【司書】 神々の血脈
1〜3
「ヨッド・へー・ヴァウ・へー・
オショコ・マオンコ・ノケイヤ……」
ティラノサウルスの様な巨竜に
変化する女学生を蹂躙する黒犬獣
【神々の末裔たちは邂逅し】
【修羅は覚醒し妖姫は復活す】
4〜6
「オウ・ケ・プス・カイ・
スオウ・ヒナ・キャー」
双子姉妹を従え暗躍する
ナチスの老獪が立案した日本壊滅計画
【黙示録の時代への突入】
【恋人たちの聖戦は鬼神の島にて】
7〜10
「ヤマトラカン・
クルネヨグソホト・カルネユラナム」
文明の過ちに向けられた復讐
遂に明らかに成る地球崩壊システム
【木の国の妖神と狂える人々】
【日本崩壊、往きて、また還らず…】
「神々の血脈」
倭系vsヘブライ系
【ライトノベル黎明期の傑作】
※昔、ワクワクしながら熟読した
西谷史 : 作 「神々の血脈」 は全10巻の大作です
「女神転生」で有名な西谷史さんには
思春期の頃から多大な影響を受けています
現在本シリーズは入手困難です
【真理に依る解説】
西谷史の『神々の血脈』は、日本神話や古代史を下敷きに、SFと伝奇、歴史ミステリーを融合させた壮大な物語よ。
物語の世界には、古代から生き続ける「神々」が存在しているの。
彼らは人間の身体を借りながら現代まで生き延び、その血は人間の中にも受け継がれている。
そして、その「神々の血脈」に連なる人間たちが、古代から続く神々の争いに巻き込まれていくことになるのよ。
でも、この作品の面白さは、単純な「神様と人間の戦い」なんかじゃないわ。
日本神話や古代文明、世界各地の神話や宗教的な世界観、さらには現代の政治や国家間の対立、そして科学的な発想までが、複雑に絡み合っていくの。
最初は「古代から続く神々の戦い」という物語だったはずなのに、物語が進むにつれて、そのスケールはどんどん大きくなっていく。
やがて神々の争いは、人間一人の運命や日本という一国の歴史を越えて、世界そのものの存亡に関わる話へと広がっていくのよ。
要するに、
「もし、私たちが歴史だと思っているものの裏側に、実は神々の歴史が存在していたら?」
――『神々の血脈』は、そんな壮大な想像を、本気で物語にした作品なの。
そして、この作品の魅力は「神々が存在する」という設定だけじゃないわ。
古代の神話や伝承、そして私たちが歴史として知っている出来事の背後に、現代の人間には見えていない巨大な世界が広がっている。
そこには、古代から続く神々の対立だけではなく、国家や政治をめぐる現代の争い、世界各地の歴史、そして人類の文明そのものに関わる科学的な世界観までが繋がっているのよ。
だから物語を読み進めていくと、神話と歴史、現代社会と科学が、それぞれ別々の要素として存在しているわけではないことに気づかされるの。
古代の神々の物語が、現代の世界情勢へと繋がり、現実の歴史の裏側に別の歴史が浮かび上がってくる。
その世界観がさらに広がっていくことで、物語はやがて、単なる伝奇小説の枠を越えていくのよ。
「神話」と「歴史」と「現代社会」と「科学」。
一見するとまったく違うものに見えるそれらを一本の線で結びつけてしまう。
そこに『神々の血脈』という作品の大きな魅力があるんだわ。
神話は、遠い昔に終わった物語なのか。
それとも、古代から続く何かが、今もなお人間の歴史の中で動き続けているのか。
『神々の血脈』は、そんな想像力を、壮大なスケールで描いた物語なのよ。



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