「仕方ない」「廃止はしないで」平成筑豊鉄道は路線バスに転換へ 利用者数減少で厳しい経営が続く 来年度までに計画策定
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RKB毎日放送
利用者数が落ち込み厳しい経営が続く平成筑豊鉄道は鉄道をやめて、路線バスに転換することになりました。法定協議会は、来年度末までに具体的な計画を策定するとしています。 【写真で見る】鉄道を廃止し路線バスに転換することになった「平成筑豊鉄道」 ■利用客はピーク時の3分の1に 福岡県 服部誠太郎 知事 「路線バス案を平成筑豊鉄道の今後のあり方に関する大きな方向性として決定しました」 福岡県の服部知事は25日午後、沿線自治体に対し、法定協議会の審議の結果、平成筑豊鉄道を今後、路線バスに転換すると報告しました。 直方市や田川市、行橋市を結ぶ第三セクターの平成筑豊鉄道。利用客はピーク時の3分の1程度にまで落ち込み昨年度は、3億5400万円の赤字となりました。今後も赤字が拡大すると見込まれこのままでは経営が成り立たない状況です。 ■3つの案で議論を進めた結果 沿線自治体の要望を受けて県が設置した法定協議会は、自治体が施設を管理して鉄道を維持する上下分離方式、専用道路を整備してバスを走らせるBRT、それに路線バスの3つの案で議論を進めてきました。 協議会は沿線自治体や交通事業者など27の委員で構成されていますが、書面決議の結果、12人が棄権し、残る15人のうち8人が路線バスを支持して過半数を得たということです。 福岡県 窪西駿介 交通政策課長 「バスがしっかりと利用者の方に使われていく。そして持続可能になっていく。そのために一緒にできることをやっていこうというところを確認した」 ■田川市は「決定に従う」 田川市は路線バスではなくBRTを支持していましたが今回の協議会の結論には従う方針です。 田川市 村上卓哉 市長 「法定協議会の決定に従うということでは合意しておりましたので本当に地域(全体)で選ばれる公共交通を目指していく」 ■利用者からは鉄道廃止を惜しむ声 街から鉄道がなくなるという今回の決定に利用者からは惜しむ声が聞かれました。 利用者 「仕方ないというか、人口も減って、利用する人も少なくなって存続していくのが厳しいと感じます」
利用する高校生 「廃止はしないでほしいです。けっこう使うので学校とか遊びに行くにも」 路線バスに転換するには運転手が44人必要だと試算されています。バスの運転手不足が全国的にバス会社の課題となっているだけに、路線バスへの転換は容易ではありません。 法定協議会は来年度末までに「路線バス」の実現に向けた地域公共交通計画を策定する方針です。
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