こんにちは、ジェット谷です。
日本とカンボジアの両国でビジネスを行っているジェット谷が、現地カンボジアから最新情報をお届けするブログです。
カンボジアで13年間仕事、生活をしてきて、私が思うことがあります。
私は無宗教です。
信心はありませんし、寺社巡りも好きではありません。長い参道を歩くのも疲れますし、石段を登るのも面倒です。わざわざ山頂の神社まで行こうとも思わない、罰当たりな人間です。
寺社へ行くことがあるとすれば、お祭りで屋台が目的くらいでしょう。
海外では、公的な書類で宗教を尋ねられることがよくあります。そのたびに「無宗教」にチェックを入れるだけです。
そんな私ですが、一つだけ気にしていることがあります。
それが「験(げん)」です。
もちろん、ボクシング世界王者・具志堅用高さんが試合前にアイスクリームを食べていたような、成功のためのルーティンという意味ではありません。
私が気にするのは、「ゲンの悪い人」とは付き合わない、近づかない、近づけないということです。
私にとってゲンが悪い人とは、
・運がない人
・何をやっても上手くいかない人
・いつも人のせいにする人
・どこか荒んだ表情をしている人
そんな人たちです。
ただし、これは「不器用な人」や「お金がない人」という意味ではありません。
不器用な人でも、頑張り屋さんだったり、どこか憎めない人は私は好きです。
私が言う「ゲンの悪い人」とは、その人と関わることで、何となくこちらまでツキが落ちる、幸運が逃げていく、そんな空気を持っている人です。
理屈ではありません。
長年いろいろな人を見てきた私の経験則です。
私は人、特に若い人には絶対に説教はしません。
小言も言いません。
意見を求められれば答えますが、それ以外はこちらから口を出すことはありません。
しかし、ゲンが悪いと思った人については、基本的に完全に距離を置きます。
もちろん、相手から絡んでこなければの話ですが、わざわざ関わる必要はないと思っています。
実際、これまで私にしつこく絡んできた人たちは、ゲンが悪いと感じる人ばかりです。
私は、ゲンの悪さは人だけではないと思っています。
会社や組織にも「ゲンの悪さ」があります。
そういう会社は、次から次へとトラブルを運んできます。一つ問題が片付いたと思えば、また別の問題が起きる。その繰り返しです。
しかし、当事者は自分たちがゲンの悪さを持っていることに気付いていません。
だから余計に厄介です。
関われば関わるほど、そのゲンの悪さをこちらまで引き込み、せっかく巡ってくるはずだった幸運や良い縁まで逃してしまいそうな環境になります。
私と付き合いのある人が、明らかにゲンの悪い人と深く付き合っている場合は、一度は忠告します。
「その人とは距離を置いた方がいい。」
それでも聞き入れないなら、「同じ価値観なのだろう」と判断して、その人とも私は距離を置きます。
ゲンの悪さは移るものだと思っているからです。
最近ではSNSを見るだけでも、その人がどんな人たちと交流しているのか分かります。
昔から「人はその人の付き合いを見れば分かる」と言いますが、今はSNSを見れば、その人がどんな人たちと交流しているのかも分かる時代です。
私が25歳で会社を辞めた時、ある資産家のお客様から言われた言葉があります。
「成功したければ、貧乏人と縁を切れ。」
当時はかなりきつい言葉だと思いました。
しかし今振り返ると、その方が言いたかったのは「貧乏人と付き合うな」ではなく、「足を引っ張る人とは付き合うな」という意味だったのだと理解しています。
お金がなくなると心にも余裕がなくなります。
「貧すれば鈍する」という言葉どおり、自分より上手くいっている人の足を引っ張ろうとする人もいます。
そして不思議なことに、私が「ゲンの悪い」と感じる人に限って、お金、お金という人が本当に多いのです。頭の中がお金のことばかりで、人との縁や信用よりも目先のお金を優先してしまう。
これまで私を訴えてきた人たちは、
10万ドル、50万ドル、1,000万円、1億円、100万ドル、そして900万ドル(当時約13億円)など、非常に高額な請求をしてきました。
敗訴も多いですが、敗訴理由の全てが、口が悪い、表現に問題があるとして少額(最高でも50万円)の請求を受けた案件を除けば、誰一人として高額な賠償請求が認められたことはありません。
高額請求をしてきた人たちは、請求額に見合うだけの所得を証明できなかった、あるいは証明しませんでした。結局のところ、自分の身の丈を超えた金額を吹っ掛けてきただけでした。
請求額に見合うような所得は最初からなく、高額請求を正当化するための主張だったのです。
つまり、最初からスラップ訴訟として、お金を取れるなら取ろう、あわよくば払ってくるだろうという発想だったのでしょう。
自分で働いて稼ぐのではなく、他人から金にしてやろう。カンボジアの日本人にはこの種が多いです。これからカンボジア進出の人、企業の方は気を付けて頂きたいです。
私は、こうした考え方そのものが「ゲンの悪さ」だと思っています。
結果を見れば分かりますが、その人たちは仕事を失い、国を追われ、会社や事業が潰れ、病気で若くして障害を背負った者、中には刑務所に収監された者までいます。刑務所に収監されるなど「ゲンの悪さ」の極みですね。
偶然と言えば偶然なのかもしれません。
しかし、私はそうは思いません。
人を陥れよう、お金にしようという発想を持つ人は、結局、自分自身の人生も悪い方向へ進んでいく。
その結果が、まさに「ゲンの悪さ」なのだと思っています。
私が考える「運が良い」「ゲンが良い」とは、理屈では説明できないような巡り合わせです。
例えば、拳銃強盗に遭っても相手を素手で撃退できた。
あるいは、警察が逮捕しに来たものの、他人の逮捕状を持ってきてしまい、結果として逮捕も拘束もされなかったこともありました。(※詳細は文末注釈)
そんな漫画のような出来事が、実際に私の人生では、いや、カンボジアへ進出して以来、何度も起きています。
宗教は信じません。
神頼みもしません。
それでも、人との縁や運だけは大切にしています。
日本人との縁、カンボジア人との縁にも恵まれ、ここまで来ることができたと思っています。
だからこそ私は、ゲンの良い人や会社とは付き合い、ゲンの悪い人や会社とは距離を置く。
それが私の人生哲学とまでは言いませんが、これまで大きな幸運にも恵まれ、ラッキーにやってこられた理由の一つではないかと思っています。
【注釈】
2020年、キリロム工科大学(現在は経営破綻)の猪塚武から、刑事告訴と900万ドルの損害賠償請求を受けました。
しかし、私には訴状が一度も送達されず、私宛ての訴状がなぜか猪塚本人の住所へ送達されたことにより、私は欠席扱いとなり、逮捕状が発行されました。
この不可解な出来事は2020年、2021年と2年連続で発生しています。
刑事告訴と900万ドルの裁判は一審、二審とも棄却、猪塚武の敗訴です。
その後の東京高裁では、猪塚武は本人訴訟でAIで作成した準備書面に「自分で自宅に送達した」と記載していましたが、後に「AIの間違いだった」と訂正し、裁判官から1時間くらい厳しく追及される場面もありました。
もっとも、私の訴え自体は棄却されています。
裁判所の判断が本当に適切だったのかどうかについては、今でも疑問を持っています。
この件もAIが回答に至ったログを提出させていれば、判決は変わっていたのではないでしょうか。
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