【帰国子女中学受験】日本の校則…どう折り合いをつけるべきか悩む
やっぱりか…というべきか、困りました。
一時帰国期間中、個別に対応してくれる学校に問い合わせをして、現時点で志望順位の高い学校は全て見れることになりました。
もう中受を決めた時から、ここなら!と思ってきた学校が、『思っていたのと違う!』という事態に陥りました。
娘、これまで幾つかのインターに入っているのですが、ほとんど毎回、ほぼ1校しか見学しないで決めていたということもあり、何故か今回もここで良いでしょうと疑わずにいました。
日本の学校の見学は初めて。どうやらインターのノリではダメなようです。娘だけではなく、私自身もほぼ初の日本の学校見学。自分自身の受験も含めても、ほぼ経験なく、早速日本式のあれこれに、おおぅ…となってしまいました。
何が、ダメだったのか…?
日本の学校の校舎、机の並び、先生との距離感、まさに日本の学校のあの感じを見て、娘は小学校で体験授業を受けた二週間を思い出したようで、顔が曇っていくのがわかりました。また、国際系と言われる学校の一つで、そこまで厳しい校則はないと聞いていたのですが、『他の厳しい学校に比べると』という枕詞を抜かしてはいけません。やはり、日本の学校なのですね。KAの面談担当の方が言っていたことは事実でした。もちろんそれでも厳しい学校とそうでもない学校には分けられると思いますが、ただ、自由の範囲が、インターとは違います。当たり前のことでした。
インターも全てが自由なわけではないですが、選択の自由は与えられてきました。
インターにもルールはある!
イギリスやオーストラリア系のインターは女の子は基本髪の毛を縛らなければならないですし、ピアスはオッケーでもぶら下がるタイプのものはダメなどのルールがあります。靴は革靴のみだったり、靴下なども指定のもの以外は認められないなどのルールもあります。間違って履いていくと呼び出しを受けます。それでもインターの場合は、本場に比べると緩いそうです。
イギリスから来た知り合いのファミリーは子供をイギリスの中でも厳しめの私立校に入れていました。日本に移住した直後に、日本にあるイギリス系のインターに入ったものの、他の子供たちの身だしなみを厳しく徹底的に注意しない学校に対して『こんなのはイギリスの学校ではない!』と言ってやめ、日本の一条校と言われる学校に転校しました。イギリスに留学経験のある子や、イギリスの私立の学校に子供を通わせた経験のある人に話を聞くと、イギリスの学校の厳しさは、日本の学校に『少し近い』そうです。そのため、日本の学校は比較的馴染みやすいようで、その子は私立の学校に入り直し、校則もかなりある学校ですが、子も親も安心して通っているそうです。少し理不尽なルールは気になるとは言っていましたが、それでも厳しくされた方が安心できるそうです。これも家庭の考え方の一つです。
娘もまたイギリスのインターに通った経験はありますが、その前がゆるゆるインターだったので、あれこれ言われるのは嫌…と言って、途中から髪の毛を縛るのをやめていました。髪の毛を縛らなければ授業が受けられないわけではないし、何故縛らなくてはいけないのか、明確な理由を私自身も言えないですし、学校からも言われていないので、ルールとしてはありますが、正直言って、何のためのルールか分からなかったので、私も何も言いませんでした。
最初の日は、早速先生に注意を受けたようですが、次の日からは先生も何も言わなくなったので、あとは自己責任という意味だったのかな?と思っています。一度注意したからもうしないというのも、子供に選択の自由を与えられていると思いました。今後、他の先生に娘が注意されたとしても、注意されて面倒臭い思いをするのは娘自身です。学校はルールとしてあるのだからそれを先生は伝えてきて、娘もその主張は聞いたけれど、自分自身では『必要ない』と思ったその気持ちが尊重されました。ただ、イベントの日は、先生から今日は発表もあるので髪の毛を縛ってほしいと言われて、髪ゴムを渡されていました。娘もそこは応じていました。そうしたほうがいいと娘自身が感じたから、そうしたそうです。
そういうルールは日本の学校にも多いけれど、やっぱりそこ、学業には関係ないなと私自身も思っていますし、明確な理由を出さずに、『ルールだから』と押し切るのは乱暴だなと思います。ただ日本の多くの学校は、娘の『必要ない』を受け入れてはくれないと思います。
こういうことを書くと、出た!帰国子女!のように、娘は自己主張の強い、前に出る尖ったタイプに見えるかもしれないですが、実は決してそうではなく、インターしか知らないですが、とてもシャイです。面談ではほぼ100%、先生から、もう少し前に出たら良いのに…と言われます。その実力はあるのだから、その勇気を出してほしいと、でも、決してゴリ押ししないです…が、大体、面談における一連の流れです。
とてもシャイですが、自分の意思はしっかりあります。不要だと思うこと、する必要のないことは決してしません。そういう流されない自分というものをしっかり持っていると親の目からは思っていますし、これは多分、インターで育ったことが関係しているような気がします。
ルールは誰のためなのか?
