物販白書 ― 勝ち方の16の原則
〜7ジャンル・15年・1000人の指導で検証した、時代に左右されない物販の本質〜
はじめに ― なぜ、この白書を書いたのか
この白書を手に取ってくれた
あなたに、最初に伝えたいことがあります。
僕は、特別な人間ではありません。
1980年生まれ。
元は、普通の会社員でした。
ある日、会社を離れることになり、
そこから物販の世界に入りました。
最初は、何も分かりませんでした。
ブックオフの棚の前で、
ただ「安そうな本」を手に取る。
相場も調べず、仕入れる。
売れない。また棚の前に立つ。
そんな日々を、1年続けました。
月利は10万円のまま、
1円も伸びませんでした。
そこから15年。
僕は7つのジャンルを
渡り歩いてきました。
ブックオフせどり。
eBay輸入。
無在庫の輸入ショップ。
店舗せどり。
中国輸入。
catawiki輸出。
そして今の、AI物販。
扱う商品も、売る場所も、
やり方も、全部バラバラです。
撤退したものもあれば、
もっと良い波に乗り換えたものもあります。
成功も、失敗も、
数えきれないほど経験しました。
そして、あるとき気づいたんです。
ジャンルは毎回変わっているのに、
僕がやっていることは、
いつも同じだった、と。
ジャンルが変わっても、
時代が変わっても、
通用する「原則」があったんです。
それを15年かけて整理したものが、
この白書にまとめた
「勝ち方の16の原則」です。
ここで、
ひとつ正直にお伝えしておきます。
これは、
読んですぐに稼げる
魔法の書ではありません。
地図です。
どこで戦うか。
どう勝つか。
何をしてはいけないか。
その全体像を示すための、
1枚の地図です。
歩くのは、あなた自身です。
でも、
地図を持っている人と
持っていない人とでは、
たどり着く場所が
まるで変わります。
なぜ、これを無料で渡すのか。
理由は、シンプルです。
15年前、
ブックオフの棚の前で
立ち尽くしていた僕に、
この地図を渡したかった。
あの頃の僕がこれを持っていたら、
人生は3年、早く変わっていたと思います。
今、同じように
「このままでいいのか」と思いながら、
ジャンルを探してさまよっている人に。
まず、地図を渡したい。
それが、
この白書を書いた理由です。
ジャンルが変わっても、
時代が変わっても、
勝ち続けられる人になってほしい。
そのために、
僕の15年を、全部ここに詰め込みました。
それでは、始めましょう。
第1章 結果が出る人と出ない人の決定的な違い
1-1. 99%が陥る「ジャンル探し」の罠
物販を始める人の
ほとんどが、最初に考えることがあります。
「どのジャンルが一番儲かるんだろう?」
せどりがいいのか。
輸入がいいのか。
輸出なのか?
それとも、今ならAI物販か。
YouTubeを見て、
ブログを読んで、
SNSを漁る。
「今はこのジャンルが熱い」
という情報を見つけて、飛びつく。
1ヶ月やってみる。
思ったほど、結果が出ない。
すると、こう考え始めます。
「このジャンルはもうダメなんじゃないか」
「別のジャンルの方が簡単なんじゃないか」
そして、また
新しいジャンルを探し始める。
これを繰り返す人を、
俗に「ノウハウコレクター」と呼びます。
1000人以上を見てきて、
はっきり言えることがあります。
ノウハウコレクターで
結果を出した人は、一人もいません。
なぜか?
ジャンルを変えても、
やっていることが同じだからです。
リサーチをしない。
感覚で仕入れる。
売れない理由を分析しない。
自分のやり方が正しいと思い込んでいる。
これらの問題は、
ジャンルを変えても、必ずついてきます。
これは
ジャンルの問題ではなく、
「やり方」の問題だからです。
服を着替えても
中身は変わらないのです。
1-2. 僕が7ジャンルで結果を出せた本当の理由
ここで
僕自身の話をします。
ブックオフせどりをやっていた頃。
棚の前に立って、
「なんとなく売れそうな本」を手に取る。
相場も競合も調べずに仕入れる。
出品する。
売れない。
また棚の前に立つ。
1年間、これを繰り返しました。
月利は10万円のまま、
1円も伸びませんでした。
「ブックオフはもう厳しいんだ」
そう思って、
eBay輸入に移りました。
結果はどうだったか?
最初の数ヶ月は、
ブックオフの時と同じでした。
感覚で仕入れて、売れない。
ジャンルを変えたのに、
同じ壁にぶつかったんです。
このとき、
ようやく気づきました。
「問題はジャンルじゃなくて
僕のやり方だ」
この気づきが、
すべての始まりでした。
そこから僕は、
あることをしました。
すでに結果を出している人に、
直接教わったんです。
その人は、
僕にこう言いました。
「のすけ、お前は感覚で動きすぎだ。
まず、売れている人を徹底的に真似ろ。
それから、需要と供給を数字で確認しろ。
売れたら、理由を分析して繰り返せ。
売れなかったら、二度と仕入れるな」
教えはいたってシンプルでした。
でも、このシンプルなことを、
僕はやっていなかったんです。
その人に言われた通りにやると、
eBay輸入で結果が出始めました。
そして、
ここからが重要です。
その後、
無在庫ショップに移ったとき。
店舗せどりに移ったとき。
中国輸入のとき。
catawikiのとき。
AI物販のとき。
毎回、
これと同じことをやりました。
売れている人を真似る。
需要と供給を数字で確認する。
売れたら繰り返す。
売れなかったら仕入れない。
ジャンルは全部違います。
プラットフォームも違います。
扱う商品も、お客さんも違います。
それでも、
やっていることの「構造」は同じだったんです。
これが、
僕が7ジャンルで結果を出せた本当の理由です。
ジャンルのノウハウではなく、
「構造」を持っていたから。
構造を持っている人は、
新しいジャンルに入っても迷いません。
最初にやるべきことが、
明確に決まっているからです。
僕は、この構造を
「勝ち方の原則」と呼んでいます。
1-3. 「勝ち方の16原則」全体像 ― 1枚の地図
勝ち方の原則は、
全部で16個あります。
そして、それは
5つの層になっています。
下から順に解説します。
【第1層・土台】成功の絶対法則(原則1〜3)
ここがすべての土台です。
ここが崩れると、
上に何を積んでも崩れます。
成功者から直接学べ
量がすべてを凌駕する
続けろ、やめるな
後ほど詳しく解説するので
今はこれらの項目だけ覚えておいてください。
【第2層・起点】模倣の徹底(原則4)
土台が固まったら次は出発点です。
売れている人を、まず完全に真似る。(模倣の徹底)
【第3層・武器】リサーチの3原則(原則5〜7)
「何を仕入れるか」を決める基準です。
物販の勝敗の9割は、ここで決まります。
いくつ売れたか(需要の量)
いくらで売れたか(需要の価格)
ライバルは何人か(供給)
【第4層・武器】分析の4原則(原則8〜11)
「なぜ売れたか」を再現するための力。
「たまたま」を「必然」に変えます。
売れている共通点を探す
売れていない共通点を避ける
売れたら繰り返す
売れなかったら仕入れない
【第5層・行動】実践の5原則(原則12〜16)
実際に動くときのルール。
出口を予想しろ
「今が旬」より「次が旬」を先に仕込め
スピードが命。3割赤字でいい
損切りの基準を最初に決めろ
利益で焼肉を食べるな
これが、
勝ち方の16原則の全体像です。
この5層は、
ピラミッドになっています。
土台(絶対法則)の上に、
起点(模倣)があり、
その上に武器(リサーチと分析)、
一番上に
行動のルール(実践)があります。
大事なのは、
この「順番」です。
下の層ができていないのに、
上の層をやっても意味がありません。
たとえば、
リサーチの3原則を完璧にやっても、
そもそも量が足りなければ、
結果は出ません(原則2違反)。
分析の4原則を使いこなしても、
3ヶ月でやめたら、
再現性は確認できません(原則3違反)。
だから、
この順番で身につけていくんです。
次の第2章では、
僕が7つのジャンルで
実際に何をやったかを、
すべて公開します。
成功だけでなく、
失敗も、リアルに話します。
そして、
ジャンル選びの地図になる
「7ジャンル比較表」と
「バブルマトリクス」をお見せします。
第2章 7ジャンル全実績と比較 ― どこで戦うか(WHERE)
この章で伝えたいこと
第1章で、
「ジャンルより原則だ」という話をしました。
でも、
こう思った人もいるはずです。
「原則が大事なのは分かった。
じゃあ、結局どのジャンルを選べばいいの?」
その疑問に、
この章で答えます。
僕が15年で実際に取り組んだ
7つのジャンルを、
包み隠さず公開します。
いくら稼げたか?
