新NISAで積立を始めて、しばらく経ちました。
金額は毎月同じ。設定したらあとは自動。「ほったらかしでいい」と何度も読んだし、頭では分かっているつもりでした。
なのに、夜、布団に入ってからスマホでアプリを開いてしまう。
+1.2%。ちょっと嬉しい。 翌日、−0.8%。少しそわそわする。
見たところで何をするわけでもないのに、寝る前の数分がそれに持っていかれる日が続きました。で、あるとき素朴な疑問が浮かんだんです。
そもそもこれ、今この瞬間に動いてるの?
考えてみたら、私は「相場がいつ動いているのか」をまったく知らないまま、24時間気にしていました。
調べてみたら、日本時間だと真夜中でした
私が積み立てているのは全世界株のインデックスファンド。中身の半分以上はアメリカの株です。
そのアメリカの市場(ニューヨーク証券取引所とナスダック)が開いている時間を日本時間に直すと、こうなります。
| 時期 | 日本時間 |
|---|---|
| 夏時間(3月〜11月ごろ) | 22:30 〜 翌朝5:00 |
| 冬時間(11月〜3月ごろ) | 23:30 〜 翌朝6:00 |
見事に、私が寝ようとしている時間そのものでした。
しかも季節で1時間ずれます。アメリカにはサマータイムがあって、春と秋に切り替わるから。「毎年同じ時間」ですらないんですね。
ちなみに日本の東証は 9:00〜11:30 と 12:30〜15:30。お昼休みがあるのが、なんだか人間らしくて好きです。ロンドンはその間くらいに開いて、日本時間の夕方から夜にかけて動いています。
つまり、地球のどこかは常に開いている。だから「気になったときに見る」を許すと、24時間気になり続けるわけです。
もうひとつ、大事なことに気づきました
投資信託は、株と違ってリアルタイムでは売買されていません。
値段(基準価額)が決まるのは1日1回。注文を出しても、その場で約定するわけではなく、海外の資産が入っているファンドだと反映されるのはさらに先です。
……つまり私が夜中に見ていた数字は、とっくに確定した昨日の結果でした。
リアルタイムでもなんでもない数字を、リアルタイムだと思って毎晩眺めていたことになります。ちょっと笑ってしまいました。
決めたルール
そこで、ふたつだけ決めました。
1. 夜は見ない
どうせ確定済みの数字だし、寝る前に見て気分が上下するのが一番よくない。
2. 見るなら朝、コーヒーを飲みながら
一日の始まりの、頭がいちばん冷静な時間に。これだけで、数字に対する反応がずいぶん穏やかになりました。
積立の設定は変えていません。変えたのは見る時間だけです。それでも、寝つきは明らかによくなりました。
サイドバーに世界時計を置いてみました
とはいえ「今どこが開いているんだっけ」は、時々知りたくなります。
そこで、世界の相場というサイトで無料配布されていた市場時間クロックを、このブログのサイドバーに設置してみました。
東京・ロンドン・ニューヨークの現在時刻と、いま開いているかどうかが並んで表示されるものです。サマータイムの切り替えも自動でやってくれるので、こちらは何もしなくていい。
貼り付けはコードをコピーするだけで、はてなブログでも数分で終わりました(サイドバーのHTMLモジュールに入れるだけ)。ブログをやっている方は使ってみてください。無料です。
配布ページには各市場の取引時間を日本時間で並べた一覧表もあるので、「今どこが開いてる?」を確認したいだけの方はブックマークしておくと便利だと思います。
※ 各国の祝日による休場までは反映されないので、平日ベースの目安として見ています。
おわりに
投資の勉強というと、どうしても「何を買うか」の話になりがちです。
でも私にとっていちばん効果があったのは、いつ見るかを決めたことでした。
相場が動く時間を知る。自分が見る時間を決める。それだけで、投資が暮らしの中でちょうどいい距離に収まってくれた気がします。
夜中にアプリを開いてしまう方、よかったら一度、その市場が本当に開いているのか確かめてみてください。たぶん、開いていません。
※ この記事は個人の体験と感想です。投資に関する判断はご自身の責任でお願いします。