちに冷えていく。
 
「純くんが、スケート靴を置いて消えてしまったんです。光のコーチを降りた後に」
「え──? 夜鷹さんが狼嵜光選手のコーチを、やめた?!」

 狼嵜光は鴗鳥慎一郎の元を離れ、ライリーのクラブに移籍した。公にはそうなっているが、夜鷹純がコーチであることは全日本の滑りから見ても明らかだった。
 
「光から連絡を受けて、純くんの携帯に何度も掛けているんですが、電源が入っていないのか繋がらなくて。彼はよく携帯電話を壊してしまうものですから、ただ繋がらないだけかもしれないんですが……純くんがスケート靴を置いていくなんて、そんなこと今までなかったものですから……私も、心配で」
 
 邦和のスケートリンクで深夜に3人で滑った時も、夜鷹純の黒いスケート靴は完璧に手入れされていた。ブレードは鋭く輝いていたし、傷つきやすいトウの部分も綺麗に磨かれていた。スケート靴を何より大切にしていることは靴を見ればわかった。当時の司はそれが意外だったが、今は意外だとは思わない。夜鷹純は誰よりスケートを愛している。
 
「明浦路先生? 聞こえてらっしゃいますか?」
「は、はい! 聞いてます!」
「光のコーチを辞めるということが、純くんにとってどういうことなのか、私は分かっているんです」
 
 司は鴗鳥慎一郎の苦しげな声を聞くと胸が締め付けられた。氷に乗る生活を担保するため、狼嵜光のコーチをしていた夜鷹純が氷に乗れなくなる。しかもスケート靴を置いていったとなれば、嫌な想像が頭を掠めてしまうのは当然だ。
 
「明浦路先生、これは私の独断なんですが、捜索願を出そうと思うんです」
「捜索願?!」
「はい。純くんの携帯電話には私しか登録されていませんし、純くんが立ち寄りそうな場所は私の自宅しか思い当たらないんです。光が移籍してからの純くんがどこに滞在しているのかも知らなくて……」
「鴗鳥先生、まだ横浜ですか? 俺、もう名古屋にいるのでリンクに荷物置いたら、鴗鳥先生のご自宅と邦和を見に行ってきますよ!」
 
 司はスケート場に向かって走り出した。耳に押し当てたスマホの向こうで「いえ、明浦路先生にそんなことさせられません」と鴗鳥慎一郎の声が聞こえる。
 大通りをひた走り、角を曲がるとスケート場がある建物の前に出た。
 
「ん? あれ?」
 
 スケート場に繋がる階段に黒い塊が見えた。もしかして、と心臓がばくんと跳ねた。耳から聞こえる鴗鳥慎一郎の言葉がどんどん遠くなる。
 黒い塊から、狼煙のようにふわっと煙が立ち上った。
 
「鴗鳥先生、捜索願は必要ないと思います」
「でも、純くんになにかあったら私も光も──」
「夜鷹純……さん見つけました。大須のスケートリンクの前にいて煙草吸っています。あ、近づいてきた、夜鷹さんちょっと待って、なにするんで──」
 
 タバコを咥えた夜鷹純がつかつかと近寄ってくると、スマホを奪った。画面をちらりとみると、躊躇うことなく通話終了ボタンをタップした。
 
「心配しなくても僕は死んだりしないのにね」
「夜鷹さん、なんで切っちゃうんですか! 鴗鳥先生、本気で心配してるんですよ!」
「うん、分かってる」
 
 全然分かってないじゃないか。分かってる人間は行方知れずにならない。掛かってきた電話にも出るんだよ。
 一言言ってやろうと、司は口を開いた。本気で心配している親友を邪険に扱うのはどうにも許せなかった。
 
「夜鷹さ──」
「僕のコーチになってほしいんだけど」

 夜鷹純が何を言ってるのか分からず、司は一旦溜飲を飲み込む。
 
「は? コーチ? 誰がですか?」
「君」
「俺が? 誰の?」
「僕のコーチ」
「俺が夜鷹純の、ココココココォオオォチィイイ?!?!」
「よくそんな大きい声が出るね」
 