利益率はどうだったか?
何がきつかったか?
なぜ撤退したのか?
成功談だけ並べても、
意味がありません。
失敗も、撤退も、
全部正直に話します。
そのうえで、
7ジャンルを1枚にまとめた
「比較表」と「バブルマトリクス」で、
あなたが
「どこで戦うべきか」を
選べるようにします。
それでは、
1つずつ見ていきましょう。
2-1. ブックオフせどり
僕が一番最初に始めたジャンルです。
ブックオフの店舗で本を仕入れ、
Amazonで売る。
初期資金:3万円ほど
月利の実績:10万円
利益率:30%前後
良かった点は、
とにかく始めやすいことです。
数千円から始められて、
特別な知識もいりません。
物販の基礎体力
――リサーチ、出品、梱包、発送――
を身につけるには、最高の入り口でした。
再現性も高い。
同じ棚に、同じような本が、
また並ぶからです。
一方で、
弱点もはっきりしています。
天井が低いんです。
1冊あたりの利益が小さいので、
大きく稼ごうとすると、
膨大な冊数を扱うことになります。
肉体労働の側面が強く、
僕は1年で月利10万円の壁にぶつかりました。
入り口としては最高。でも、ここに長居してはいけない。
それが、僕の結論です。
2-2. eBay輸入
ブックオフの次に移ったジャンルです。
海外のeBayから商品を仕入れ、
日本国内で売る。
僕が初めて「大きく」稼げたジャンルでした。
初期資金:10万円ほど
月利の実績:200万円
利益率:40%前後
アンティークコインや
希少品を扱い、
単価が高いので、利益も大きく伸びました。
ここで僕は、
第1章で話した「原則」を
初めて本気で実践しました。
売れている出品者を真似て、
過去の落札データを数字で確認して、
売れたものを繰り返す。
結果が、ついてきました。
ただ、
弱点もあります。
目利きが必要なことです。
何が価値あるものか、
ある程度の知識と経験がいります。
そして、
為替(円安・円高)の影響を
モロに受けます。
仕入れが海外なので、
円安になると仕入れ値が上がる。
それでも、
「単価を上げて大きく稼ぐ」感覚を
教えてくれた、大事なジャンルでした。
2-3. 無在庫の輸入ショップ
在庫を持たずに、
自分のネットショップで
海外商品を売るスタイルです。
注文が入ってから仕入れる。
初期資金:10万円ほど
月利の実績:30万円
利益率:30%前後
最大の魅力は、
在庫リスクがゼロなこと。
売れてから仕入れるので、
売れ残りで赤字になることがありません。
ただ、
これが一番難しかったジャンルの1つです。
自分でネットショップを作り、
集客し、
注文ごとに仕入れて発送する。
EC構築の知識がいるし、
無在庫ゆえに利益率の管理がシビアで、
採算を合わせるのが難しい。
在庫リスクはないけれど、
その分、
運営の難易度が高い。
そういうジャンルでした。
ちなみに現在も継続して運営していて
毎月手放しで10-50万円の利益はあります。
2-4. 店舗せどり
家電量販店やリサイクルショップなどの
実店舗で商品を仕入れ、
Amazonなどで売る。
初期資金:10万円ほど
月利の実績:50万円
利益率:35%前後
良かったのは、
再現性と即金性です。
セール品や型落ち品を見つけて仕入れ、
すぐ売る。
現金化が早く、
やればやるほど結果が出ました。
弱点は、
足を使うこと。
店舗を回らないといけないので、
時間と体力を消耗します。
そして、
地域や店舗の在庫状況に
左右されます。
近くに良い店がなければ、
それだけで不利になる。
動ける人には強い。でも、消耗する。
そんなジャンルでした。
2-5. 中国輸入
アリババなどで中国製品を仕入れ、
日本で売る。
第1章でもお話した、
僕が「撤退」を経験したジャンルです。
初期資金:10万円ほど
月利の実績:20万円
利益率:15%前後
低資金で始められて、
再現性も悪くありません。
ただ、
利益率が低い。
15%前後なので、
薄利多売になりがちです。
そして、
競合が多い。
同じものを、
みんなが仕入れられるからです。
僕は月利20万円で3ヶ月停滞し、
「3ヶ月停滞したら撤退」という
事前に決めた基準に従って、
このジャンルから手を引きました。
その判断が、
次のcatawikiにつながります。
2-6. catawiki輸出
ヨーロッパのオークションサイト
「catawiki」に、
日本の商品を出品して売る。
中国輸入から撤退した僕が、
次に大きく稼いだジャンルです。
初期資金:10万円ほど
月利の実績:80万円
利益率:50%前後
これは、
かなり強いジャンルでした。
利益率が高く、回転も速い。
しかも、
日本から海外へ売るので
消費税の還付が受けられる。
そして
今でもライバルも少いです。
みんなが「ebay」を使う中で、
僕はマイナーな「catawiki」に張ったんです。
それが当たりました。
弱点は、
在庫を抱えること。
仕入れてから売るので、
売れ残りのリスクはあります。
それでも、
利益率・回転・還付・競合の少なさ。
総合力の高い、良いジャンルでした。
2-7. AI物販
そして、今。
僕が現在取り組んでいるジャンルです。
AIで画像などを生成し、
それを商品として売る。
初期資金:1万円ほど
月利の実績:100万円
利益率:75%前後
正直に言って、
過去最強クラスのジャンルです。
在庫がゼロ。
利益率が75%と高い。
そして、
アカウント停止のリスクが低い
(仕入れ商品の権利問題などが起きにくい)。
第1章で話した
「AIは原則を加速する道具」
というのは、まさにこのジャンルの実感です。
リサーチも分析も、AIで一気に速くなります。
ただし、
デメリットも書いておきます。
このジャンルの中心は、
アダルト系の市場であることです。
ここに抵抗がある人には、
向きません。
そこは、
正直にお伝えしておきますね。
そのうえで、
低資金・高利益率・低リスクという点で、
今の時代に
非常に強いジャンルだと考えています。
2-8. 7ジャンル比較表 ― ひと目で見渡す
ここまで、
7つのジャンルを1つずつ見てきました。
でも、
バラバラに読んだだけでは、
頭の中で比較しにくいですよね。
だから、
1枚の表にまとめました。
僕が15年かけて出した実績を、
全部この表に詰め込んでいます。
※◎○△は、僕の実体験にもとづく評価です。◎が良い、という見方をしてください。
この表を、
ぼーっと眺めるだけでも、
いくつか気づくことがあります。
たとえば、
eBay輸入は月利200万と、
数字だけ見れば一番大きい。
でも、
再現性は○、初心者は△です。
単価が高いぶん、
目利きや経験がいるからですね。
一方で、
AI物販は利益率75%。
初期資金1万円で、
再現性も初心者向けも◎。
数字を並べてみると、
「大きく見えるジャンル」と
「実は始めやすいジャンル」が
別だと分かります。
ここで、
1つ大事なことを言います。
月利の数字だけで選んではいけません。
eBayの200万は魅力的に見えます。
でも、
それはあくまで「僕の実績」であって、
あなたがすぐ同じ数字を出せる
という意味ではありません。
大事なのは、
「自分の今の状況に、
どのジャンルが合っているか」
です。
資金が少ないなら、
初期1万円のAI物販や、
3万円のブックオフ。
すぐ現金がほしいなら、
即金性の高い店舗せどり。
時間をかけて大きく狙うなら、
eBayやcatawiki。
そういう
「選び方」ができるように、
この表があります。
2-9. バブルマトリクス ― 勝ち筋がひと目でわかる
表は正確ですが、
数字が多くて、
直感的にはつかみにくい。
そこで、
もう1つの見方を用意しました。
バブルマトリクスです。
これは、
7ジャンルを1枚の図に
「点」で配置したものです。
見方は、
3つだけ覚えてください。
横軸(→右にいくほど):再現性が高い
= やさしい、続けやすい
縦軸(↑上にいくほど):月利が大きい
= 稼げる金額が大きい
円の大きさ:利益率
= 大きい円ほど、手元に残る率が高い
つまり、
右上にあって、円が大きいジャンルほど、
やさしくて・大きく稼げて・利益率も高い。
この見方で図を見ると、
ある事実が浮かび上がります。
右上の、大きな円。
そこにあるのが、
catawiki輸出とAI物販です。
この2つは、
再現性が高く(右)、
月利も大きく(上)、
利益率も高い(円が大きい)。
