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熊本 氷川町 断水で特別養護老人ホームがSNSで窮状訴え

震度7の揺れを観測した熊本県氷川町にある高齢者施設では、断水の影響で利用できる飲料水が少なくなり、施設の運営を続けられるか、不安を募らせています。

氷川町にある特別養護老人ホームは、88人のお年寄りを受け入れていて、28日の地震では、▽入所者3人が軽いけがをしたほか、▽施設の床や壁にひびが入る被害がありました。

また、29日は、停電が続いてエアコンも使えずにいたことなどから、お年寄り24人が熱を出すなど体調不良を訴える入所者も相次いだということです。

断水も続いていて、▽飲料水は何とか備蓄でしのいでいますが、施設のタンクには5トンほどしか残っていないほか、▽水を使わずに提供できる非常食も数日分しか残っておらず、このままの状況が続けば、数日後には施設の運営ができなくなるおそれがあるということです。

30日は、町の要請を受けた水道事業者が施設を訪れ、1トンの水をタンクに補充しましたが、今後の見通しは立っていないということです。

こうした中、施設では、30日、広く窮状を訴え支援を呼びかけようと、施設長みずから水が足りなくなっている実情を訴える動画を職員と撮影し、SNSに早速、投稿していました。

特別養護老人ホーム「早尾園」の松尾俊司施設長は「水がきょうにも枯渇するかもしれない状況で、とても心配していて、少しでも応援が来てほしいとの思いで思い切って動画の投稿を考えた。ライフラインが元に戻らないと、適切なサービスも提供できず、職員も疲弊してきているので、いち早くライフラインを復旧してほしい」と話していました。

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