これまであまり公にはしてきませんでしたが、私自身も性暴力被害のサバイバーです。
これまで私は、自分のことを前面に出すのではなく、声をあげる人たちのそばで、「サポーター」という立場から活動することを選んできました。その立場にいることで、自分自身と過度に向き合うことを避けながらでも、社会を変えるための一助になれるのではないかと考えていたからです。
その活動のなかでは、自身もサバイバーでありながら、あえて支援者として動いている人たちにも何人も出会ってきました。そうした人たちの存在は、私にとって決して特別なものではありません。
だからといって、「サバイバーであること」を私自身の活動の中心に据えたいわけではありません。ただ、語らないままでは伝わらないことがあるのも事実です。そのことを考え続けた末に、今回、自分の経験を明らかにすることにしました。
- 活動を続けるなかで、強く感じてきたことがあります。 「サバイバーのために」と声をあげながら、自分とは異なる立場に置かれたサバイバーの声には耳を傾けようとせず、ときには意識的に遠ざけようとする人たちにも出会ってきました。 その典型が、日本軍「慰安婦」サバイバーに対する態度です。
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