愛工大名電、コールド2年連続4強は「勝利の女神のおかげ」 2年左腕・口田愛翔の好投を3年生の姉・美羽さんがノック補助&記録員でサポート
◇23日 全国高校野球選手権愛知大会準々決勝 愛工大名電7―0豊川(岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)=7回コールドゲーム ◆愛工大名電”勝利の女神”口田美羽さん、好投の弟・愛翔とガッツポーズ 試合前ノックの補助も【写真】 愛工大名電は豊川に7回コールドで快勝し、2年連続の4強入りを決めた。27日の準決勝と28日の決勝はバンテリンドームナゴヤで行われる。 2年生らしからぬ堂々のマウンドさばきだった。愛工大名電の先発・口田愛翔投手(2年)が7イニング5安打無失点。1回は味方の失策で先頭打者を出したものの、落ち着き払っていた。6回まで毎回走者を背負ったが、内角を強気に攻め込み無失点。気迫の投球とは対照的に、ベンチへ戻ると笑顔で、2回に自己最速の144キロをマークし「バックネットに出ていて『おっ』となりました」と無邪気に笑った。
昨夏は初戦で先発し、打者としても本塁打を放つ衝撃のデビューを飾った。しかし、昨秋以降はけがに悩まされ、今春は県大会直前に左脚の肉離れで離脱。「落ち込んだけど、夏に向けて頑張ろう」と気持ちを切り替えて夏に備えてきた。 きょうだいがそろってユニホームを着る最後の夏になる。この日は選手兼マネジャーで姉の美羽さん(3年)が試合前ノックのボール出しと記録員としてベンチ入りした。「愛翔はいつも通り、淡々と投げていてすごかった」と美羽さん。弟も「一番、自分を知っている人がいてくれて安心する」と感謝した。スコアを書きながら一球ずつ声をかけた姉の姿に、倉野監督は「勝利の女神の応援のおかげかな」と目を細めた。
中日スポーツ