東京
番組名やニュース、出演者などを検索
緊急時のため、命を守る情報をみなさまに広くお伝えしています。

大阪市内に出没「シカやん」遺伝子分析で奈良のシカとみられる

大阪市内の市街地に出没しことし3月に保護されたニホンジカの「シカやん」について、専門家による遺伝子分析の結果、奈良のシカとみられることがわかりました。
調査に参加した奈良大学の立澤史郎 教授は「奈良のシカが今後、大阪や京都など四方八方に出て行く可能性があり早急な対策が必要だ」と指摘しています。

「シカやん」は、ことし3月に大阪市の市街地に出没したところを保護されたオスのニホンジカで、現在は大阪・能勢町にある宿泊施設で飼育されていますが、人になれている様子から、奈良公園周辺に生息していたシカではないかと指摘されていました。

これについて、神戸女学院大学の高木俊人 専任講師らの研究チームが「シカやん」のふんを採取してDNAを分析したところ、奈良公園やその周辺に生息するシカと遺伝子の型が一致し「シカやん」は奈良のシカとみられることがわかりました。

奈良のシカは近年、行動範囲が広がり、奈良公園から離れた市街地で目撃されるケースが増えていて、その要因の1つには、奈良公園のシカが増え過ぎて足りなくなった芝など自然の餌を求めて公園から出て行っていることがあり、奈良県が対策を検討しています。

公園からおよそ30キロも離れた大阪市内までも移動したことについて分析に参加した奈良大学の立澤史郎 教授は「奈良のシカが今後、大阪や京都など四方八方に出て行く可能性があり早急な対策が必要だ。奈良公園の居住環境を整えてシカが外になるべく出て行かないようにするとともに、シカの行動調査を行い、対策を議論する必要がある」と話しています。

これについて大阪府の吉村知事は「今後も生駒山を越えて来るシカが出てくると思うので、速やかに対応できるよう市町村と連携しできるだけ事故が起きないよう対応したい」と話しています。

緊急時につき受信契約の必要なくご利用いただけます。通常時でもサービスをご利用になりたい方は下記を確認してください。