僕が今、
AI物販を主力にしている理由が、
この図を見ると分かるはずです。
一方で、
eBay輸入は、
縦軸(月利)では一番上にあります。
でも、
横軸(再現性)では真ん中あたり。
「大きく稼げるが、
誰でもすぐにとはいかない」
という位置です。
図にすると、
こういう「立ち位置の違い」が
ひと目で分かります。
数字の表(2-8)で正確につかみ、
この図(2-9)で直感的に整理する。
2つをあわせて見れば、
あなたが
「どこで戦うか」を選ぶ材料は、
これで十分そろいます。
2章のまとめ
7つのジャンルを、
実績も、失敗も、全部公開しました。
そして、
比較表とバブルマトリクスで、
「どこで戦うか」を見渡しました。
でも、
ここで第1章を思い出してください。
どのジャンルを選んでも、
勝てるかどうかは「原則」次第です。
catawikiもAI物販も、
ただ始めただけでは勝てません。
そこで次の第3章では、
いよいよ本丸。
どのジャンルでも通用する
「勝ち方の16原則」を、
1つずつ、
完全に解説していきます。
「どこで戦うか」が分かったら、
次は「どう勝つか」です。
第3章 勝ち方の16原則・完全解説 ― どう勝つか(HOW)
この章の読み方
ここからが、
この白書の心臓部です。
第2章で「どこで戦うか」を見ました。
この章では、
「どう勝つか」を解説します。
16の原則を、
1つずつ。
ただし、
1つだけ約束してください。
必ず順番に読むこと。
第1章のピラミッドを
思い出してください。
土台(1〜3)の上に、
起点(4)があり、
武器(5〜11)があり、
行動(12〜16)がある。
下が抜けていると、
上は機能しません。
だから、
飛ばさずに、下から読んでくださいね。
それでは、
土台から始めます。
【第1層・土台】成功の絶対法則(原則1〜3)
これがすべての土台です。
派手さはありません。
でも、
ここが抜けている人は、
何をやっても続きません。
逆に、
ここさえ守れば、
たいていのことは何とかなります。
それくらい、大事な3つです。
原則1. 成功者から直接学べ
物販で一番の遠回りは、
自己流です。
僕はブックオフ時代、
1年間、自己流でやりました。
棚の前で、なんとなく仕入れて、
売れなくて、また棚に立つ。
1年で、
月利10万から1円も動きませんでした。
何が足りなかったのか?
すでに結果を出している人に、
直接教わること。
これをしていなかったんです。
eBayに移ったとき、
僕は初めて、
結果を出している人に教わりました。
すると、
あれだけ動かなかった数字が、
動き始めました。
ここで、
よくある勘違いを正します。
「本やYouTubeで勉強しています」
それも大事です。
でも、
無料の情報は、
どうしても「一般論」になります。
あなたの今の状況に、
ピンポイントで答えてはくれません。
そして、
無料の情報は、古かったり、不正確だったりもします。
一番速いのは、
今まさに結果を出している人に、
直接聞くこと。
その人がたどった道を、
ショートカットさせてもらう。
お金や時間を払ってでも、
正しい人から学ぶ。
それが、
15年やってきた僕の、
一番の後悔であり、
一番の学びです。
最初に自己流の1年さえなければ・・・
今でも、
そう思っています。
原則2. 量がすべてを凌駕する
これは、
身もふたもない話です。
しかしながら
まぎれもない、真実です。
物販で結果を出す人と
出さない人の違い。
その大きな1つが、
圧倒的な作業量なんです。
リサーチした商品の数。
出品した数。
仕入れを検討した数。
ここが、
そもそも足りていない人が、
本当に多いです。
「リサーチしても、
良い商品が見つかりません」
そう言う人の多くは、
リサーチの「質」ではなく、
「量」が足りていません。
10件見て見つからないのは、
当たり前です。
100件、
1000件と見て、
やっと「目」ができてきます。
じつは、
第4層で話す「分析」も、
量があって初めて成り立ちます。
10件のデータでは、
共通点は見えません。
100件あって、
やっと「売れるパターン」が
浮かび上がるんです。
だから、
最初の時期は、
とにかく量です。
質は、
量の中からしか生まれません。
センスがないと嘆く前に、
まず量をこなす。
これは、
才能の話ではありません。
やるか、やらないか。
それだけです。
原則3. 続けろ、やめるな
3つ目は、
一番シンプルで、
一番難しい原則です。
続けること。
物販をやめていく人を、
僕は何百人も見てきました。
その多くは、
「稼げないから」やめたのではありません。
結果が出る前にやめてしまったんです。
物販には、
タイムラグがあります。
リサーチして、
仕入れて、
出品して、
売れるまで。
そして、
そのデータがたまって、
「勝ちパターン」が見えるまで。
ここまでに、
どうしても時間がかかります。
多くの人は、
このパターンが見える手前で、
「自分には向いていない」と
やめてしまう。
あと少しだったのに、です。
ここで、
1つ大事なことを言います。
「続ける」というのは、
「同じ場所で我慢する」
という意味ではありません。
第2章で話したように、
僕は7回ジャンルを変えました。
中国輸入は、撤退しました。
でも、
物販そのものは、
15年間やめませんでした。
ジャンルはやめていい。
物販はやめるな。
地図さえ持っていれば、
ジャンルを変えても、
経験は積み上がっていきます。
やめなければ、
いつか必ず、
勝ちパターンが見えてきます。
逆に、
やめた瞬間に、
そこで試合終了です。
成功者と失敗者を分ける、
最後の1本の線。
それは、
やめなかったかどうかです。
土台のまとめ
この3つが、
すべての土台です。
成功者から直接学べ
量がすべてを凌駕する
続けろ、やめるな
地味です。
派手なテクニックは、
1つもありません。
それでも、
この3つが抜けたまま、
上のテクニックだけ覚えても、
絶対に、続きません。
逆に、
この3つさえ体に染み込めば、
あなたは、
どのジャンルでも生き残れます。
次は、
土台の上に乗る「起点」。
原則4、模倣の徹底です。
【第2層・起点】模倣の徹底(原則4)
土台が固まったら、
次は「出発点」です。
ここでやることは、
たった1つ。
売れている人を、
まず完全に真似る。
それだけです。
原則4. 模倣の徹底
物販を始めた人が、
最初にやりがちな失敗があります。
いきなり、自分で考えようとする。
「どんな商品が売れるかな」
「どう出品しようかな」
「価格はいくらにしようかな」
ゼロから、
自分の頭でひねり出そうとします。
気持ちは分かります。
でも、
これは一番の遠回りです。
なぜか?
あなたの頭の中には、
まだ正解のデータがないからです。
経験のない状態で考えても、
それはただの「あてずっぽう」になります。
第1章の僕が、
まさにそうでした。
棚の前で、
自分の感覚で「売れそう」を選ぶ。
その感覚に、根拠がなかった。
だから、1年間、外し続けたんです。
では、どうすればいいか?
答えはシンプルです。
すでに売れている人が、
何をやっているかを見て、
そっくり真似る。
何を仕入れているか?
いくらで売っているか?
どんな商品説明を書いているか?
どんな写真を使っているか?
全部、観察して、
同じようにやってみる。
ここで、
多くの人がためらいます。
「真似なんて、ずるいんじゃないか」
「オリジナリティが ないんじゃないか」
はっきり言います。
最初にオリジナリティは、
いりません。
むしろ邪魔になります。
考えてみてください。
すでに売れているということは、
それが「正解」だという証拠です。
市場が「これは売れる」と
証明してくれている。
その正解を、
わざわざ無視して、
自分のオリジナルを試す。
それは、
勇気ではなく、
ただの遠回りなんです。
じつは、
これは物販に限った話ではありません。
どんな世界でも、
上達の最短ルートは、
「型」を真似ることから始まります。
茶道も、武道も、書道も。
まず「型」を、徹底的に真似ること。
オリジナルは、
型を完全に身につけた、
ずっと後の話です。
物販も、
まったく同じです。
ここで、
1つ注意があります。
「真似る」というのは、
ただ商品をパクる
という意味ではありません。
売れている人の、
「やり方の構造」を真似る
ということです。
なぜ、その商品を選んだのか?