 俺の叫び声に、鳩がバタバタと飛び立っていった。
 ガクガクと震える司を見ながら、夜鷹純は空に向かってゆっくり煙を吐いた。
 

 
「みんな~! ルクス東山の新しいメンバーを紹介するわね!」
 
 スケートクラブの子供たちを前に高峰瞳がにこやかな声を出した。
 
「今日からこのリンクで一緒にスケートを学ぶ、夜鷹純くんで~す。ほら、純くん自己紹介して」
 
 無表情の夜鷹純を瞳が促す。夜鷹純は一言も発しない。
  
「もう! 子供の頃から全く変わってないんだから! 夜鷹くんは司先生が受け持ちまーす! それじゃみんな今日もレッスン頑張ろうね!」
 
 早く滑りたいとばかりに、子供たちがリンクに散っていく。いつもはいの一番に滑り始める結束いのりが微動だにせず、夜鷹純を睨んでいる。
 
「あの~、いのりさん、いつものスケーティング練習を始めようか。夜鷹さ、純さんも同じ練習でいいですか?」
 
 恐る恐る司はいのりと夜鷹に声を掛ける。
 
「ねえ、君、この靴重いんだけど」
「貸し靴なんで、仕方ないですね……」
「踵も柔らかい」
「オーダーメイドじゃないんで、仕方ないですね……」
「ブレードはちゃんと研磨されてる。そこはすごくいい」
「おー! 瀬古間さんが手入れされてるんで、後で言っておきます。たぶん喜ぶと思いますよ」
 
 夜鷹と司を黙ってみていたいのりが「あの」と口を開いた。ビリビリと空気が変わる。
 
「なんで夜鷹さんがここにいるんですか? 光ちゃんは? どうして金メダリストがスケートクラブに入るんですか?」
「えーと、いのりさん、後で俺が説明するからとりあえず練習を」
「僕がどこでスケートを学ぶかは僕に選択権がある。僕がここでスケートを学ぶことをルクスのヘッドコーチが許可した以上、君にあれこれ言われる筋合いはないよ」
 
 いのりがグッと拳を握った。剣呑な空気漂う2人の間でおろおろと大きな身体を小さくして司が戸惑う。
 
「分かりました。じゃあ夜鷹さんの方が後に入ったんで、私が先輩です」
「い、いいい、いのりさん! そこそんなこだわるとこかな?」
「あと、司先生を『キミ』とか呼ばないでください。ちゃんと先生と呼んでください」
「いのりさん、ちょいちょい姉弟子感出してくるの何なの」
「司先生って呼べばいいの?」
「司先生は私のなんで、明浦路先生でお願いします」
「ちょっと待ったー!!!」
「りりりり、理凰さん?! なんで大須に?!」
 
「明浦路先生は俺の、俺だけの呼び方なんでやめてください」
「理凰くん、俺だけの、とかやめて。私のだから」
「父と母の会話を聞きました。つーか、なんで今更あんたがスケート教室なんだよ! 現役復帰でもすんのか?」
「そのやりとりはさっき先輩とした」
「先輩って……いのりのことか?! おまっ、夜鷹純に先輩呼びさせるとか猛者すぎる」
「理凰さん! 俺もさっきからそう思ってた~。いのりさん厳しいんだよ~」
「じゃあ、俺も、理凰先輩だな。鴗鳥先輩も格好いいかも」
「理凰は先輩じゃない。新生児の時から知ってるから、理凰は理凰。それに君は慎一郎くんの生徒でしょ。明浦路司は一時的なコーチだと聞いてるよ」
「ぐっ、さすがお父さんの親友だけはある。情報の精度が高い」
「理凰さんがんばって!」
「くっ、仕方ねー。じゃあ司先生呼びを許す」
「やだ! 司先生は私のだもん!」
「じゃあ、司コーチ。それでいい?」
「あ、それでいいです」
「え? いいの? 俺的には、先生呼びして欲しかったけどね、えへへ」
「…………じゃあ、俺、邦和に戻ります」
「…………私も練習します」
「2人とも~引かないで~!」
 
 深々とお辞儀をして理凰がリンクを去っていく。いのりはいつものスケーティング練習を始めた。
 司と夜鷹純の周りをビュンビュンと子供たちが滑っていく。
 
「じゃあ、よだ……純さんも練習しましょうか。俺が今教えているのはいのりさんだけなので、いのりさんと同じ基礎練をやりますね」
 
 司も瞳もアイスダンス出身ということもあり、ルクス東山はスケーティング練習に多くの時間を使う。
 すでにスケーティング練習に入っていたいのりの横で、夜鷹純が滑り始める。
 
「フリーレッグちゃんと伸びてるか意識してね~。いのりさん、昨日氷に乗れてないから嬉しい気持ちを丁寧にブレードにのせて滑ってね」
 
 夜鷹純は貸し靴とは思えないほど、一蹴りが真っ直ぐ前に進む。フリーレッグも伸びており、司はどこも注意するところがない。
 初めて夜鷹純の滑りを目にしたいのりは衝撃を受けたのか、目は瞬きを忘れたように見開いていた。「司先生みたい。きれい……」と立ち止まるいのりの隣に司が滑り寄った。
 
「いのりさん凄いでしょ!! 先生も初めて夜鷹純のスケートを見た時は今のいのりさんみたいだった。夜鷹さんのスケートは、ブレードの上に立ってるとは思えないほど、身体に無理な力が掛かっていないんだ。貸し靴だからジャンプ飛ばせられないけど、ほんっっっっっとに美しいんだよ! あー! いのりさんと夜鷹純トークしたい!」
「司先生、もっとゆっくり、早口で聞こえないです」
「ああ、ごめん、つい。練習続けて」
 
