北海道大は27日、不適切な遺骨収集など過去のアイヌ民族研究について「アイヌ民族の尊厳を深く傷つけ、心からおわび申し上げる」と謝罪する学長声明を発表した。遺骨収集を巡る大学の謝罪は、2019年の札幌医科大、25年の東京大に続き3例目となる。
声明によると、医学部は1931~77年、アイヌ民族の遺骨を対象に人類学の研究に取り組んだ。27日に新たに調査報告書を公表し、33~37年度の研究で「特定の民族を身体的・精神的に劣っていると決めつけようとする姿勢が存在していた」などとした。
さらに、アイヌ民族に対する差別や偏見を前提とした仮説の下の研究は「現代の学術研究としても否定されるべきもの」と批判。遺骨収集についても「人としての尊厳に対する配慮に欠けていた」と指摘した。
宝金清博学長は声明で「アイヌの人びとの尊厳を…
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