2026-07-25

90年代アニメ話題で私の目の前で殴り合いの喧嘩が起きたのだが

以前、私が働いてるコンカフェ鰹節話題で客にバチギレされて空手チョップされた話(本当は鉄槌打ちというらしいことを知った)を書いたんだけど、あるブコメが気になって暫くして記事を消したことがあった。



流石にコンカフェバイトしてて、あんな珍事そう中々起きないだろうと思ってたんだけど、

今度は私と一緒に働いてる子の前で、客同士が殴り合いの喧嘩を始めたことがあった。

二人とも余波で怪我するとかそういうのはなかったのだが、

こんな訳の分からないトラブルに間を置かず、とはいっても数か月空いてはいるのだが…遭遇してしまっていて、もしかしたら私は秋葉原福袋買ったら入っていたぬいぐるみ呪いアイテムかなんかで、祟られてしまったのだろうか、

と思ったので、秋葉原神田大明神にお参りにでも行った方がいいのかしら、暑いけどと思いつつ

90年代アニメでそんな男同士喧嘩になるくらいのこと?と疑問に思ったので意見を聞きたいな、と思いながら書こうと思う



「お父さんが好きだったんですよー、ミクロマン



事は新しい子が入ったところから遡る。

客層の好む系のオタ系の話題はやや薄めで知識が弱い、というかフリフリした服が好きなのと時短給料がいいからで進学を機に働いているみたいな感じの子ではあったんだが

「えっ、何でそんな生まれ出身校でここでバイトしてんの」、という様な子だった。何というか育ちが違うので品がいい感じ。

当然お客さん達からは即人気になった、目当てで来る頻度がかなり多くなった。

みんな、どうにか気を引こうとか会話しようと色々なオタトークをしてくる。ただ、やはり40代オタク系の作品話題となると、あんまりとんと来ないようで、教えてもらうというかうまいことはぐらかす様に「さしすせそ」で答えていた。

あいう生まれついての美少女って感じの子は、そこら辺の男をあしらうサバイブ力が凄い高いな、と感心してしまっていた。



そんな中で私がちょうど三浦大知音楽の話が出た中で、「そういえば小学校の頃からメジャーデビューしていたらしい、何かのアニメのオープニングを歌っていたと聞いた」という時に、

うろ覚えだったのでバックヤードに引っ込んでる時にちょちょいと調べて99年のミクロマンアニメだったという事を知ったので、その話題になったら、その子が食いついた。



「お父さんが好きだったんですよねー、ミクロマン。お父さんの部屋にありましたよ小さい人形



そういう程度だったんだけど、初めて自分のことについて言及してから、お客さん達の食いつきはすさまじかった。そこを突破口にしようと一斉に90年代のその子父親が見ていて知っている様なものの話になった。

の子父親ドンピシャ世代だったようで、立て板に水の様に出るわ出るわ、ゾイドコレクター・ユイCCさくら宇宙人田中太郎グランダー武蔵ビーダマンミニ四駆∀ガンダムサイボーグクロちゃんSDガンダムフルカラー劇場メダロットデジモン遊戯王(東映版)、

ボンバーマンビーダマン外伝ビーストウォーズⅡ、無敵王トライゼノンサクラ大戦(アニメ夕方にやってたらしい、初耳)…etc

特にの子記憶に残ってて父親から一緒に見たり、音楽を聴いたりしていたのはミクロマンの様で、結構自分を出す様に話していた。



ミクロマンというチョイスが悲劇の始まりだったのかもしれない…



ところがここが問題だった。

から私もアマプラとかで見たり調べたりして事後孔明でこれを書いているので言える事なのだが、

コレクターユイカードキャプターさくらは当時から大きなお友達」に大人気で、

トランスフォーマービーダマンゾイドなんかは結構頻繁に出ているものだし、コレクターも多い。

ミクロマンも実際グッズ根強い人気あるしそれらもそうではあるのだが、90年代アニメ版のミクロマン限定すれば、「グッズはともかくアニメ児童向けに作られたので、当時のオタク雑誌秋葉原オタク界隈のオタクの間では殆ど話題にもされないが、当時リアタイで見たその子父親くらいの世代から知名度が高い」という絶妙ポジションアニメだった。

当然放送当時20代そこらのオタクだった、コンカフェメイン来客層の40代半ばのオタク達は存在すら知らないという人も多かった程、絶妙作品を、その子は好きだったのだ。



お客さん達も寝耳に水で、必死アニメを見たりして話題にしようとは努力しようとしていたらしい

だがなんとアニメミクロマンは52話も53話もあるのだ。しかもその子父親と一緒に見ていたので妙に細かいところまで覚えている、話をすればすぐボロが出て首を傾げられる。

