次回以降の内容
#4「国内唯一生き残る木版出版 芸艸堂」(8月13日放送)
今回は磯田丸が京都で一番好きな場所、寺町通へ。秀吉が寺を集めた通りには、寺から派生し、出版や印刷の業者も多かった。現代でも古書店や骨董店が軒を並べ、文化の香りが漂う。ここに1891(明治24)年、創業の芸艸堂がある。着物の図案集から始まり、需要の高まりでライバル社も増える中、合併して、規模を拡大・技術も高めてきた。
しかし、デジタル時代の到来で木版出版が衰退するが、芸艸堂は究極のアナログにこだわり、再興のきっかけをつかむ。今では国内唯一の木版出版となり、蔵に所蔵する葛飾北斎、伊藤若冲の貴重な版木などお宝がぎっしり。近年は初音ミクやストーンズとのコラボレーション商品で新たな市場開拓も。磯田丸、今回は老舗の策だけでなく、存在価値までしたためます!
番組紹介
“歴史学者・磯田道史が『現代の軍師』となって京都の老舗を訪ね、事業を長く継続させる秘訣を探る「新感覚歴史経済バラエティー」。古文書やお宝との出会いも!
出演者・スタッフ
佐藤 彩加(KBS京都アナウンサー)
過去のラインアップ
※タイトルをクリックすると内容が開きます。
| #3 | メタルを扱い伝統工芸からハイテクへ 福⽥⾦属箔粉⼯業株式会社 |
| #2 | 映画に欠かせない道具を商いに 高津商会 |
| #1 | M&Aで440年歴史つなぐ老舗呉服店 ゑり善 |
磯田 道史
(歴史学者/国際日本文化研究センター教授)
1970年岡山市生まれ。慶應義塾大学大学院卒。博士(史学)。茨城大学助教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、現在、国際日本文化研究センター教授。著書に『武士の家計簿』(新潮新書、新潮ドキュメント賞受賞、2010年映画化)、『無私の日本人』(文藝春秋、一編「穀田屋十三郎」が2016年「殿、利息でござる!」として映画化)『天災から日本史を読みなおす』(中公新書、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『日本史を暴く:戦国の怪物から幕末の闇まで』(中央公論新社)、『徳川家康 : 弱者の戦略』(文藝春秋)『家康の誤算 : 「神君の仕組み」の創造と崩壊』(PHP研究所)、『磯田道史と日本史を語ろう』(文藝春秋)など多数。