 司はリンクサイドに引き上げた。いのりと夜鷹純は地味な練習をひたすら取り組む。
 
「先輩の靴、いいね」
 
 夜鷹純のスピードに追いつこうとストロークしていると近づき様に夜鷹純が言った。
 
「私のシューズですか?」
「うん。白いの久しぶりに見たから」
「光ちゃん、ずっと黒いスケート靴でしたもんね。夜鷹さんはここのを借りたんですか?」
「うん。慣れてきたよ」
「貸し靴でもこんな綺麗なんだもん。マイシューズだったらもっと上手なんだろうな」
 
 いのりが独り言のように呟くと、「僕の靴はあげちゃったんだ」と言ってまた風を切って滑っていく。
 
「はーい。2人とも休憩とろうか」
 
 司の大きな声に引き寄せられるようにいのりと夜鷹がリンクサイドに近づく。
 いのりは持参の水筒、夜鷹には司が買ったであろうペットボトルの水が渡された。
 
「いのりさん、今日いつもよりスケートの伸びがいいね。疲れもなさそうで安心したよ」
「はい。絶対に光ちゃんに追いつきたいから頑張ります」
 
 司といのりの会話を夜鷹は壁に凭れながら聞いていた。
 
「全日本のショートで、パンクした理由を先輩はわかってるの?」
 
 夜鷹が声を発した瞬間、空気が固まる。黙るいのりの横で司が慌てふためく。
 
「よ、夜鷹さん、いまあなたは生徒なの分かってます?」
「先輩に訊いてる。君は黙ってて」
「うう、それコーチにいう台詞かなぁ……洸平くんどこだろ。いのりさん見てもらおうかな」
「パンクした理由は……分かってます。6分間練習での衝突に動揺してしまいました」
「それで力が入らなくなってしまった」
「はい。そうです」
「そうなったのは今回が初めて?」
「……違います。前にも一回、司先生をハーネスで怪我させちゃった時に、なりました」
「いのりさんもういいよ。夜鷹さんもいい加減にしてください。いのりさんのコーチは俺ですよ」
「この子自身に原因を分析させなければ繰り返すよ」
「だとしても、今じゃない」
「本人に向き合わせず、周りが道を均して綺麗に製氷された氷の上でしか滑れなくしてるのは君でしょ」
「──え……」
 
「甘いし、甘えてる。そんなじゃ光はおろか自分にも勝てないよ」

「どうしたらいいですか? 夜鷹さん、私強くなりたいです」
「いのりさん……」
「コーチを変えたらいい」
「コーチを変える……司先生じゃない先生がコーチになる」
「そう。このコーチを手放すんだ。そしたら君は強くなる、少なくとも今よりは」
 
「やめてください。いのりさんは俺が金メダルを獲らせるんだ。俺たちはそう約束を──」
「結束いのりに依存してるのは君だね。金メダルは獲らせるものじゃない。選手が獲ってくるんだ」
「もういいです。それを言いに名古屋に戻ってきたんですね。リンクから出てって下さい。俺にコーチになれなんておかしいと思ったんだ」
「司先生、私、夜鷹さんの話、ちゃんと聞けてます。夜鷹さんが教えてくれてることしっかり考えてます」
 
「自分のことは自分で決めたい」
 
「私は司先生とオリンピックに行くと決めています。約束だけじゃない。司先生が掛けてくれる言葉、存在、スケーティング技術、すべてが私に必要です」
「いのりさん……」
「だけど、私に足りないのは強さだってことも分かってます。どんな時もブレない強さが私にはまだない。だから、夜鷹さん」
 
「私のコーチになってください!」
 
「え? 夜鷹さんがコーチ? お、俺は?」
「司先生と夜鷹さんで私を強くしてください! お願いします」
「いいよ。面白そう」
「えええ? いいの?! 俺の、俺の意見は聞いてもらえない感じぃ?」
「ただ二つ条件がある」
 
 すらりと伸びた細長い指を夜鷹は二本立てた。
 
「明浦路司は、僕のコーチを務めること。結束いのりは、僕がコーチであることを公表すること」
 
 いのりと司はそれぞれに出された条件になにか思惑があるのか、一瞬だけ逡巡する。しかし明確な答えは見つからなかった。
 
「キス&クライは座るから。僕は“お飾り”になるつもりはないよ」
「はいっ! 夜鷹先生! よろしくお願いします!」

 メラメラと燃えるいのりを見ながら、司はへなへなと座り込んだ。胃薬あったかな、としくしくと痛む腹を撫でながら天を仰いだ。




 

コメント

  • MONSTER
    3月17日
  • 神崎天音

    すっごく好きです!!続きを楽しみにしております!

    2025年5月28日
  • ゆー
    2025年5月17日
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