熊本県内の医療機関や高齢者施設などの被害 厚労省
【医療機関】
厚生労働省が30日午後2時の時点でまとめたところ、熊本県では41の医療機関で断水や停電、医療ガスが使えなくなるなどの被害が出ているということです。
医療機関がある自治体別にみると、
▽八代市が16か所、
▽宇城市が9か所、
▽熊本市が6か所、
▽上天草市、御船町、益城町がそれぞれ2か所、
▽氷川町、水俣市、芦北町、人吉市がそれぞれ1か所です。
熊本県内では、
▼医師や看護師などでつくる「災害派遣医療チーム」=DMATが43チーム活動しているほか、
▼「災害派遣精神医療チーム」=DPATも10チーム活動しています。
【高齢者施設】
高齢者施設では、熊本県内の522か所と長崎県の1か所でガスの停止や断水、建物の壁にひびが入るなどの被害が出ています。
高齢者施設がある自治体別にみると、熊本県内は
▽熊本市165か所、
▽八代市が104か所、
▽宇城市が51か所
▽宇土市が26か所、
▽甲佐町が25か所、
▽菊陽町と御船町、美里町がそれぞれ12か所、
▽合志市、天草市がそれぞれ11か所、
▽益城町と菊池市がそれぞれ10か所、
▽芦北町、玉名市、水俣市、西原村がそれぞれ7か所、
▽山都町、人吉市、大津町がそれぞれ6か所、
▽上天草市が5か所、
▽あさぎり町、阿蘇市、産山村、苓北町がそれぞれ3か所、
▽高森町が2か所、
▽球磨村、玉東町、荒尾市、山鹿市、水上村、津奈木町、南阿蘇村、氷川町がそれぞれ1か所です。
長崎県では▽南島原市の1か所です。
このうち、利用者をほかの施設へ移す必要がある高齢者施設は12か所で、6か所はすでに移動を終えたということです。
【障害児者施設】
熊本県内の障害児や障害者に関係する施設でも277か所で停電や断水、建物の被害が確認されています。
施設のある自治体別では、
▽宇城市が62か所、
▽熊本市が56か所、
▽八代市が47か所、
▽宇土市が33か所、
▽益城町が21か所、
▽甲佐町が10か所、
▽御船町が9か所、
▽人吉市が7か所、
▽合志市、美里町、氷川町がそれぞれ6か所、
▽天草市が5か所、
▽上天草市、大津町、嘉島町がそれぞれ2か所、
▽水俣市、和水町、菊陽町がそれぞれ1か所です。
このうち、利用者をほかの施設に移す必要があるのは3か所で、移動先のめどはたっているということです。
【人工透析施設】
このほか熊本県内にある94の人工透析施設のうち現在も7か所で停電や断水などのために人工透析の実施が困難になっているということです。
厚生労働省は熊本県などを通じて、患者が別の医療機関で透析を行えるようにするための調整や、給水車の手配の状況などを確認しているということです。