「鬼滅の刃はアニメ化する前は人気がなかった」というアンチの言い分を論破する
鬼滅の刃アンチはいろんなところで見る。
絵が下手だとか、自分でなんでも説明しすぎだとか、アニメ化されるまで漫画は人気がなかったとか。
この記事では特に、アンチのいう「鬼滅の刃はアニメ化する前は人気がなかった」という言い分を論破する。
ジャンプ漫画がアニメ化される時の条件
鬼滅の刃の場合
画像1を見てほしい。これはリスアニ!というアニメソングの専門雑誌のウェブサイトである。
2018年6月4日付のニュースによると、アニメ化が発表された時点で発行部数は250万部以上ということだった。ちょうどこのニュースが出た日に11巻が発売されている。
よって10巻分までで250万部売れていると予想でき、1巻あたり25万部は売れている。
呪術廻戦の場合
これは呪術廻戦もだいたい同じである。画像2に示すように、やはり250万部を突破したあたりでTVアニメ化が決定している。
これはSPICEというエンタメ特化型情報メディアが2019年11月25日に報じたもので、コミックスでいうと7巻が出て一か月後くらいである。一か月も経っているのだから、おそらく7巻の売り上げも込みだと考えると、1巻あたり35万部売れている。
僕のヒーローアカデミアの場合
最後に僕のヒーローアカデミアの場合である。
画像3を見ると、2015年11月2日付のオリコンニュースで200万部を超えていると報じられている。
これはかなりのハイペースで、だいたい6巻が出る一週間前の話だ。よって5巻で200万部売れており、1巻あたり40万部売れている。
アニメ化決定の条件は発行部数250万部
1巻あたりでいうと鬼滅の刃で25万部、呪術廻戦で35万部、僕のヒーローアカデミアで40万部とバラつきがあるが、どれも全体で250万部を超えるか、超える見通しが立ったあたりでアニメ化が発表されるので、そこが分水嶺のようだ。
よって、鬼滅の刃はアニメ化する前は売れていなかった、というのは間違いだ。ちゃんと一定の基準を満たしてからアニメ化されている。
250万部を「売れていない」というのであれば、この世のほとんどのアニメは売れていない漫画をアニメ化しているということになる。鬼滅の刃だけ取り上げて言う意味がない。
鬼滅の刃アンチがいう「アニメ化されるまでは原作は売れていなかった」というのは、おそらくアニメ化されてから売れ過ぎているので、せめて漫画は売れていなかったことにしないと納得できないのだろう。
ジャンプ本誌における掲載順位
次に「掲載順位が低かった」という話も検証する。
画像4を見て欲しい。
これはジャジャン研という、ジャンプの掲載順位をまとめているサイトだ。
これを見ると、まず連載開始の2016年はランキング圏外だ。2016年の11号から連載開始したが、41号から52号の集計でも5位以内に入っていない。
そして2017年には年間5位、2018年には3位、2019年には2位になっていて、そのまま2020年24号の連載終了まで2位を維持している。
鬼滅の刃のアニメは2019年から放送されたので、アニメ効果が関係ない2017年と2018年の時点で人気漫画となっていることがわかる。
初期は掲載順位が安定しなかった
よく言われる「連載初期は掲載順位が安定しなかった」ということだけは事実だ。
しかし、「低い所にずっといた」というわけでもなく、画像5でわかるように定期的にカラー回(グラフでいうオレンジ点)を貰いながら、全体では中堅ぐらいの位置にいる。
よって「アニメ化前は掲載順位が低かった」も「掲載順位がずっと後ろの方だった」も間違いだ。
掲載順位はどうやって決まるのか
掲載順位はどうやって決まっているのかははっきりしないが、画像6のサブカル毎日によると、単行本の売り上げよりもアンケートはがきによる人気投票を重視した結果らしい。
例外としては、新連載はもちろん巻頭カラーになり、センターカラーでもある程度上位に来る。そして入稿が遅れた場合も後ろに来るようだ。
SNS上の反響
現代ではSNS上での盛り上がりも重要だ。
なので、アニメ化決定の特報ツイートが伸びたかどうかも検証する。
これらはそれぞれ鬼滅の刃公式、呪術廻戦アニメ公式、堀越耕平さんのアニメ化決定のポストだが、どれもいいね数が十分に多い。
いくらアニメ化してから伸びたと言っても、アニメ化決定そのもので盛り上がるのは漫画原作の力だ。
アニメ化決定のポストが伸びているのだから、それだけ漫画が人気かつ期待されていることがわかる。
もし人気がなく、漫画の出来が悪いから誰も期待していなかったとしたら、アニメ化決定のポストもせいぜいいいね3桁程度で終わっていただろう。
まとめ
当たり前だが、人気と発行部数と掲載順位には明らかな相関がある。
人気があるから売れている。
人気があるから掲載順位も高い。
掲載順位が高く、コミックスも売れていて、人気があるからアニメ化される。
こんなものは当たり前の話だ。
人気がなければコミックスは売れない。
人気がなければ掲載順位は下がっていく。
コミックスが売れていないし掲載順位も低いのにアニメ化される例があるんだろうか。
少なくとも、鬼滅の刃はそれにはあたらない。
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最近低品質低予算で万策尽きるクソアニメが溢れかえってるから感覚麻痺しますが、本来漫画よりアニメの方がずっと人も金も使うんだから「こいつは売れる!」と見込める人気作じゃないとアニメ化しないんですよね……アンチの世界はとても狭い。ねずみの巣穴の如く。
今でこそ無限列車と無限城の大ヒットのおかげで何か言う人も減ったのですが 当時は進撃の巨人などと比べてあれこれ言う人間がいたみたいです。 そもそも他誌とはアニメ化の基準も違うでしょうし、仮に発行部数が下回っていたとして、それで鬼滅の刃が売れていなかったとか、人気がなかったとかいう話…