2026年熊本地震「死者34人」に 熊本県発表 7・9万戸断水、9196人が避難
宇城市と氷川町で最大震度7を観測した2026年熊本地震で、熊本県は30日、県内の死者が地震との関連を調査中のケースも含めて34人になったと発表した。午後7時時点で、27市町村の計390カ所の避難所に9196人が避難している。
地震に起因する死者は25人。このうち、煙突が折れた日本製紙八代工場(八代市)は8人、爆発事故が起きた嘉島町のイオンモール熊本は7人となった。ほかに、重症5人、中等症39人、軽症22人となっている。
今回の地震で、宇城市や氷川町など広い範囲で住宅が被害を受けた。午後2時時点で八代市や宇城市など9市町で計7万9700戸が断水。八代市や宇城市の医療機関101施設で停電や断水が起きている。
西日本高速道路などは30日午前、九州自動車道益城熊本空港インターチェンジ(IC)-松橋IC間、九州中央自動車道嘉島ジャンクション(JCT)-益城料金所間の通行止めを解除した。九州自動車道松橋IC-えびのIC間などで止めが続いている。県管理道路は、12路線14カ所で全面通行止め。
JR九州は31日の運行について、九州新幹線の博多(福岡市)-熊本間は減便して運行すると発表。復旧に時間がかかるため、熊本-鹿児島中央(鹿児島市)間は終日運休する。在来線は鹿児島線の熊本-八代間と三角線の宇土-三角間は終日運休。鹿児島線の熊本-宇土間と三角線の宇土-三角間は8月2日の運行再開を目指す。
九州電力熊本支店によると、30日午後8時時点で、八代市と宇城市、氷川町で計1万630戸が停電。31日夕に全域で復旧する見通し。(地域報道本部取材班)