筑西 病院の元職員逮捕で理事長らが会見 謝罪し経緯を説明
筑西市にある病院の元職員が院内のレジから現金を横領したとして逮捕されたことを受け、病院は31日記者会見をして謝罪するとともに、いきさつを説明しました。
筑西市にある「茨城県西部メディカルセンター」の元職員、山越陽平容疑者(46)は、会計を担当していた去年12月末、診療報酬の過剰請求分の還付手続き業務のため院内のレジから引き出した現金6万円余りを着服したとして、業務上横領の疑いで30日逮捕されました。
これを受け病院は31日、近藤匡理事長らが記者会見し、冒頭、「信頼を裏切り申し訳ありません」と謝罪した上で、これまでに把握しているいきさつなどを説明しました。
それによりますと、ことし1月、元職員の会計事務について不明な点があるという指摘が内部であり、調査した結果、元職員が会計データを書き換えるなどして現金を横領した疑いがわかりました。
病院が元職員に聴き取りしたところ関与を認めたことから、ことし2月6日付けで懲戒解雇にしたということです。
内部調査で被害の総額は概算で3000万円にのぼることもわかり、聴き取りの際、元職員は「申し訳ない」と述べ、全額を返済する意志を示したということです。
一方、病院は、不正を防ぐチェック機能や職員の法令順守など体制が不十分だったとして、内部監査や研修の強化や充実を図って再発防止策を講じ、信頼回復に努めるとしています。