新たに、娘と話し合うテーマができました。日本は公共の場でのルールも多いです。例えば、『車内での通話禁止』もその一つです。外国人からは、かなり頭のおかしなルールだと思われていますが、そして私自身もそんなに気にしないですが、でもあれには一応?理由があります。『他の方に迷惑にならないように』というものです。納得いく、いかないかは置いておいて、明確に理由はあります。
では、髪の毛を縛らなければいけないルールは何でしょうか?それにより誰に不都合が生じるのでしょうか?もしそれが『学校内の風紀が乱れる』という理由だとしたら、その学校は、その程度で簡単に乱れる学校だったのでしょうし、それを気にするのは誰なのでしょう?
『女子は髪の毛を縛ること』だとか『髪を染めてはいけない』だとか『ピアスはダメ』だとかいう、身だしなみに関するルールは、何のためにあるのか?娘自身が納得のいく答えを得ない限り、恐らくそのようなルールのある学校は行きたくないと思います。ルールは大人の都合で作られているので、そこに違和感があるのだと思います。
今後はどうする?
面倒臭い親子になっている自覚はあります。それが日本社会だというのもわかります。その中で生まれ育ち、会社にも入ってきたので私自身がよく知っていることです。でも私はそれが嫌いでした。
理不尽を理不尽だと思わず、そのまま日本の社会に染まっていくのならば、娘は何のためにインターに長年在籍したのでしょう?ここは譲ってはいけないと思っています。
そういうルールが存在する、日本という国は、そういう面があるということを学ぶ時期はいつかは必要ですが、そこは『そういうものだ』という理解だけしていれば良いと思います。
私は自分たちの管理がしやすいという理由で、校則で生徒をまとめようとするやり方は嫌いです。そして過度に『周囲』の顔色を伺うような、媚びた校則も嫌です。ご近所様に迷惑にならないように、近所のコンビニ利用を禁止する、などもその一つです。そのようなルールがある学校もあるそうです。禁止するのではなく、近隣の方に迷惑をかけないように『節度を持って利用する』こと子供が理解する機会を奪っています。いざこざになるくらいなら、あらかじめ『禁止』するやり方は果たして正しいのでしょうか?
日本はそうだった…と少し忘れかけていた記憶が呼び起こされています。私はそこが嫌で、海外の生活を選んでいたのです。元々はそうでした。でも、今日本に住むと決めた以上、折り合いをつけていかなくてはいけません。
実は同じ日に第一希望の学校と、第二希望の学校を見ていたのです。第二希望の学校を最初に見て、娘はそこを気に入って、ここに行きたい!という気持ちが既にあったので、そこと比較して、元々第一志望にしていた学校に興味を持てなかったというのはあります。
少なくとも一校はここなら!という学校を見つけられているので良かったのですが、ただ、併願できるような他を見つけられる気がしません。あるにはありますが、場所的に難しかったり、試験に娘の苦手意識の高い算数があったりして、何校も候補にできなそうです。年明けにあとニ校見に行く予定ですが、第一希望にしていた学校より多分、どちらも、厳しいのではないかな?と思います。特に一つは宗教系の学校ですし。
恐らく、これから見るニ校も似たようなものだと思うので、中受に詳しい友達に、娘が気に入ったような学校、他知ってる?と聞いてみると、候補にしていなかった学校をいくつか教えてもらえたので、これは来年の夏に見に行こうと思います。
第一志望に決めた学校に落ちてしまった場合のことも考えて何校が受けられたら理想ですが、見つけられなかった場合、そして第一志望となった学校が残念な結果になった時にどうすべきなのか?娘とまた話し合っていきたいと思います。
やはり、大きな挑戦でした。


日本で教育受ける以上、日本のシステムに沿うのは当たり前。 アメリカ行って「日本では○○が当たり前なのになぜアメリカては無いんだ」言っても不毛なのと同じです。 もし馴染めないならそのまま海外のインターに行き続ければ良いだけの話だと思います。 甘え
ご指摘の通りですね。その葛藤も含めての挑戦だと考えています。ありがとうございました。
見に行かれたんですね!お疲れ様です。1校、ここだ!という学校が見つかったんですね。来年の夏も帰国出来るの羨ましいです。目標となる学校が見つかるのを祈ってます!
アメリカと日本は遠いですし、航空券代もバカにならないですよね。我が家は比較するも近いので、夏も帰ろうと思っています。目標の学校は決まりましたが、本当にいいのだろうか?と私の方は悩んでます。合わなかったら高校受験で学校を変えることもあるのかもしれないです。
イギリス帰りの我が家の子ども、伝統女子校と呼ばれる学校に入りましたがやはりご指摘のように校則もイギリス時代とあまり変わらないので馴染みも良く。一方アメリカ帰りのクラスメイトは校則が嫌だったようで、入って一学期で辞めてしまいました。 編入先は自由な校風らしいですが(国際系新興校)、偏…
ご指摘の通りですね。その葛藤も含めての挑戦だと考えています。ありがとうございました。 (もぐさんへ) 改めて、貴重な体験談をコメントしてくださり、ありがとうございました!なんとか娘に合いそうな『ちょうど中間』の志望校が見つかりそうです。