なぜ、その価格にしたのか?
なぜ、その見せ方をしたのか?
その「なぜ」ごと真似る。
そうすると、
だんだん見えてきます。
「あ、この人はこういう基準で選んでいるんだな」
その基準こそが、
次の第3層・第4層で話す、
リサーチと分析です。
つまり、
模倣を徹底すると、
自然と「武器」の使い方が
身についていくんです。
だから、
模倣は「起点」なんです。
すべての武器は、
真似ることから始まります。
最初は、
徹底的に真似てください。
オリジナルは、
それからで、
じゅうぶん間に合いますからね。
起点のまとめ
原則4は、
たった1つです。
売れている人を、完全に真似る。
ゼロから考えない。
正解を、まず借りる。
そして、
「やり方の構造」ごと真似ることで、
次の武器
――リサーチと分析――
が、自然と身についていきます。
土台(1〜3)の上に、
起点(4)が乗りました。
いよいよ次から、
具体的な「武器」に入ります。
第3層、
リサーチの3原則です。
物販の勝敗の9割が決まる、
一番大事なパートになります。
【第3層・武器】リサーチの3原則(原則5〜7)
ここからが、
具体的な「武器」です。
そして、
ここが一番大事なパートです。
なぜなら、
物販の勝敗の9割は、
仕入れる前に決まっているからです。
売れるかどうかは、
出品してから決まるんじゃありません。
「何を仕入れるか」を選んだ瞬間に、
もう半分以上、決まっているんです。
その「何を仕入れるか」を決める基準が、
これから話す3つの原則です。
仕入れる前に、
必ずこの3つを確認する。
それだけで、
あなたの「外す回数」は、
劇的に減ります。
原則5. いくつ売れたか(需要の量)
まず、1つ目。
その商品が、
過去にいくつ売れているか?
これを必ず確認します。
なぜか?
どんなに良さそうな商品でも、
売れた実績がなければ、
あなたも売れないからです。
ここで、
初心者がよくやる失敗があります。
「この商品、良さそう!」
「自分はこれ、欲しいと思う!」
そういう、
自分の主観で仕入れてしまう。
でも、
あなたが欲しいかどうかは、
関係ありません。
大事なのは、
市場が欲しがっているかどうか?です。
それを教えてくれるのが、
「過去に売れた数」です。
過去にたくさん売れている商品は、
これからも売れる可能性が高い。
過去に1つも売れていない商品は、
あなたが出しても、
売れない可能性が高い。
主観ではなく、
実績の数字で判断する。
これが1つ目です。
原則6. いくらで売れたか(需要の価格)
2つ目。
その商品が、
過去にいくらで売れているか?
これを確認します。
なぜか?
「売れる」と分かっても、
いくらで売れるかが分からなければ、
利益が出るか計算できないからです。
ここを見ない人が、
本当に多い。
「売れてるから」と仕入れて、
いざ売ってみたら、
仕入れ値とほとんど変わらなかった。
手数料と送料を引いたら、
むしろ赤字だった。
これは、
全部「いくらで売れるか」を
見ていなかったせいです。
正しい順番は、こうです。
過去の販売価格を調べる。
そこから、
仕入れ値・手数料・送料を引く。
残った金額が、
あなたの利益。
この計算を、
仕入れる前にやる。
「売れるか?」だけでなく、
「いくらで売れて、いくら残るか?」
ここまで見て、
初めてリサーチと言えます。
原則7. ライバルは何人か(供給)
3つ目。
これが、
意外と見落とされがちですが、
ものすごく重要です。
その商品を、
今、何人が売っているか?
つまり、
ライバルの数です。
なぜ、これが重要か?
原則5と6で、
「売れていて、利益も出る商品」を
見つけたとします。
でも、
そこにライバルが100人いたら?
どうなるでしょうか。
価格競争が起きます。
みんなが少しずつ値下げして、
最後には、
誰も儲からない価格になる。
せっかく良い商品を見つけても、
ライバルだらけなら、
意味がないんです。
ここで、
物販の本質が見えてきます。
物販とは、
需要と供給のバランスを見る仕事です。
原則5と6が「需要」。
売れているか、いくらで売れるか。
原則7が「供給」。
何人が売っているか。
この需要と供給のバランスこそが、
リサーチの本質です。
一番おいしいのは、
こういう商品です。
需要は高い(よく売れている)。
でも、供給は少ない(ライバルが少ない)。
売れているのに、
売っている人が少ない。
そこに、
あなたが入る。
これが、
一番きれいに勝てるパターンです。
第2章で話したcatawikiが、
まさにこれでした。
需要はあるのに、
ライバルが少なかった。
だから、
利益率50%という、
おいしい商売になったんです。
リサーチの3原則・まとめ
この3つを、
仕入れる前に必ず確認する。
いくつ売れたか?(需要の量)
いくらで売れたか?(需要の価格)
ライバルは何人か?(供給)
たったこれだけです。
でも、
この3つを飛ばして仕入れる人が、
驚くほど多い。
そして、
その人たちが、
「物販は稼げない」と言ってやめていきます。
逆に言えば、
この3つさえ徹底すれば、
それだけで、
上位のほうに食い込めます。
ここまでが、
仕入れの「入口」の武器でした。
でも、
リサーチで良い商品を見つけても、
なぜそれが売れたのか?を
理解していなければ、
次に活かせません。
そこで次の第4層では、
「売れた理由」を読み解く武器、
分析の4原則に入ります。
「たまたま売れた」を、
「狙って売る」に変えるパートです。
【第4層・武器】分析の4原則(原則8〜11)
第3層のリサーチで、
「何を仕入れるか」が分かりました。
でも、
それだけでは、まだ足りません。
リサーチは、
あくまで「入口」です。
仕入れて、売れた。
あるいは、売れなかった。
その結果から学んで、次に活かす。
これができて、初めて、
あなたの実力は積み上がっていきます。
それをやるのが、
分析の4原則です。
ひとことで言うと、
「たまたま売れた」を、
「狙って売れる」に変える
ための武器です。
原則8. 売れている共通点を探す
1つ目。
売れた商品が出たら、
なぜ、それが売れたのか?を考えます。
そして、
複数の「売れたもの」を見比べて、
共通点を探します。
たとえば。
「売れたものは、
どれも写真が明るかった」
「売れたものは、
どれも説明文が長かった」
「売れたものは、
どれも金曜の夜に出品していた」
こういう共通点が、
見えてくるんです。
ここで、思い出してください。
原則2で、
「量がすべてを凌駕する」
と言いましたね。
共通点は、
量がないと見えません。
売れたものが1つしかなければ、
それは「たまたま」かもしれない。
でも、
売れたものが10個あって、
そのどれもが同じ特徴を持っていたら?
それは、
もう「たまたま」ではありません。
「売れる法則」です。
その法則を見つけることが、
原則8です。
原則9. 売れていない共通点を避ける
2つ目。
原則8の、逆です。
売れなかったものの共通点を探します。
「売れ残ったものは、
どれも写真が暗かった」
「売れ残ったものは、
どれも価格が相場より高かった」
この「売れない共通点」が分かれば、
次から、それを避けられます。
じつは、
これは原則8より、
さらに大事かもしれません。
なぜか?
物販で一番怖いのは、
負けることだからです。
大きく勝つことより、
まず、大きく負けないこと。
「これをやると売れない」
というパターンを知っておけば、
無駄な仕入れ、
無駄な赤字を、
防げます。
成功から学ぶ。
失敗からも、学ぶ。
両方やって、
やっと分析です。
原則10. 売れたら繰り返す
3つ目。
これは、
シンプルですが、
できていない人が多い原則です。
売れたら、同じことを繰り返す。
当たり前に聞こえますか?
