ブルーレイ関連事業から大手メーカーの撤退が相次いでいる。録画用ブルーレイディスク(BD)の生産はパナソニックとソニーが終了し、BDレコーダーからもソニーとTVS REGZA(旧東芝)が撤退。動画配信の普及などでゲームやアニメソフトでも「円盤離れ」が進む。一方、高画質を求める根強い需要もあり、市場にとどまるメーカーが恩恵を受ける現象も起きている。
ソニーは今年2月、BDレコーダー全機種の出荷を順次終えると発表した。後継機種はない。BDの規格策定を主導し、2003年に世界初の家庭用BDレコーダーを発売した同社が四半世紀を経ずに市場から退く。
今年1月にはTVS REGZAも「レグザブルーレイ」全製品の生産を終了し、国内大手で販売を続けるのはパナソニックとシャープに絞られた。
市場縮小は数字にも表れている。調査会社BCN総研が主要家電量販店やインターネット通販の実売データを集計したところ、レコーダーの販売台数は18年を100とする指数で、22年は66.2、25年は33.1まで落ち込んだ。