私が院生の時、日本に注目する博士候補や若手政治学者が米国から留学に来た。コロンビア大関係者が多く、彼等との「勉強会」もできた。メンバーは2週間毎に注目の日本政治研究やIR論文をカフェで議論。もちろん英語で。レジュメ等なし。ツッコミの応酬。私の学問「道場」だった。
- ショボいものだが、リンクはその一つの成果。日本の安全保障政策は「反軍主義」文化の結果だとする、当時話題だったT. バーガー氏の著作への4頁の長めの批判的書評。その後も、このテーマの論争は続き、畏友・泉川氏がIS論文で、ある程度の決着をつけた。researchmap.jp/read0077942/mi…
- この泉川論文は、リンク本の第5章「日本の『平和主義』とは何だったのか」に邦訳されて掲載されている。ここで使われている規範とパワーの「分析的折衷主義」が、近年の日本の急速な防衛力の強化を説明できるかは、興味深い発展的研究テーマであろう。