でも、
実際にはこうなりがちです。
1つ売れて、嬉しくなって、
次は別の新しい商品に手を出す。
これ、
すごくもったいない。
売れたということは、
そこに「勝ちパターン」が
あったということです。
なら、
その同じパターンで、
もう一度、もう一度と、
繰り返すべきなんです。
新しいことを試すのは、
今の勝ちパターンを、
しゃぶり尽くしてからで遅くありません。
1つ勝ち筋を見つけたら、
それが枯れるまで、徹底的に繰り返す。
これが、
利益を最大化する考え方です。
原則11. 売れなかったら仕入れない
4つ目。
これも、
当たり前のようで、
できていない人が多い。
売れなかったものは、二度と仕入れない。
人は、
不思議なもので、
一度「これは売れる」と思い込むと、
売れなくても、
また同じものを仕入れてしまうんです。
「今回はたまたまだ」
「次は売れるはずだ」
そう自分に言い聞かせて。
でも、
データが「売れない」と言っているなら、
それが答えです。
自分の思い込みより、
結果の数字を信じる。
売れたものは、繰り返す(原則10)。
売れなかったものは、やめる(原則11)。
この2つは、
セットです。
勝ちは伸ばす。
負けは切る。
これができる人だけが、
だんだん「勝ちパターンだけ」が
残っていきます。
分析の4原則・まとめ
4つを、もう一度。
売れている共通点を探す
売れていない共通点を避ける
売れたら繰り返す
売れなかったら仕入れない
リサーチ(第3層)が「入口」なら、
分析(第4層)は「振り返り」です。
入口で良いものを選び、
結果を振り返って、次に活かす。
このサイクルを回すほど、
あなたの「目」は、
どんどん正確になっていきます。
そして、
ここまでが「武器」のパートでした。
リサーチと分析。
この2つの武器を持てば、
あとは、実際に動くだけです。
最後の第5層では、
その「動き方」のルール。
実践の5原則に入ります。
スピード、損切り、タイミング。
現場で勝つための、
具体的な行動指針です。
【第5層・行動】実践の5原則(原則12〜16)
土台があり、
起点があり、
武器(リサーチと分析)がそろいました。
最後は、
実際に「動くとき」のルールです。
ここまでの原則を、
現場でどう使うか。
5つの行動指針として、
まとめます。
これが、
16原則の総仕上げです。
原則12. 出口を予想しろ
仕入れる前に、
「これは、いつ、いくらで売れるか?」を予想する。
これが、出口の予想です。
多くの人は、
「入口」しか見ていません。
「安く仕入れられた!」
それで満足してしまう。
でも、
安く買えたかどうかは、
本当はどうでもいいんです。
大事なのは、
売れて、利益になって、初めて完結する
ということ。
仕入れは、
ゴールではありません。
スタートです。
だから、
仕入れる前に、出口を描く。
「この商品は、
だいたい2週間で、
〇〇円で売れるだろう」
そう予想してから、仕入れる。
出口の見えない仕入れは、
ただのギャンブルです。
入口より、出口を見る。
これが、
プロの仕入れです。
原則13.「今が旬」より「次が旬」を先に仕込め
これは、
少し上級の考え方です。
物販には、
「旬」があります。
季節商品、
トレンド商品、
イベント需要。
多くの人は、
「今、売れているもの」に飛びつきます。
でも、
今売れているということは、
もう、ライバルも気づいている
ということです。
原則7を思い出してください。
ライバルが多ければ、
価格競争になる。
じゃあ、どうするか?
「次に旬が来るもの」を、
先に仕込んでおく。
たとえば。
夏のうちに、
冬物を仕込む。
ブームが来る前に、
その関連商品を押さえる。
みんなが気づいてから動くと、
遅いんです。
みんなが気づく前に、
先回りして仕込む。
これができると、
ライバルのいない場所で、
おいしく売れます。
「今」を追うな。
「次」を読め。
原則14. スピードが命。3割赤字でいい
これは、
誤解されやすい原則です。
でも、
すごく大事な考え方です。
物販で、
完璧を求めすぎる人がいます。
「もっと良い商品が
見つかってから」
「もっと相場を
調べ尽くしてから」
そうやって、
動き出すのが遅くなる。
はっきり言います。
完璧を待つより、
さっさと動いたほうがいい。
なぜか?
行動して、
売れた・売れなかったの
データが手に入るからです。
そのデータが、
分析(第4層)の材料になる。
つまり、
動かないと、
学ぶための材料すら、
手に入らないんです。
極端に言えば、
最初のうちは、
3割くらい赤字でもいい。
その赤字は、
「授業料」です。
完璧主義で1ヶ月止まるより、
多少失敗しても、
1ヶ月で大量に動いた人のほうが、
圧倒的に速く成長します。
ここでも、
原則2の「量」が効いてきます。
スピードと量。
これが、
最初の時期の成長を決めます。
原則15. 損切りの基準を最初に決めろ
これは、
メルマガでもお話しした原則です。
僕が中国輸入から撤退できたのも、
この原則のおかげでした。
物販で一番お金が減るのは、
赤字そのものではありません。
「もう少し待てば売れるかも」と、
感情で持ち続けることです。
売れない在庫を、
「いつか売れる」と抱え続ける。
その間、
お金も、置き場所も、
気力も、奪われ続けます。
これを防ぐ方法は、
1つだけ。
仕入れる前に、
撤退の基準を決めておく。
「〇日売れなかったら、値下げする」
「〇ヶ月で売れなければ、損切りする」
これを、
感情が入る前に決めておくんです。
そうすれば、
いざその時が来ても、
冷静に手放せます。
損切りは、
負けではありません。
次の勝ちのために、
お金とエネルギーを解放する判断です。
僕は中国輸入を損切りしたから、
次のcatawikiで、
月利80万にたどり着けました。
あのとき手放さなければ、
今もそこで、
足踏みしていたかもしれません。
切る基準を、先に決める。
これが、
お金を守る原則です。
原則16. 利益で焼肉を食べるな
最後の原則です。
そして、
僕が一番、
大切にしている考え方です。
物販で、
最初の利益が出ると、
人は、つい使いたくなります。
「初めて5万円稼いだ!
よし、焼肉を食べよう!」
気持ちは、
痛いほど分かります。
でも、
ここで使ってしまう人は、
そこから先に、いけません。
なぜか?
物販は、
お金を回すほど、大きくなる
ビジネスだからです。
最初に出た利益を、
次の仕入れに回す。
そうすると、
仕入れられる量が増える。
量が増えれば、
利益も増える。
その利益を、また回す。
この複利が効いてくると、
利益は、雪だるま式に増えていきます。
逆に、
出た利益を使ってしまえば、
いつまでも、
同じ規模のまま。
焼肉を食べるのは、
仕組みが回り始めて、
自動で利益が出るように
なってからで遅くありません。
最初の利益は、
胃袋ではなく、
次の仕入れに入れる。
これができる人だけが、
小さな物販を、
大きな事業に育てられます。
我慢ではありません。
未来の自分への、投資です。
実践の5原則・まとめ
出口を予想しろ
「今が旬」より「次が旬」を先に仕込め
スピードが命。3割赤字でいい
損切りの基準を最初に決めろ
利益で焼肉を食べるな
これで、
16の原則、すべてです。
16原則を、振り返って
ここまで、
長い道のりでした。
最後に、
1枚の地図を、もう一度。
【土台】
成功者から直接学べ
量がすべてを凌駕する
続けろ、やめるな
【起点】
4. 模倣の徹底
【リサーチ=需要と供給】
5. いくつ売れたか?
6. いくらで売れたか?
7. ライバルは何人か?
【分析=振り返り】
8. 売れている共通点を探す
9. 売れていない共通点を避ける
10. 売れたら繰り返す
11. 売れなかったら仕入れない
【行動】
12. 出口を予想しろ
13.「次が旬」を先に仕込め
14. スピードが命。3割赤字でいい
15. 損切りの基準を最初に決めろ
16. 利益で焼肉を食べるな
これが、
僕が15年かけてたどり着いた、
勝ち方の地図です。
どのジャンルでも、
時代が変わっても、
この順番で、
この通りにやれば、
あなたは、
迷子になりません。
次の第4章では、
逆の視点から見ていきます。
この原則を「守らない」と、
人はどう負けるのか?
負け続ける人の、7つのパターンです。
地図の使い方を知ったあとは、
「やってはいけないこと」を知る番です。
第4章 物販で負け続ける人の7パターン
第3章で、
勝ち方の16原則を見ました。
この章では、
その「逆」を見ます。
原則を守らないと、
人はどう負けるのか?
