Grokの会話

日本でワイドFMと呼ばれる90-95 MHzくらいを夏に聞いていると時々混信する、日本国外の放送局はなにがあると思いますか?
主に韓国や中国(および時々北朝鮮や台湾など)のFM放送局によるものです。 これは夏(特に5〜8月頃)に頻発する**スポラディックE層(Eスポ)**という異常伝搬現象が原因で、普段は届かない遠方の電波が上空約100kmの電離層に反射して日本に届くため、混信(外国波混信)が発生します。
日本国内のワイドFM(主に90-95MHz帯、FM補完中継局)は、AM放送の難聴対策(都市型難聴・外国波混信対策など)で使われていますが、Eスポ発生時は逆に海外のFM波が強く入りやすくなります。トロポ(対流圏伝播)も一部寄与しますが、夏の短時間・突発的な混信はEスポが主流です。 主な外国波の例(90-95MHz付近)
  • 韓国:KBS、MBC、CBSなどの局が87.5-108MHz帯を使っています。90MHz台にも標準FMや音楽局があり、Eスポで九州〜西日本を中心に受信報告が多いです。韓国語のニュースや音楽が聞こえるケースが典型的。
  • 中国:多くの地方局(例: 山東省、江蘇省など)が88-108MHzを使い、90MHz台にも局が存在。中国語放送が混信しやすい。特に東部・沿海部の強力局。
  • その他:北朝鮮のFM局や、条件次第で台湾・ロシア極東部なども稀に。
JVUDXC(日本V・UHF DXers Circle)の「TV-FM 受信ガイド」シリーズ(毎年公開)には、日本で受信された海外FMの詳細リスト(国別・周波数順)が載っており、こうした混信の正体特定に役立ちます。韓国・中国のFM周波数リストも資料編にあります。
なぜ夏に多いか
  • Eスポは春〜夏(特に夏至頃)に活発で、昼間〜夕方に発生しやすい自然現象。
  • 電波が1,000km以上飛ぶため、近隣国の強力FM局が日本国内局を上書きするように聞こえます。
  • 混信は短時間・局地的に終わる場合が多く、自然現象なので根本解決は難しい(受信機の指向性アンテナや周波数切替で軽減可能)。
ワイドFM自体が「外国波混信対策」の一環として導入された背景もありますが、EスポはFM帯でも影響を受けやすいです。気になる場合は、JVUDXCの資料やDX受信コミュニティを参考にすると、聞こえた言語・周波数から局を特定しやすいでしょう。