伴奏
意識の練度、鳥獣戯画の中で踊る束の間の休日、閑散としたシステムの中での戸惑いや、涅槃の中を泳ぐ進化を否定した太古の魚、幼児退行を繰り返す君たちの理不尽な正午、明るい未来を破壊するγ線バーストや、アルファベットの階段を登るユニコーンの群れ、キュビズムに支配された視神経が作り出した幻覚や、回転するメリーゴーランドで座禅を組んで、アンニュイとした瞑想を繰り広げる仏陀の横顔、慣性の法則を突き破るミルワームや、未熟な故に、受け取るほどに、偏るだけの思想を破壊して、セオリーなんかに支配されたくないから、何度でも、何回でも、デマを流し、神たちを裏切るのさ、と語るトリックスターの笑顔、核爆弾により、価値観すらも跡形もなく消え去った悲しみを引きずり、似通うほどに、馳せる思いの数々、ジレンマや雪解けや、予期するものや、美辞麗句や衰退する毎日のビジョンや、救済やら迫害、迫撃を受けた街や、君の残骸、未だに、破壊したり、破棄する事でしか、保てない威厳こそを、打ち砕くための戦いだけが、純粋な殺戮や虐殺を続けるだけの、てめえの権力なんざ知るか、と語る子供たちの憎しみに滲んだ目から流れる、血の涙や、律儀に証拠を残す馬鹿な泥棒たち、散漫なビートを掻き鳴らす豊かさの象徴たる、バビロンの定時放送や、空疎な現実を保つために、支払う税や、数多の義務感を促す退屈な国家による犠牲や、過ちやら誤りだらけの日常の、奥ゆかしさなんかを謳うテレビを消して、デマに溢れた日々に媒介するものから逸脱し、本質的な喜びを掴むために、ひたすらに思考の中で、錯雑としたものを抜き取り、今に現れるまやかしから、超越し続けるのである。



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