15年で、
1000人以上を見てきて、
負ける人には、
はっきりした「型」があると
分かりました。
7つのパターンに、
まとめます。
正直に読んでください。
もし、
1つでも「自分だ」と思ったら、
それは、
伸びしろがある、ということです。
パターン1. ジャンルを探し続ける
これは、
第1章でも話した、
一番多い負けパターンです。
「もっと稼げるジャンルが
あるんじゃないか?」
そう言って、
次々とジャンルを変える。
でも、
やり方(原則)を持っていないから、
どこに行っても、
同じ壁にぶつかる。
これは、
原則を持たない人の、
典型的な姿です。
服を着替えても、
中身は変わりません。
ジャンルではなく、
自分のやり方を見直す。
そこに気づけるかどうかが、
最初の分かれ道です。
パターン2. リサーチをしない
2つ目。
これも、
本当に多い。
感覚で仕入れて、
感覚で売ろうとする。
「これは売れそう」
「自分なら欲しい」
その主観だけで、
仕入れてしまう。
第3層で話した、
リサーチの3原則。
いくつ売れたか?
いくらで売れたか?
ライバルは何人か?
これを、
1つも見ずに動く。
結果は、
言うまでもありません。
仕入れた商品が、
売れずに残ります。
物販の勝敗の9割は、
仕入れる前に決まる。
リサーチをしないのは、
目を閉じて、
車を運転するようなものです。
パターン3. 分析をしない
3つ目。
売れた。
あるいは、売れなかった。
その結果を、
ただ流してしまう。
なぜ売れたのか?
なぜ売れなかったのか?
そこを、考えない。
だから、
何度やっても、
経験が積み上がらない。
毎回、
ゼロからの勝負になります。
売れたものの共通点を探す。
売れなかったものの共通点を避ける。
第4層で話した、
この振り返りをしない人は、
ずっと「運まかせ」の物販を
続けることになります。
運は、
いつか尽きます。
パターン4. すぐにやめる
4つ目。
これは、
一番もったいないパターンです。
結果が出る前に、
やめてしまう。
物販には、
タイムラグがあります。
勝ちパターンが見えるまで、
どうしても時間がかかる。
そのパターンが見える、
すぐ手前で、
「向いていない」と、
投げ出してしまう。
あと少しだったのに、です。
ここで、
1つ確認です。
「やめる」と「損切り」は、
まったく別物です。
損切り(原則15)は、
ダメな商品を切ること。
これは、正しい。
でも、
物販そのものをやめるのは、
話が違います。
ジャンルはやめていい。
商品は切っていい。
でも、
物販そのものは、やめるな。
パターン5. 利益を使ってしまう
5つ目。
最初の利益が出たとき、
それを使ってしまう。
原則16で話した、
「利益で焼肉を食べるな」の、
逆をやってしまうパターンです。
稼いだお金を、
次の仕入れに回さず、
生活や娯楽に使ってしまう。
そうすると、
いつまでも、
同じ規模のままです。
物販は、
お金を回すほど大きくなる。
最初の利益を回せるかどうか。
そこで、
1年後の規模が、
まったく変わります。
目先の5万円か。
1年後の50万円か。
その選択です。
パターン6. 完璧を求めすぎる
6つ目。
意外に思うかもしれません。
でも、
真面目な人ほど、
これにはまります。
「もっと完璧に準備してから」
「もっと調べ尽くしてから」
そう言って、
動き出さない。
原則14で話した、
「スピードが命」の逆です。
完璧な準備は、
存在しません。
動いて、
失敗して、
そこから学ぶ。
その繰り返しでしか、
人は上達しません。
準備ばかりして動かない人より、
多少雑でも、
さっさと動いて、
たくさん失敗した人のほうが、
ずっと速く成長します。
完璧主義は、
ていねいに見えて、
じつは、
ただの「動かない言い訳」に
なっていることがあります。
パターン7. 一人で抱え込む
7つ目。
最後のパターンです。
誰にも相談せず、
全部自己流でやろうとする。
原則1の、
「成功者から直接学べ」の、
逆です。
本やYouTubeだけで、
独学で、なんとかしようとする。
でも、
独学には限界があります。
自分の何が間違っているか、
自分では気づけないからです。
僕がブックオフで1年止まったのも、
まさにこれでした。
一人で、自己流で、
間違いに気づけなかった。
すでに結果を出している人に聞けば、
一瞬で分かることを、
一人だと、
何ヶ月もかけて、
遠回りしてしまう。
プライドや、
お金を惜しむ気持ちで、
「一人でやる」を選ぶ。
それが、
一番高くつくんです。
7つのパターン・まとめ
ジャンルを探し続ける
リサーチをしない
分析をしない
すぐにやめる
利益を使ってしまう
完璧を求めすぎる
一人で抱え込む
気づいたと思いますが、
この7つは、すべて、
第3章の16原則の「逆」です。
原則を守れば、勝つ。
原則を破れば、負ける。
ただ、それだけなんです。
もし、
今いくつか当てはまっても、
落ち込む必要はありません。
負けパターンを知ることは、
勝ちパターンを知ることと、
同じくらい大事だからです。
どこで人がつまずくかを知っていれば、
あなたは、そこを避けられます。
次の第5章からは、
いよいよ実践編です。
ゼロから、
最初の月利10万円までを、
どう作るのか。
具体的な道のりを、
お話しします。
第5章 ゼロイチ突破 ― 最初の月利10万円までの道
ここから、
実践編です。
第3章で、地図を手に入れました。
第4章で、落とし穴を知りました。
では、
実際にどう歩き出すか?
この章では、
ゼロから、最初の月利10万円まで。
その道のりを、
具体的にお話しします。
なぜ「10万円」か?
それは、
最初の壁であり、
一番大事な壁だからです。
0円から10万円。
ここを越えると、
景色が変わります。
「自分にもできる」
という確信が、生まれるからです。
まず、ジャンルを1つ決める
最初にやることは、
ジャンルを1つ選ぶこと。
第2章の比較表を、
思い出してください。
ここで、大事なことを言います。
「一番儲かるジャンル」を
選ぶ必要はありません。
選ぶ基準は、
2つだけです。
1つ。
今の自分の資金で、始められるか?
もう1つ。
続けられそうか?
たとえば。
資金が少ないなら、
初期1万円のAI物販か、
3万円のブックオフ。
すぐ動きたいなら、
即金性の高い店舗せどり。
最初は、
「勝ちやすさ」より、
「始めやすさ」で選ぶ。
なぜか?
第4章のパターン4で話した通り、
多くの人は、
始める前に、選ぶのに疲れてやめるからです。
完璧なジャンルを探すより、
さっさと1つ決めて、動く。
これが、
原則14(スピード)の実践です。
決めたら、徹底的に真似る
ジャンルを決めたら、
次は原則4。
売れている人を、徹底的に真似る。
そのジャンルで、
すでに結果を出している人を見つける。
その人が、
何を、いくらで、どう売っているか。
ぜんぶ観察して、
同じようにやってみる。
ここで、
ゼロから自分で考えない。
正解は、
もう市場にあります。
それを借りるんです。
量をこなして、データを集める
真似しながら、
とにかく量をこなします。
原則2、ですね。
リサーチする。
出品する。
仕入れを検討する。
最初は、
1日に何十件も見て、
「売れる商品の感覚」を、
体に入れていきます。
ここで、
結果が出なくても、
落ち込まないでください。
最初の数十件、数百件は、
「目」を作るための時間です。
すぐに利益が出なくて当然。
種をまいている時期だと、
思ってください。
売れたら、分析する
少しずつ、
売れるものが出てきます。
そうしたら、
原則8〜11の分析です。
なぜ、これは売れたのか?
なぜ、あれは売れなかったのか?
