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東北大病院で“賃金の一部未払い”職員組合が労基署に申告へ

東北大学病院で、看護師の着替えやカルテの読み込みなどの時間が適切に労働時間に含まれず、賃金の一部が未払いになっているとして、大学の職員組合は、8月にも労働基準監督署に申告することを明らかにしました。

これは28日、東北大学職員組合が県庁で会見を開いて明らかにしたものです。

それによりますと、組合が2019年に看護師を対象にアンケートを行い、およそ670人から回答を得た結果を分析したところ、
勤務前後の▽着替えや、▽カルテの読み込み、▽引き継ぎなどに、平均で、始業前25分、終業後15分の合わせて40分かかっていることがわかったということです。

組合側は1日あたり40分間、過去3年分の未払いの賃金を支払うよう大学側に求めましたが、大学側が支払う方針を示したのは着替えのみの1日あたり10分間で、期間は1年分だったことから合意に至らなかったということです。

このため組合は、8月にも賃金の未払いについて仙台労働基準監督署に申告するということです。

東北大学職員組合の片山知史執行委員長は「大学病院の看護師は、サービス残業が多い上、休みが取れずに苦労していて、離職者も多い。この問題をきっかけに待遇や労働環境の改善につなげたい」と話していました。

東北大学はNHKの取材に対し、「早期の解決へ向けて協議を継続してまいります」とコメントしています。

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