【小論】私めの投資失敗経験とその懺悔
私は2017年に当時の暗号資産(仮想通貨)バブルに踊らされビットコインキャッシュと言う、今日もはや誰も知らないコインを一番最初に買った(ちなみに私がBCHを買う原因となったのが「月衛とぶ蔵(読みはつきえとぶぞう。表記うろ覚え)」とかいういかにも怪しいTWITTERアカウントだったのを今でも覚えている)。
その後バブルが弾けるとどんどん値を下げてきた。コミュニティー内では「ガチホ一択」雰囲気だったが、私はたまらずわずかに利益が出ているうちに売り払った。その後資金を補充してXRP(リップル社が旗を振る暗号資産の一種。銀行間の送金で使われるとか使われないとか言われている)と出会い今度はより多くの資金を投じた。当時はどこもかしこも買えば上がると言った相場だったので、XRPも大きく値をあげ、一時は買値の10倍まで上がった。そこで売っておけばよかったのだが人間の欲というのは本当にどこまでも深い。「このまま持っていれば大金持ち間違いなしっ!」と思っていた私は、明らかに天井を付けて戻って来るXPRを自信満々になりながら握りしめていた。数カ月後、結果は残酷だった。
XRPは元の値段と同じがそれより若干高い数値を示すだけの冴えないコインに落ちぶれていた。それでも私は諦めきれず、当時リップラー(XPRのホルダーのことをコミュニティーではそう呼ぶ)の間で大きな力を持っていたGG(Giant goxの略称。通称「gg教祖」「リップル教祖」など。いにしえのリップラーならすぐに分かるはず)が「ガチホ」をというので私はその言葉を信じて数年の間持ち続けてきた。
しかしいつまで立っても泣かず飛ばずで、買値より二割くらい高くなった2020年から2021年にかけて持っていたXRPは全額売却した。これにはxrpの旗振り役であるripple社がアメリカの証券等監視委員会によって裁判に告発されたことが大きかった。それがあってXRPをほぼ全額売り払う覚悟が決まったのだ。損こそはしなかったものの雀の涙ほどの設けしか残らなかった。この金をもっと別のことに注ぎ込んでいれば、もっと大きく稼げていたかもしれないのに。
また私は銀についても似たような経験をしている。XRPの幻想からさめしばらく立ったときのことである。私は銀に出会った。銀と金は本来の自然埋蔵量はそんなに大きな違いがない(せいぜい金1に対して銀10くらい)。これが正しければ銀の値段は金の十分の一くらいなってもおかしくないはずである。
しかし私が銀に目をつけたときは1対100、つまり金貨一枚あれば銀貨が100変えてしまうという、歴史的に見ても相当銀は安値圏に合ったわけだ。ネットを更に調べていくと、やがて銀はこの金との大きな価格差をうめ、「本来の価格(現在の物価換算なら数百ドル)」になる、と豪語する人が著名人投資家を含めても結構いっぱいいるのである。これに目をつけた私はすぐに銀貨を余剰資金で買えるだけ買って、その後さらに買い増しをし、種類も外国でかつて流通していた銀貨や国内で戦前使われていた50銭銀貨なども集めてた。
現物を買ってからだいぶ時間がたってからだが、銀に連動するETF(1542)も買った。そしてXRP能登と同様「その時」が訪れた。去年から今年の早いうちにかけて銀が以上に高騰したのだ。ETFに限っても一時の利益は数百万にもなり有頂天になっていた。だがしかし、ここではXRPでの反省は生かされなかった。銀の市場最高値である120ドル付近になっても売ろうなんて全く思わなかったのだ。
「もっと上がるに違いない」
欲の皮をつっぱらせた私は、結局その後の暴落に巻き込まれ結局は74ドルくらいのところで売らざるを得なくなってしまった。ただ先程XRPの反省は生かされなかったとかいたが、厳密に言えばあれは違う。XRPのときはたかーくあがってから地面にもどってくるまで何にもしなかった。これは欲をかいたのも合ったが、税金が面倒くさい=確定申告をやったことがないのでためらった部分が大きかった。
しかし今回はある程度のところで売却した。納税法に熟知したわけではない。NISAの口座を使ってETFを買ったので、売却益にかかる税金を気にする必要がなかったのだ。なのである程度のところで諦めることができそれなりの儲けを手にすることができた。またここまで一切書いてこなかったが、私が買った貴金属は銀だけではなく金(ゴールド)もあり、そちらは銀ほど激し値下がりをせず、また銀に先んじて上がっていたのである程度のバッファーを作ってくれていた、というのもあったからそれなりに平穏な気持ちで要られたというのもある。
これもXRPの一見から学んだことの一つだったりする。私はXRPを買ったときはXRP一本しか持っていなかった。業界標準とされるビットコインは持っていなかったのだ。これが間違いだった。
業界標準とされるものは暗号資産ならビットコイン、貴金属なら金、自動車株ならトヨタ(この喩えがうまいかどうかはわからないがニュアンスは理解してもらえると思う)みたいに、直球ど真ん中も少しは買って置かなければならない。できるなら資金力があれば、そんな脇役よりもビットコインや金のようなど真ん中に全力で言ったほうがいい。これが私がXRPへの投資で学んだ数少ない教訓だった。
どうも私は昔から直球ど真ん中を避けるきらいがあるようである。漫画でも主人公よりも主人公の仲間の誰か、ハーレム作品でも主人公に一番近い彼の意中の人よりも、サブヒロインのうちの誰か、みたいに真ん中を避ける傾向がある。でもそれはダメなんだと気づいた。
一番はみんな知っている(一番高い山は富士山・一番大きな湖は琵琶湖)。しかし二番目となるとかなり怪しくなる(二番目に高い山は北岳・二番目に広い湖は霞ヶ浦)。これは投資でも同じである。投資家の殆どは馬鹿な素人である。言葉がきついかもしれないが、まごうかたなき事実である。そういう連中が、何にも考えないで買う銘柄と言ったらなにか? そう、答えは一番の富士山や琵琶湖なのだ。なのであなたがもし一番にあまり魅力を感じなくても、サブヒロインのほうがいいと思っても、一番(とされているもの)にも簡単にポジションを取っておくことをおすすめする。それが我が身を助けることもあるのだから。



昨夜も会社で2000万円を株で溶かした社員の噂を聞きました。本人は今何故働くのか、という状態だそうだ。自分は冒険する勇気がなくいつの間にか他の同僚は世界株で大儲けしていた。円安が進むのでそろそろ勇気出してちまちま何かする予定です。
私も円が164円近くまで来ていて「いよいよか?」と身構えてるところでして、 貴金属や暗号資産など政治的に中立的(どこかの政府の都合に振り回されない)な資産により配分を動かそうと思ってます。あと備蓄の積み上げも。食料だけじゃなくて処方箋薬なんかをより重点的に行こうと思ってます。このあ…