おまけにミクロマンは滅茶苦茶関連グッズが多い、ビークルマシンだけで物凄い量がある。

そんな折だった。



アクロイヤーの謀略か?最強戦士ゴルゴンの話で殴り合いの喧嘩が勃発




後になったから知ってる目線で書けるのだが、どうもミクロマンアニメは当時かなり人気で、劇場版も作られたそうだ。

の子が折に触れて劇場版の話をしたときに、お父さんが最後のシーンが格好良かったって言っていたんですよね、という話になったという。

その中で劇場版限定の敵で「最強戦士ゴルゴン」というボスがいるのだが、主人公ゴルゴンを倒した技が「スーパー超電磁ブラスター」か「スーパー超電磁ブレイク」かどっちが正しいかで、その子の目の前で

お客さん2人が物凄いヒートアップして口論に発展していた。

最初は「いや、それが正しい」「いやあれが正しい」と言い合っていたのだが、スマホで調べても劇場版のキメ技なんてわざわざ書いてるサイトなんかない!

おまけにネット配信すらしていない超レア映画からすぐに確認できる術がない…



「なんだとテメーコノヤロー!」

「だからぁ!超電磁ブレイクの方が正しいんだって!」

「違ってたら謝れよ!?土下座しろよコラ!コラァァァ!!」



酒も入っているのか顔を真っ赤にしてお互いの服と髪の毛を掴みあっている。鬼気迫る様子にその子も私も周りも「あわあわあわ…」となってしまっていた。

アニメミクロマンアクロイヤーの戦いはカッコイ肉弾戦だが、現実の酔った特に格闘技経験もないような一般人喧嘩なんてものグダグダである

お互いが引きはがし合った後に、喧嘩をしているお客さんの一人が中腰にレスリングタックルみたいな感じで突っ込んでいった。

皮肉なことに、形と技の原理だけはミクロマン必殺技スーパー超電磁ブレイクである



しかし、お客さんのマグネパワーをこめた渾身の必殺技は、無情にも空を切り、あまつさえ机の角にジャストミート鼻っ柱をぶつけてしまった

しか私は聞けなかったのが「ゴチュン」というなんかすごい耳に残る嫌な音が響いた。

ホゴォォォォ!ウォォォォン!オオオオオオン!」みたいな声を上げて、倒れ伏したお客さんは体を丸めて足をバタバタさせて両手を覆って悶絶していた、

余りに凄惨光景に、流石に私も周りの子たちも、お客さんも以前の様に「大丈夫ですか」と聞く前に完全にドン引き時間が止まっていた。



ようやく立ち上がると顔が塗りたくった鼻血で真っ赤っかになり、ダラダラダラ~!と鼻血がぼたぼたと落ちてコンカフェの床を汚してしまっていた。

流石に周りが止めて沙汰止みとなり、案の定その後の事後処理はどうなったかなんて言わなくてもわかることなので言わないが、ともかく凄い修羅場だった。

救急隊員に連れられて店から出ていくまでずっと「超電磁ブラスターだろぉ!?」と叫び続けていた。



その後、その子と話をしていても、当人も何の技で倒したのか全く知らなかったのだが、結局ネットのどこを調べても最強戦士ゴルゴンを倒したアーサーの技がなんだったのかはわからなかった。

さな戦士たちも、自分日本平和を護る為に敢然と立ち向かい悪者を倒した技がなんだったかで後年大の大人同士で殴り合いの喧嘩が起こるなんて想像もしてなかっただろうな、と思っていた。

今日も客の鼻血が飛び散って掃除しても跡が残ったちょっと黒くなった床のシミを、コンカフェの棚に飾られたマグネパワー・アーサーが哀しそうな眼で眺めている…



書いてみたらギャグかもしれんが、こんなこと2回も間を置かず遭遇なんて、神様ヤバイからやめとけとでも言ってるとしか思えないので…やめようと思うわ、この仕事

  • 鏡の中のアクトレスでケンカしてそう

  • そうなんだすごいね

  • 俺劇場版みたから覚えてるぞ、たしか子安コンボイの奴とセットで上映してた奴だろ? 結論を言えばスーパー超電磁ブレイクが正しい

    • ち〜げ〜よおめ〜ちげ〜よおめぇ、決めワザはノーザンデストロイヤーだったろ〜がおまえ!

    • スーパー超電磁ブラスターはアニメ本編最終話だね

  • ビーストウォーズとかCCさくらだったらこんな悲劇起こってないのになw IPそのものは人気があってもメディアミックスアニメはネットでも情報がないくらいのアニメがドンピシャで好きと...

  • この記事で山本の名前聞いたからミクロマンでOPで YouTube検索したら出た 山本当時小学生なのにめちゃくちゃ歌唱力あって驚き

  • 出てくる作品名がめちゃくちゃ懐かしくて泣いた

  • ニコニコに劇場版の切り抜きシーンあったけど 超電磁ブレイクが正しいみたいね

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