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【倒産情報】臨床検査事業者「エフエムエルサービス」と関連会社の「くれたけ」 破産手続き開始決定 債務超過の状態が続き、事業の継続断念 鳥取県鳥取市

2026年7月30日 21:15
【倒産情報】臨床検査事業者「エフエムエルサービス」と関連会社の「くれたけ」 破産手続き開始決定 債務超過の状態が続き、事業の継続断念 鳥取県鳥取市

帝国データバンク鳥取支店によりますと、鳥取市の臨床検査事業者「エフエムエルサービス」と関連会社の「くれたけ」の2社は、7月29日に事業を停止し、同鳥取地裁へ自己破産を申請。30日、鳥取地裁から破産手続き開始決定を受けました。

エフエムエルサービスは、1995年7月に設立された臨床検査事業者です。医療機関から受診患者の血液や尿などの検体検査を主に請け負うほか、2000年に薬局を開設するなどして業容を拡大し、2016年9月期には年収入高は約10億900万円を計上しました。

しかし、それ以降は薬局の閉店や関連会社への事業譲渡などにより事業規模が縮小していました。コロナ禍ではPCR検査などを手がけ受注を伸ばし、2022年9月期の年売上高は約7億円を計上しました。

しかし、その後はPCR検査需要が落ち着いてきたことや検査件数の減少に加え、事業の多角化を図っていた関連会社の業況が振るわず、同社に対する貸付金が増加。債務超過の状態が続き、ついに事業の継続を断念しました。

くれたけは、2017年7月に設立された飲食業者です。日本料理店「呉竹鮨」(鳥取店、松江店)のほか、うどん店、焼き肉店、中華料理店などの飲食店経営や精肉販売を手がけ、2024年6月期には年売上高約4億円を計上しました。

しかし、各店舗の稼働率を維持することができず慢性的な赤字が続き、食材費の上昇に対する価格転嫁も進みませんでした。このため、2024年11月頃から店舗の閉鎖を進めるなど経営改善を図っていましたが、エフエムエルサービスの経営破綻に連鎖する形で事業継続を断念しました。

負債は、エフエムエルサービスが2025年9月期末時点で約10億6000万円、くれたけが2025年6月期末時点で約2億5000万円で、2社合計では約13億1000万円となっています。

最終更新日:2026年7月30日 21:15
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