重賞レース

第72回 東京ダービー(JpnI)

  • 2026年6月10日(水)
  • 20:05発走
第72回優勝馬:フィンガー号
  • レース
    について
  • 注目馬
    情報
  • 重賞
    直前情報
  • レース
    レポート
  • 歴代
    優勝馬
  • News

    レースについて

    レース概要
    コース紹介
    体系図
  • 高橋華代子のレースレポート

    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第72回 東京ダービー(JpnI)>

    優勝インタビュー動画はこちら

     6月10日に72回目の東京ダービーが行われました。ダート三冠となってからは3回目で、今年も全国から強豪が集結。

     単勝1番人気(2.2倍)はユニコーンSの勝ち馬シルバーレシオ、2番人気(2.8倍)は羽田盃馬フィンガー、3番人気(5.2倍)は京浜盃の覇者ロックターミガン、4番人気(7.5倍)は雲取賞の覇者リアライズグリントが続きました。

     栄えある勝利を飾ったのは、戸崎圭太騎手を配したフィンガー(JRA・田中博康厩舎)。羽田盃に続き二冠を達成しました。

     レースは、内目からロックターミガンが先行していく構えを見せましたが、その外からフィンガーがハナに立ち、1コーナー過ぎから単独先頭へ。「先生(田中調教師)とも、この馬の良さを生かすにはタフな競馬がいいと話していたので、ハナを取るために強気で行こうと。馬を信じていたので、この馬のリズムで乗ろうと考えていました」と戸崎騎手。

     そのまま2番手にロックターミガン、大きく離れた3番手集団にリアライズグリントや大井のサンラザールらが追走していきました。

     3コーナー付近からは逃げるフィンガーにロックターミガンやその後ろからリアライズグリントも並びかけようとしましたが、フィンガーが後続との差を力強く広げて完勝。勝ちタイムは2000m2分4秒4(重)でした。

     1馬身 1/4差の2着は、道中12番手から進出してメンバー最速の上がり3ハロン37秒5の脚を使ったシルバーレシオ、そこから3馬身差の3着は粘り込んだリアライズグリントでした。

     戸崎騎手は「(ペースは)落ち着いてはいないだろうなと思ったとおりでしたが、結果的にこの馬のタフさを生かすレースができました。前走(羽田盃)もそうでしたが、手応えが鈍ってからのしぶとさがこの馬の持ち味。三冠もありえると思います」と期待を寄せました。

     羽田盃からさらにパワーアップしたかのような勝ちっぷりに田中調教師も「距離は延びたほうがいいと思っていたので、その辺りは前回より自信はありましたが、正直驚いています。力をつけているのはわかっていましたが、ここまで来るとは」とコメント。

     さらに「スタミナが豊富。このペースで粘り切るのは、なかなか並大抵の馬ではできないことだと思うので、その辺りはスーパーホースだなと思います」と賛辞を送りました。

     気になる今後については「国内であったり海外であったり、この馬には大きな可能性を感じているので、幅広い選択肢があると思っています。夢のある子です」と目を細めていました。

     ダート三冠最終戦のジャパンダートクラシック(10/7、大井)で、初のダート三冠馬が誕生するのか!?これからどんな景色を見せてくれるか期待が高まります。



    <他陣営のコメント>

    2着 シルバーレシオ 岩田望来騎手
    「前半は(位置を)取れる馬ではないのでリズムよく運んで、最後は手前を替えきれませんでしたが、力は証明してくれたと思います。秋以降に期待したいですね」

    3着 リアライズグリント 坂井瑠星騎手
    「とてもいい流れでうまくいったと思いますが、勝った馬が強かったです」

    4着 ロックターミガン 西村淳也騎手
    「スタートはよくて、勝ち馬に主張されてついていきましたが、最後は苦しくなりました」

    5着 ゴッドフェンサー 吉村智洋騎手
    「道中は少し遅れ気味になるところもありましたが、ちょっとだけ促していくと、それなりについていきました。初めての2000mでもしっかり伸びているし、よく頑張ってくれました。自分が思っている以上に評価できる内容。この経験が生きて、さらに強くなると思います」

    6着 サンラザール 矢野貴之騎手
    「折り合いは前走よりもスムーズでしたが、ちょっとハミが利きすぎている感じはしました。スピードはあるので現状ではもっと短いほうがいいと思うので、1200mか1400mのワンターンでも見てみたいですね」

    7着 エンドレスソロウ 石川倭騎手
    「予定通りしまいを伸ばす競馬になりました。馬体の成長が著しいので先が楽しみです」

    8着 ロードルーチェ 藤本現暉騎手
    「いい脚は使ってくれたし、実力はあると思っています。パワーアップして、まだまだやれると思います」

    9着 デンテブリランテ 藤田凌騎手
    「馬はしっかり走っていますが、距離はもっと短いほうがいいと思います。次の優駿スプリントが楽しみです」

    10着 フォースメン 笹川翼騎手
    「馬はよくなっているし成長を感じました。最初はピリピリしていましたが、平常心は取り戻して、やりたい競馬はできました。道中も勝負をして、最後は脚も上がって着順は落としましたが、今後につながるいい競馬にはなったと思います。地方同士なら上位の馬だし、前回勝ったのも納得ですね。機会があったら、また乗りたいです。今日は(距離が)長く感じましたが、それも慣れそうです。入れ込んでスタンド前でハミを噛んでいたので、それも抜けてくれば」

    11着 モコパンチ 秋元耕成騎手
    「大井の馬場も慣れてきたし、前回ぐらいから落ち着きも出てきました。距離も問題はないですね。少しずつよくなっていきそうです」

    12着 ミルトイブニング 廣瀬航騎手
    「直線を向くまではよかっですけど、そこからしんどかったです。馬はよく頑張っています」

    13着 コンヨバンコク 岡村健司騎手
    「久しぶりの騎乗となりましたが、最後までしっかり頑張ってくれました。距離はもっと短いほうがいいと思いますが、使いながら少しずつ成長しています」

    14着 シーテープ 本田正重騎手
    「距離は長く感じました。マイルぐらいがいいと思います」

    15着 ロウリュ 吉原寛人騎手
    「ポジションは良かったですが、3コーナーぐらいから前走のようにはいかなかったですね……」

    16着 モエレサワンミヤギ 本橋孝太騎手
    「スタートで挟まれて、そのままゴチャつきそうな感じだったので、気分よく走らせるところを見つけたら、あの位置に。結果的には行かせすぎた感じになりました。もっと走れる馬です」