【熊本地震】49医療機関で停電・断水などの被害続く 上野厚労相「給水が必要な医療機関への水の確保を迅速に」
厚生労働省は31日午後4時時点で、熊本県内の49の医療機関で停電や断水などの被害が続いていると発表しました。
このうち、診療の継続が困難になっている病院は4つあり、全ての病院で患者の転院・搬送が完了しているということです。
転院・搬送にあたっては、搬送先の確保と搬送手段の確保が主な課題となりますが、熊本県内は比較的医療機関も多いことから、搬送先はスムーズに確保できたということです。
また、高齢者施設では、熊本県内の734施設のほか、福岡県、長崎県、鹿児島県でもそれぞれ1施設で、障害者施設では熊本県内の286施設で、建物の破損や停電、断水、ガス停止などの被害が確認されています。
人工透析については、熊本県内にある94の透析施設のうち7施設が断水などによって透析の実施が困難な状態になっていますが、7施設全てで他の医療機関で透析を受けられるよう手配済みだということです。
このほか、厚労省は31日、2か所の避難所に支援物資を配送しました。1か所には乳幼児用紙おむつ1048枚と大人用紙おむつ600枚、もう1か所には大人用紙おむつ1万2048枚を配送したということです。
上野厚労相は、「給水が必要な医療機関への水の確保を迅速に行いたい」と述べ、関係省庁と連携して被災地への支援を進める考えを示しました。