売れたものの共通点を探して、
それを繰り返す。
売れなかったものは、
もう仕入れない。
このサイクルを回すほど、
当たる確率が上がっていきます。
最初は10件に1件だったのが、
5件に1件、
3件に1件と、
だんだん、
精度が上がってくるんです。
10万円の壁の越え方
ここまでをまとめると、
月利10万円までの道は、こうです。
1つ、始めやすいジャンルを決める。
2つ、売れている人を真似る。
3つ、量をこなしてデータを集める。
4つ、売れた理由を分析して繰り返す。
これだけです。
特別なことは、
1つもありません。
ぜんぶ、
第3章の原則を、
順番にやるだけです。
そして、
ここで一番大事なのが、
やめないこと(原則3)。
正直に言います。
最初の月利10万円は、
すぐには出ません。
1ヶ月で出る人もいれば、
3ヶ月、半年かかる人もいます。
でも、
原則の通りにやり続ければ、
必ず、どこかで越えられます。
多くの人は、
その手前でやめてしまう。
だから、
逆に言えば、
やめずに続けるだけで、
上位に残れるんです。
この章のまとめ
ゼロから10万円。
ここは、
才能の勝負ではありません。
原則を、順番に、
やめずにやれるか。
それだけの勝負です。
そして、
一度10万円を越えると、
あなたの中に、
「再現できる型」ができています。
次の第6章では、
その型を使って、
10万円を、100万円に伸ばす。
スケールアップの戦略を、
お話しします。
ゼロイチの次は、
イチを、ジュウに、ヒャクに。
伸ばしていく番です。
第6章 月利10万→100万 スケールアップ戦略
第5章で、
最初の10万円を越えました。
おめでとうございます。
でも、
ここで多くの人が、
次の壁にぶつかります。
「10万円までは行った。
でも、そこから伸びない」
じつは、
10万を100万にするのは、
0を10にするのとは、
まったく違う戦いです。
この章では、
その「伸ばし方」を、
壁ごとにお話しします。
大前提:やり方は、もう変えない
最初に、
大事なことを言います。
10万円を稼げたなら、
あなたは、
すでに「勝てる型」を持っています。
だから、
ここで、やり方を変えてはいけません。
第4章のパターン1を、
思い出してください。
うまくいき始めると、
「別のジャンルも
やってみようかな」
と、目移りする人がいます。
でも、それは逆です。
勝てる型ができたなら、
その型を、もっと大きく回す。
スケールアップとは、
新しいことを始めることではなく、
今の勝ちパターンを、
拡大することです。
では、
どうやって拡大するか。
3つの壁を、
順番に越えていきます。
壁1:「時間」の壁 ― 量を増やす
最初の壁は、
時間です。
10万円を稼ぐと、
作業量も増えてきます。
リサーチ、仕入れ、出品、発送。
これを全部、
自分一人でやっていると、
自分の作業時間が、
上限になるんです。
ここでの突破法は、
シンプルです。
まず、徹底的に量を増やす。
原則2、ですね。
10万円稼げた型があるなら、
その型で扱う商品を、
2倍、3倍に増やす。
リサーチ件数を増やし、
仕入れ点数を増やし、
出品数を増やす。
最初は、
気合と作業量で、
30万、50万まで伸ばせます。
ただ、
ここで次の壁が来ます。
「一人では、もう手が回らない」
その壁が、
2つ目です。
壁2:「自分」の壁 ― 任せる・効率化する
一人の作業量には、
限界があります。
ここを越えるには、
2つの方法があります。
1つ目は、
人に任せる(外注)。
たとえば、
出品作業や、発送作業。
こういう「誰でもできる作業」を、
人にお願いする。
そうすると、
あなたは、
一番大事な作業
――リサーチと分析――
に、集中できます。
2つ目は、
効率化・自動化。
作業の中で、
繰り返している部分を、
ツールなどで効率化する。
ここで、
第7章で詳しく話す「AI」が、
効いてきます。
リサーチや分析を、
AIで一気に速くする。
そうすると、
一人でも、
より多くを、より速く
回せるようになります。
任せるか、効率化するか。
どちらにしても、
ポイントは1つ。
自分にしかできない作業に、
時間を使う。
これが、
50万から先に進む鍵です。
壁3:「単価」の壁 ― 利益率を上げる
3つ目の壁は、
単価です。
量を増やし、
作業を任せても、
薄利の商品ばかりだと、
どこかで頭打ちになります。
ここで、
2章の比較表を、
思い出してください。
利益率15%の中国輸入で
100万を狙うのと、
利益率75%のAI物販で
100万を狙うのとでは、
必要な作業量が、
まるで違います。
だから、
ある段階で、
より利益率の高い商品・ジャンルへ、
軸足を移すことを考えます。
ここは、
第5章の「始めやすさで選ぶ」とは、
逆の発想です。
ゼロイチは、始めやすさ。
スケールは、利益率。
最初は、とにかく始める。
慣れたら、利益率で選ぶ。
僕自身、
利益率の低いジャンルから、
catawiki(50%)、
AI物販(75%)へと、
だんだん、
利益率の高い場所に、
軸足を移してきました。
これが、
100万の壁を越える、
大きな鍵になります。
複利を、忘れない
そして、
スケールアップで、
絶対に忘れてはいけないのが、
原則16。
利益を、回し続けること。
10万、30万、50万。
利益が増えても、
それを使ってしまえば、
そこで成長は止まります。
出た利益を、
次の仕入れ、
外注費、
ツールへの投資に回す。
この複利が、
10万を100万に押し上げる、
エンジンになります。
我慢ではありません。
未来を、買っているんです。
この章のまとめ
10万を100万にする道は、
3つの壁を越えることでした。
壁1:時間 → 量を増やす
壁2:自分 → 任せる・効率化する
壁3:単価 → 利益率を上げる
そして、
土台に流れているのは、
勝てる型を変えず、
利益を回し続ける
という、
原則そのものです。
新しいことを、
次々と始める必要はありません。
1つの勝ちパターンを、
大きく、大きく育てる。
それが、
スケールアップです。
さて、
ここまで何度か、
「AI」の話が出てきました。
リサーチを速くする。
分析を一瞬で終わらせる。
次の第7章では、
いよいよ、
AI×物販。
16原則を加速させる道具としての、
AIの話をします。
第7章 AI×物販 ― 16原則を加速する道具
ここまで、
16の原則を見てきました。
そして、
スケールアップの話もしました。
その中で、
何度か「AI」という言葉が、
出てきましたね。
この章では、
そのAIについて、
僕の考えを、はっきりお話しします。
僕は今、
初心者の方にはAI物販をもっとも推奨しています。
僕がこれまで行ってきた物販の中で
最も稼ぎやすかったからです。
だから、AIの力は、
誰よりも実感しているつもりです。
そのうえで、
言います。
AIは「魔法」ではない
まず、
一番大事なことから。
最近、
こういう声をよく聞きます。
「AIを使えば、
物販は楽に稼げるんですよね?」
正直に答えます。
半分は本当で、半分は違います。
たしかに、
AIを使えば、
作業は劇的に速くなります。
でも、
AIを使えば、
誰でも勝てるわけではありません。
僕は1000人以上を見てきて、
はっきり分かったことがあります。
AIを使って稼げる人と、
AIを使っても稼げない人がいる。
その差は、
たった1つ。
「地図(16原則)を持っているかどうか」でした。
AIは「加速装置」
ここで、
第1章のたとえを、
思い出してください。
16原則は、
1枚の地図でした。
では、AIは何か?
AIは、
その地図の上を走る車を、
加速させる装置です。
それ以上でも、
それ以下でもありません。
地図を持っている人が、
AIを使うと、どうなるか?
リサーチが、10倍速くなる。
分析が、一瞬で終わる。
つまり、
正しい方向に、
猛スピードで進めます。
これは、
本当に強力です。
では、
地図を持っていない人が、
AIを使うと、どうなるか?
答えは、
こうです。
速く、間違える。
行き先を知らないまま、
速い車に乗るようなもの。
スピードが出るぶん、
遭難するのも、速くなるんです。
「速く間違える」とは
具体例で、
お話しします。
たとえば、
AIに、こう聞いたとします。
「売れる商品を教えて」
地図を持っていない人は、
その答えが、
正しいかどうか、判断できません。
AIが出してきた商品を、
そのまま鵜呑みにして、仕入れる。
そして、売れない。
これは、
AIのせいでしょうか?
違います。
地図を持たないまま、
AIを使ったからです。
AIは、
聞かれたことに答えるだけ。
何を聞けばいいか、
その答えが正しいか。
それを判断するのは、
使う人間の側です。
地図を持つ人の、AIの使い方
では、
地図を持っている人は、
AIをどう使うか?
こう聞きます。
「この商品の、
過去90日の販売数と、
平均落札価格を調べて」
「このジャンルで、
ライバルが少なくて、
需要のある価格帯を分析して」
何を聞けばいいか、
分かっているんです。
なぜ分かるか?
