「連絡一切なく悔しい」全東信破産 歓楽街の店に影響大きく 富山県富山市
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KNB北日本放送
今月、クレジットカード決済を代行する会社「全東信」が破産し、全国の飲食店などでクレジットカードが使えなくなったり、売上げの入金が滞ったりしています。県内の飲食店にも広がっている影響を、川腰記者がお伝えします。 富山市の歓楽街・桜木町。クラブやラウンジなどが集まるこの街にも、全東信破産の影響が及んでいます。 「ラウンジ紬」です。今月6日から、レジ横にあるクレジットカードの決済端末が使えなくなりました。 ラウンジ紬 紬木なつみオーナー 「知人から『全東信さん倒産したけど、私のところって全東信じゃなかったけ?』って言われて知りました」 「単純に、利益がカード会社から支払われないかもしれないということで、焦りましたよね」 使えなくなった端末は、決済代行会社「全東信」から提供されていました。全東信は今月6日、大阪地裁から破産手続き開始の決定を受け事業を停止しました。「全東信」の決済代行システムはクラブやラウンジなどで多く利用されていました。 全東信は、客がクレジットカードで支払った売上金を、本来のカード会社よりも早く店側に立て替えて入金し、手数料を得るという事業を展開していました。店側にとっては売上げをすぐに現金化できることに加え、ほかの決済代行会社と比べて審査のハードルが低いことがメリットで、2017年の時点で全国でおよそ20万の店舗が加盟していました。桜木町にあるこの店では売上げのおよそ6割がクレジットカード経由で、これまでは月に2回、全東信からカードでの売上金が入金されていました。しかし先月後半の入金はありませんでした。 ラウンジ紬 紬木なつみオーナー 「未入金額でいうと、およそ3桁(万円)はありますね」 「お客様には事前に、カードの機械が使えないということを前もって説明したうえで、カードをやめていただく形にはしていました」 その後、別の会社の端末に切り替えて、ようやくクレジットカードの利用を再開しました。開業した4年前から全東信を利用していて、加盟店の多さや知名度の高さから信用しきっていたといいます。 ラウンジ紬 紬木なつみオーナー 「(全東信から連絡は)一切ないです」 「やっぱり悔しいですよね。(売上のために)自分たちの時間も使ったりしているんで…なんともいえないです」 全東信の破産を受けて、県内の各金融機関は相談窓口を設けています。これまでに15件ほどの相談が寄せられていて、100万円以上が入金されていないという声もあるということです。
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