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政府の地震調査委員会 “日奈久断層帯 約30キロずれ動いたか”

令和8年熊本地震

熊本県で最大震度7の揺れを観測した大地震を受け、政府の地震調査委員会は臨時の会合を開き、「日奈久断層帯」の一部がずれ動いたとする評価をまとめました。地震活動は依然活発で、活断層帯にはまだ破壊されていない区間があるとして、強い揺れへの備えを続けるよう呼びかけています。

専門家などでつくる政府の地震調査委員会は29日夕方から臨時の会合を開き、熊本県で続く地震活動や、周辺の地殻変動のデータについて分析しました。

衛星による観測や地震の波形などの解析から、マグニチュード7.1の大地震は熊本県益城町から八代海にのびる「日奈久断層帯」の一部がずれ動いたとする評価をまとめました。

今回活動した区間は、およそ30キロだと推定しています。

「日奈久断層帯」は3つの区間に分けられていて、今回の地震で活動したのは北側の「高野―白旗区間」の一部と、中央に位置する「日奈久区間」の北東部と考えられると指摘しました。

一方、「日奈久区間」については、今回の地震では破壊されなかったいわゆる「割れ残り」があり、最も南側の「八代海区間」もずれ動いていないとしています。

小原一成委員長は「いつ起きるかは分からないが、将来的には日奈久区間の割れ残った部分も破壊されて、地震を引き起こす可能性がある」と述べた上で、「この地域にはまだ活動していない断層も残っている。10年前、実際に熊本で起きてしまったように、より大きな地震が起きることが全くないとは言えず、もっと大きな揺れに見舞われる可能性もあることを意識して備えていただきたい」と呼びかけました。

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