フォーリンラブのバービーさんが芸人として、ひとりの女性として、モヤモヤしたことや疑問に思ったことなどと向き合い、自らの言葉で本音を綴っているFRaUweb連載「 本音の置き場所 」(毎月1回更新)。今回は、バービーさんが昔から大好きな映画の最新作を観たことで改めて考えた「性」についての話をお伝えします。「私は日本のエロを本気で心配している」と語るバービーさんは、どういった理由から心配しているのか。本音をズバッと綴っていただきました。
バービー連載10回までが1冊になった初のエッセイ集『 本音の置き場所 』は こちら
「ブリジット・ジョーンズ」が最高な理由
もう続編なんかないと思っていた『ブリジット・ジョーンズの日記』が帰ってきた。本シリーズ最終章『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』が4月11日に公開されたのだ。
サブタイトル通り、サイテーで最高すぎたので語らせてほしい。
『ブリジット・ジョーンズの日記』大好き芸人としてトークショーをやることになった私は、ひと足お先に試写をしたわけだが、正直ここまで心揺さぶられるとは思っていなかった。
ノールックで書き殴っていたメモを見返すと1番最後にはこう書かれてあった。
「もういい加減にして」
もうこんなに泣かさないで。もうふざけるのもいい加減にして。などなど、いろいろな意味を含んだ私なりの最高の賛辞だ。
女の性欲でこの時代にここまで笑える作品ってあるのだろうか?っていうところが1番の衝撃だった。未だにホットな男に生唾を飲む描写があったりして、まだやってんの?というバカバカしさと、この多様性とコンプライアンスの時代に誰も傷付けずに爆笑してしまう演出に感動さえ覚えた。
私が『ブリジット・ジョーンズの日記』を好きな理由は、惚れた腫れただけじゃなく、 時代の風潮や社会風刺など共感を深めてくれるシーンが随所に散りばめられている ところだ。
今作では、29歳の男の子に「キスしていい?」と聞かれたブリジットが心の中で「あぁ確認する世代なのね」とジェネレーションギャップを感じるシーンなんかが印象的だ。
同意を取りなれていない世代が久しぶりに恋愛するとこうなるのかというリアリティ。しかも、このシーン後半には胸キュン必至伏線回収まであるもんだから、泣いたり唸ったり忙しい125分だった。
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バービー
お笑い芸人。北海道出身。2007年、相方のハジメとお笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。TBS「ひるおび!」のコメンテーターや、TBSラジオ「バービーとおしんり研究所」のパーソナリティを務めるほか、生まれ故郷北海道・栗山町の町おこしにも尽力。YouTube「バービーちゃんねる」では、最新美容や女性の悩みについてのトピックが話題となり、現在の登録者数は30万人を超える。著書には、講談社より「本音の置き場所」に続き、PHPスペシャルで人気連載をまとめた「わたしはわたしで生きていく」を一昨年出版。また、自らプロデュースしたピーチ・ジョンとのコラボ下着を発売するなど多岐にわたり活動の幅を広げている。
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