磐田東、サヨナラ負けで15年ぶりの決勝進出はならず 先発の2年生右腕・斎藤希吉朗、好投も涙「3年生を甲子園まで導いてあげたかった」
◇25日 全国高校野球選手権静岡大会準決勝 聖隷クリストファー2―1磐田東(しずてつスタジアム草薙) 春夏通じて初の甲子園出場を目指して5年ぶりに準決勝に進んだ磐田東は9回に守備が乱れて、サヨナラ負け。2001年以来、15年ぶりの決勝進出はならなかった。
2年生右腕の斎藤希吉朗投手が先発し、1回の2死一、三塁、2回の2死一、二塁というピンチを落ち着いて無失点に切り抜けて、波に乗った。打線は2回2死三塁から振り逃げで1点を先制。中盤までは優位に試合を進めたものの、6回に1―1の同点に追いつかれた。 打線は8回に2死一、二塁の好機を迎えたが、ギアを上げた聖隷クリストファーの先発・高部の前に3番・舘が三ゴロに倒れて無得点。同点の9回には1死満塁と攻め込まれて、相手の9番・田中のスクイズを斎藤が好フィールディングで捕って三走を本塁で封殺したが、併殺を狙った一塁への送球が乱れて、二走の生還を許した。 敗戦が決まった瞬間、ナインは次々とグラウンドに崩れ落ちて悔し涙を流し、斎藤は「今まで支えてくださった3年生を甲子園まで導いてあげたかった」。健大高崎(群馬)のコーチから転身して3年目となる赤堀監督は「接戦なんで生き様が出るということを常に言ってきたんですけど、聖隷さんの方が一枚上手だった」と相手をたたえた上で、「監督の力不足で子供たちに苦しい思いをさせてしまった。本当に申し訳なかったなと思います」と言葉を続けた。
中日スポーツ