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宇城の熊本南病院が機能停止 入院患者127人ほかの病院に
震度7を観測した宇城市にある熊本南病院では、地震による建物被害などで診療ができなくなり、病院機能が停止したため、入院患者120人余りをほかの病院に移す「病院間搬送」が行われています。
病院によりますと、地震の揺れで外壁の一部が剥がれ落ちたほか、建物の内部では、天井が崩落した場所も確認されたということです。
また、水道が止まり、検査機器が使えなくなって、診療を行えない状態になっているということです。
29日午前2時ごろ、病院の駐車場では、医師や看護師などが入院する患者127人の受け入れ先となる県内の病院との調整にあたり、福祉タクシーや救急車が到着するたびに患者を乗せて搬送していました。
この病院ではパーキンソン病などの患者を多く受け入れていて、人工呼吸器を使用している患者もいますが、電力を自家発電でまかなっていて、これまでに患者にけがはなく、容体が悪化した人もいないということです。
熊本南病院の内枦保雄一事務部長は、「地震には驚きましたが、まず患者さんのところへ行き、人工呼吸器が動いていることを確認したり、歩ける患者を外へ避難させたりしました。想定を超える状況ですが、残る患者さんについても確実に搬送したいです」と話していました。