「不断の努力続ける」アイヌ遺骨収集巡り、北大が直接謝罪の方針

北海道大で進められてきたアイヌ民族の研究について謝罪する宝金清博学長(中央)ら=札幌市北区で2026年7月27日午後5時14分、森原彩子撮影
北海道大で進められてきたアイヌ民族の研究について謝罪する宝金清博学長(中央)ら=札幌市北区で2026年7月27日午後5時14分、森原彩子撮影

 北海道大は27日、不適切な遺骨収集など過去のアイヌ民族研究について「アイヌ民族の尊厳を深く傷つけ、心からおわび申し上げる」と謝罪する学長声明を発表した。遺骨収集を巡る大学の謝罪は、2019年の札幌医科大、25年の東京大に続き3例目となる。

 声明によると、医学部は1931~77年、アイヌ民族の遺骨を対象に人類学の研究に取り組んだ。27日に新たに調査報告書を公表し、33~37年度の研究で「特定の民族を身体的・精神的に劣っていると決めつけようとする姿勢が存在していた」などとした。

 さらに、アイヌ民族に対する差別や偏見を前提とした仮説の下の研究は「現代の学術研究としても否定されるべきもの」と批判。遺骨収集についても「人としての尊厳に対する配慮に欠けていた」と指摘した。

 宝金清博学長は声明で「アイヌの人びとの尊厳を…

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