認知症の行方不明者、昨年1.7万人 GPS機器で8割超が当日発見
光墨祥吾
警察庁は25日、2025年1年間に警察に届け出があった認知症の行方不明者数は1万7345人だったと発表した。前年比776人減だが、高い水準が続いている。
またGPS機器などが活用されて行方不明者が発見されるまでの日数を調査。GPS機器などで見つかった人のうち8割超が当日中に見つかったといい、早期発見に有効なことを示す結果となった。
過去10年間の認知症の行方不明者数は1万5千~1万9千人台で推移している。25年は男性の不明者が女性の1.3倍で、年代別では70代以上が95%を占めた。25年に届けがあった不明者数のうち228人は年末時点で見つかっていなかったという。
不明者の都道府県別では、神奈川県(1898人)、大阪府(1857人)、埼玉県(1780人)の順に多かった。このほか1千人超だったのは愛知県、兵庫県、東京都だった。
25年中に生存が確認されたのは24年以前の届け出分も含め1万6156人で、そのうち7割が届け出の受理当日に見つかった。
全体の95%が当日から3日以内に生存して見つかったが、4日以降の発見では生存の割合が急激に低下した。
また、死亡が確認されたのは…