第3層のリサーチ、
第4層の分析という、
地図を持っているからです。
問いが正確だから、
答えも正確になる。
そして、
返ってきた答えが正しいかどうかも、
自分で判断できる。
つまり、
AIは、
原則を知っている人の手の中で、
初めて武器になるんです。
道具は変わる。原則は変わらない。
最後に、
一番大事なことを言います。
道具は、
変わり続けます。
今、
最先端と言われているAIも、
1年後には、
古くなっているでしょう。
新しいツールが、
次々と出てきます。
でも、
16原則は、変わりません。
需要と供給を見る。
売れた理由を分析する。
損切りの基準を決める。
これは、
道具が何であろうと、
変わらない「本質」です。
地図を持っている人は、
新しい道具が出るたびに、
それを乗りこなす側に回れます。
地図を持っていない人は、
新しい道具が出るたびに、
それに振り回される側になります。
だから僕は、
AIの使い方を教える前に、
必ず、
原則の話をするんです。
順番が、
逆になってはいけない。
まず、原則。
AIは、そのあと。
この章のまとめ
AIは、
魔法ではありません。
16原則という地図を、
加速させる「道具」です。
地図がある人がAIを使えば、
正しい方向に、速く進める。
地図がない人がAIを使えば、
速く、間違える。
だから、
順番を、間違えないでください。
原則が先。
道具は、あと。
これさえ守れば、
AIは、
あなたの最強の武器に、なります。
さて、
ここまでで、
原則も、実践も、AIも、
お話ししてきました。
最後の第8章では、
あなたが明日から使える、
「負けない」ためのチェックリストを、
お渡しします。
地図を、
いつでも開けるように。
実際の現場で使える、
道具箱です。
第8章 「負けない」チェックリスト集
ここまで、
長い道のりでした。
16の原則も、
実践の流れも、
AIの使い方も、
お話ししてきました。
でも、
正直に言います。
読んだだけでは、
身につきません。
大事なのは、
現場で、
実際に使えるかどうか、です。
そこで、
この最後の章では、
16原則を、
明日から使えるチェックリストに、
まとめ直しました。
仕入れの前に。
売れないとき。
月に一度の振り返りに。
そのつど、
この章を開いてください。
地図を、
いつでも確認できるように。
これは、
あなたの「道具箱」です。
チェックリスト1:仕入れる前に(最重要)
これは、
1点でも「いいえ」があれば、
仕入れを止めるリストです。
物販の勝敗の9割は、
ここで決まります。
・その商品は、過去に売れている実績があるか?(原則5)
・いくらで売れているか、具体的な金額を確認したか?(原則6)
・仕入れ値・手数料・送料を引いて、利益が残るか計算したか?(原則6)
・今、ライバルは何人いるか確認したか?(原則7)
・「自分が欲しい」ではなく「市場が欲しがっている」で判断したか?(原則5)
・いつ・いくらで売れるか、出口を予想したか?(原則12)
→ これは「主観」を消して「数字」で仕入れるための関門です。
チェックリスト2:出品するとき
・売れている人の出品を、見て真似たか?(原則4)
・写真は、売れている商品と同じくらい明るく・分かりやすいか?(原則8)
・商品説明は、売れている人の構造を真似たか?(原則4)
・価格は、相場とライバルを見て決めたか?(原則7)
→ ゼロから自己流で作らない。正解を借りる。
チェックリスト3:月に一度の振り返り
月末に、
必ずこれをやってください。
これが、
あなたの「目」を育てます。
・今月売れたものを並べて、共通点を探したか?(原則8)
・今月売れ残ったものを並べて、共通点を探したか?(原則9)
・売れたパターンを、来月も繰り返す計画を立てたか?(原則10)
・売れなかったものを、来月は仕入れない決断をしたか?(原則11)
・今月の利益を、次の仕入れに回したか?(焼肉に使っていないか)(原則16)
→ 振り返りをした分だけ、当たる確率が上がります。
チェックリスト4:撤退・損切りの基準
これは、
仕入れる前に決めておくものです。
感情が入る前に、
紙に書いておいてください。
・何日売れなかったら、値下げするか決めてあるか?(原則15)
・何ヶ月で売れなければ、損切りするか決めてあるか?(原則15)
・そのジャンル自体を、何ヶ月停滞したら見直すか決めてあるか?(原則3・15)
→ 損切りは負けではなく、次の勝ちのための資金解放です。
チェックリスト5:伸び悩んだときの点検
「最近、伸びないな」と思ったら、
これを点検してください。
・勝てる型を捨てて、新しいジャンルに目移りしていないか?(原則3)
・作業量は、十分か?(足りない人がほとんどです)(原則2)
・一人で抱え込まず、結果を出している人に聞いたか?(原則1)
・完璧を求めて、動きが止まっていないか?(原則14)
・より利益率の高い商品へ、軸足を移すタイミングではないか?
→ 伸び悩みの原因は、たいてい原則のどれかを外しています。
このリストの使い方
5つのリストを、
もう一度。
仕入れる前に(最重要)
出品するとき
月に一度の振り返り
撤退・損切りの基準
伸び悩んだときの点検
全部、
第3章の16原則と、
つながっています。
各項目に、
(原則◯)と書いてあるのは、
そのためです。
迷ったら、
ここに戻ってきてください。
そして、
その原則の解説を、
もう一度読み返す。
それだけで、
あなたは、
道に迷わずにすみます。
このチェックリストは、
できれば、
印刷して、手元に置くことを、
おすすめします。
地図は、
頭の中にしまうものではなく、
いつでも開けるように、
そばに置いておくものだからです。
おわりに ― 法則で戦え
ここまで、
読んでくださって、
本当にありがとうございました。
長い白書でしたね。
でも、
最後まで読んだあなたは、
すでに、
多くの人が持っていないものを、
手に入れています。
それは、
1枚の地図です。
最後に、
僕が一番伝えたかったことを、
お話しさせてください。
ジャンルは、手段にすぎない
この白書で、
僕は7つのジャンルを公開しました。
ブックオフ、eBay、
無在庫、店舗、中国輸入、
catawiki、AI物販。
全部、やり方が違います。
でも、
僕がずっと言ってきたのは、
「どのジャンルか」は、
本質ではない
ということでした。
ジャンルは、
時代とともに、変わります。
僕がやってきた7つも、
5年後には、
また顔ぶれが変わっているでしょう。
新しいジャンルが生まれ、
古いジャンルが消えていく。
でも、
勝ち方の16原則は、
変わりません。
需要と供給を見る。
売れた理由を分析する。
損切りの基準を決める。
利益を回し続ける。
これは、
ジャンルが何であろうと、
時代がどう変わろうと、
通用し続ける「本質」です。
だから僕は、
7回ジャンルを変えても、
生き残ってこれました。
地図さえ持っていれば、
どこへ行っても、迷わない。
それを、
あなたにも、
持ってほしかったんです。
でも、知っているだけでは、変わらない
ここで、
正直なことを、言います。
この白書を読んで、
「いい話だった」で終わってしまうと、
何も変わりません。
地図を持っているだけでは、
目的地には着けないからです。
歩くのは、
あなた自身です。
明日、
たった1つでいい。
第8章のチェックリストを開いて、
1つ、実際にやってみてください。
仕入れる前に、
過去の販売数を、調べてみる。
それだけでも、
昨日までのあなたとは、
違います。
知識を、
行動に変える。
その一歩が、
すべてのはじまりです。
「分かる」を「できる」に
最後に、
ひとつだけ、
お伝えしておきたいことがあります。
この白書は、
あくまで「地図」です。
どこで戦うか。
どう勝つか。
何をしてはいけないか。
その全体像を、
つかむためのものでした。
つまり、
「分かる」ための本です。
でも、
読み進めるうちに、
こう思った人も、
いるかもしれません。
「原則は分かった。
でも、実際に、
どうやればいいんだ?」
「リサーチの画面を、
具体的に見せてほしい」
「AIへの指示の出し方を、
手取り足取り知りたい」
その気持ちは、
よく分かります。
地図を見て、
「歩けるようになりたい」
そう思うのは、
自然なことだからです。
じつは、今、
その声に応えるものを、
準備しています。
一つひとつの原則を、
実際の画面の動画で。
僕がやっている実演で。
そのまま使えるテンプレートで。
「分かる」を「できる」に変える。
そのためのものを、
作っています。
それについては、
また近いうちに、
お話しさせてください。
今は、
まず、
この地図を、
じっくり手元に置いてください。
そして、
明日から、
一歩ずつ、歩いてみてください。
最後に
物販は、
特別な才能がある人だけのものでは、
ありません。
僕自身、
ブックオフの棚の前で、
1年間、立ち尽くしていた人間です。
その僕が、
原則を手に入れて、
変わることができました。
だから、
あなたにも、できます。
ジャンルを追いかけて、
さまよう日々は、
もう終わりにしましょう。
これからは、
法則で、戦ってください。
あなたの物販が、
ここから変わっていくことを、
心から願っています。
15年分の地図を、
受け取ってくれて、
ありがとうございました。
今日も、
目の前の一歩を、
大事にしていきましょうね。
のすけ

