震度7は「1%未満」でも起きる…2026年熊本地震と日本全国のSランク活断層【J-SHIS想定震度】
実際、最大震度7が観測された1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、発生前に公表されていた確率は0.02%〜8%、2016年の熊本地震に至っては、ほぼ0%〜0.9%とされていました。 そして、日本国内には約2,000を超える活断層があるとされ、地下に隠れたままの「未発見の断層」の可能性も否定できません。 「地図に載っていないから大丈夫」という油断は禁物です。 ■▼今回の熊本地震 J-SHISの想定震度分布と共通点 一方、主要な活断層については、防災科学技術研究所のJ-SHISが、想定される地震が発生した場合の震度分布を公表しています。 今回の熊本地震で観測された震度分布は、日奈久断層帯(※)の地震を想定した分布と、強い揺れが広がった地域に共通点がみられました。 ※日奈久断層帯 日奈久区間 予想規模:M7.5程度 30年以内の地震発生確率:ほぼ0%~6%(ランクS) ただ、これは地震の発生日時や実際の震度を事前に予知したものではありません。 繰り返しになりますが、発生確率の値やランクはあくまでも目安で、どんなランクの地震でも事前の備えは重要です。 突然襲ってくる地震。自分や家族の身を守るため、そして迅速な避難、安全確保を行うため、常日頃から備えることが重要です。 【地域別のSランク活断層と予測震度】 北海道・東北・関東甲信・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州 ■▼日本全国・主要活断層一覧【評価Sランク抜粋・予測震度】 長期評価結果に掲載された活断層のうち、相対的評価がSランク又はS*ランクのものを抜粋します。括弧内は、予想規模(マグニチュード)と、30年以内の地震発生確率です。 ▼北海道 サロベツ断層帯(7.6程度 4%以下) 黒松内低地断層帯(7.3程度以上 2%~5%以下) ■▼主要活断層一覧(東北 評価Sランク・予測震度) ▼山形県 庄内平野東縁断層帯 (南部)(6.9程度 ほぼ0%~6%) 山形盆地断層帯(北部)(7.3程度 0.003%~8%) 新庄盆地断層帯 (東部)(7.1程度 5%以下)