第108回全国高校野球埼玉大会は26日、さいたま市大宮区の県営大宮球場で決勝戦が行われ、花咲徳栄(加須市)が浦和学院(さいたま市緑区)を下し、2年ぶりの夏王者に輝いた。試合は終盤までAシードの強豪同士が一歩も譲らない白熱した展開に。甲子園を目指す球児たちに向け、両校のスタンドからは猛暑に負けない熱い声援が響いた。
■花咲徳栄、「長い夏に」笑顔満開
三塁側の花咲徳栄スタンドには生徒や保護者など600人を超える応援団が集結。2年ぶりに決勝進出した選手へ大声援を送った。
吹奏楽部はコンクールが近いため、部員20人のみで駆け付けた。部員をまとめた2年の黒川紗椰さん(17)は「音楽で選手の力になれるように、一つ一つの音を大切に演奏している。このまま甲子園への切符をつかんでほしい」と期待した。
八回表に奥野敬太選手の中越え2点二塁打で勝ち越すと、盛り上がりも加速。応援団長の井上隆世さん(17)は「応援も負けていない。応援に駆け付けた人たちを全員引っ張って、今までの準備を出し切る」と声をからした。
そして待ちわびた優勝の瞬間、スタンドでは大歓声が上がり、泥だらけの選手たちをたたえる拍手が響いた。八回に二塁打、九回に適時三塁打を放った笹崎昌久選手の父典久さん(62)は「自分と仲間を信じろ。チームを引っ張れ」と試合前に連絡し、息子を鼓舞した。「打たなきゃいけない場面でしっかり打ってくれた。今日までやってきたことが出せて良かった」と安堵(あんど)し「日本一まで全力でサポートしていく」と意気込んだ。
強力な浦和学院打線を相手に9回3失点で準決勝に引き続き完投した黒川凌大選手の母琴美さん(58)は「途中から雨が降る中、球速も落ち着いていた。力を全て出し切ったと思う」と激闘をたたえた。そして黒川選手に対して「ありがとうと伝えたい」と話し「甲子園出場を決めてくれてうれしい。全国の頂点に向けて長い夏が始まる」と笑顔を見せた。
■浦和学院、3年ぶり思い声援に
3年ぶりに決勝へ駒を進めた浦和学院の一塁側スタンドには、生徒や保護者、教職員、OBなど千人を超える応援団が駆け付けて声援を送った。
応援団長の増田仁貴さん(17)は「いろいろな方々に応援されてこその野球部なので、浦学の全員野球を体現したい。自分たちは甲子園を知らない代なので、スタンドもグラウンドと一緒になって全員で勝ちにいく」と思いを込めた。
吹奏楽部はこの日、現役生全員と卒業生らが駆け付けた。部長の村田雫さん(18)は「初めて決勝に来た。3年ぶりに絶対に甲子園に行ってほしい。後押しできるような演奏を精いっぱいしたい」とエールを送った。
1点差に迫った八回裏、応援のボルテージは最高潮に。踊りで選手をサポートするソングリーダー部部長の布施樹奈さん(17)は「初戦からずっと見てきたので、ここから絶対に勝てると思う。最後まで信じて応援する」と力強く話して応援した。
試合は惜敗。スタンドでは涙を流す生徒らの姿も見受けられたが、最後は選手に温かい拍手が送られた。この日先発し、途中からライトに入り好守を見せ、2安打した西村虎龍選手の父竜仁さん(50)は「よくやってくれた。今日まで楽しませてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べた。
九回裏に代打で出場し安打を放った蜂巣祥万主将の父秀樹さん(47)は「これだけ大勢(の部員)を率いるのは並大抵のことではない。最後まで諦めない気持ちで、ヒットを打ってくれて良かった」と息子の活躍に目を細めた。
■花咲徳栄、「長い夏に」笑顔満開
三塁側の花咲徳栄スタンドには生徒や保護者など600人を超える応援団が集結。2年ぶりに決勝進出した選手へ大声援を送った。
吹奏楽部はコンクールが近いため、部員20人のみで駆け付けた。部員をまとめた2年の黒川紗椰さん(17)は「音楽で選手の力になれるように、一つ一つの音を大切に演奏している。このまま甲子園への切符をつかんでほしい」と期待した。
八回表に奥野敬太選手の中越え2点二塁打で勝ち越すと、盛り上がりも加速。応援団長の井上隆世さん(17)は「応援も負けていない。応援に駆け付けた人たちを全員引っ張って、今までの準備を出し切る」と声をからした。
そして待ちわびた優勝の瞬間、スタンドでは大歓声が上がり、泥だらけの選手たちをたたえる拍手が響いた。八回に二塁打、九回に適時三塁打を放った笹崎昌久選手の父典久さん(62)は「自分と仲間を信じろ。チームを引っ張れ」と試合前に連絡し、息子を鼓舞した。「打たなきゃいけない場面でしっかり打ってくれた。今日までやってきたことが出せて良かった」と安堵(あんど)し「日本一まで全力でサポートしていく」と意気込んだ。
強力な浦和学院打線を相手に9回3失点で準決勝に引き続き完投した黒川凌大選手の母琴美さん(58)は「途中から雨が降る中、球速も落ち着いていた。力を全て出し切ったと思う」と激闘をたたえた。そして黒川選手に対して「ありがとうと伝えたい」と話し「甲子園出場を決めてくれてうれしい。全国の頂点に向けて長い夏が始まる」と笑顔を見せた。
■浦和学院、3年ぶり思い声援に
3年ぶりに決勝へ駒を進めた浦和学院の一塁側スタンドには、生徒や保護者、教職員、OBなど千人を超える応援団が駆け付けて声援を送った。
応援団長の増田仁貴さん(17)は「いろいろな方々に応援されてこその野球部なので、浦学の全員野球を体現したい。自分たちは甲子園を知らない代なので、スタンドもグラウンドと一緒になって全員で勝ちにいく」と思いを込めた。
吹奏楽部はこの日、現役生全員と卒業生らが駆け付けた。部長の村田雫さん(18)は「初めて決勝に来た。3年ぶりに絶対に甲子園に行ってほしい。後押しできるような演奏を精いっぱいしたい」とエールを送った。
1点差に迫った八回裏、応援のボルテージは最高潮に。踊りで選手をサポートするソングリーダー部部長の布施樹奈さん(17)は「初戦からずっと見てきたので、ここから絶対に勝てると思う。最後まで信じて応援する」と力強く話して応援した。
試合は惜敗。スタンドでは涙を流す生徒らの姿も見受けられたが、最後は選手に温かい拍手が送られた。この日先発し、途中からライトに入り好守を見せ、2安打した西村虎龍選手の父竜仁さん(50)は「よくやってくれた。今日まで楽しませてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べた。
九回裏に代打で出場し安打を放った蜂巣祥万主将の父秀樹さん(47)は「これだけ大勢(の部員)を率いるのは並大抵のことではない。最後まで諦めない気持ちで、ヒットを打ってくれて良かった」と息子の活躍に目を細めた。